遺書から始めよう。

わたしの人生は、とても恵まれていて、心から幸せでした。

「しかし警部、今から死のうという人間がnoteのアカウントを開設しますかね？」という声が聞こえてきますね。
もちろん、わたしは死ぬつもりはありません。

noteを始める前に、遺書が書きたくなった。
わたしは普段日記を書いていて、それはかなり遺書に近いのですが、日記では伝わらない。
いつも周りにいてくれる人への愛が溢れて、伝えたくなった。
書いてみて気づいたのですが、とても書ききれない。わたしが感謝を伝えたい人の中でほんの一部だけ、ここに感謝を書きたいと思います。

まずは、わたしが夜のとき、朝にいるあなたへ
間違いなく、あなたはわたしの人生を変えてくれました。
あなたの素敵なところはたくさんあってもちろん書ききれないけれど、人が見ていないところで人のことを考えて行動してるところ、私がどんなひどい姿でも背中をさすってくれるところ、一人で海の向こうに行っちゃうかっこいいところ、整った顔をしているのに全力で変顔して笑わせてくれるところ、全部が好きです。
あなたになりたいと何度思ったことか。あなたといると、大雨に降られただけで大爆笑できるし、バスのシステムが意味わからなかっただけでお腹抱えて笑っちゃうし、変顔のバリエーションも増えました。

太陽みたいなあなたが大好きすぎていつもメッセージが重くなってしまうけど、それをうん、わたしも好きだよって軽くあしらってくれるところも大好きだ！１年間離れ離れになるというお別れのとき、周りに池ができるぐらい泣いたけどわたしはめちゃくちゃ幸せだった。こんなにも別れるのが辛い人に出会えたことはとっても財産。プーさんも同じこと言ってた。ハニーをハントしたいぐらいの幸せをありがとう。
あなたが帰ってきたら、ここでやりたいことがたくさんあるんだ。すっごく楽しみだよ。

それから、わたしの人生のスイッチを一つ押してくれた、親友であり相方。
あなたがきっかけで、ガイドヘルパーの資格も取ったよ。
あなたは視覚障害で目が全く見えないけれど、わたしよりずっと広い世界を見ていて、それをわたしにも見せてくれた。これからも一緒に新しい世界を見にいきたいし、肩はいつでも貸します。ずっと尊敬しています。

そして、立てば芍薬、座れば牡丹、紡ぐ言葉はシェイクスピアのあなた。
最初に会ったときは、正直仲良くなるなんて思いもしなかった。でも一番に、「G群なの！？一緒だね！！」ってその笑顔で話しかけてくれたことをとてもよく覚えてる。
あなたの言葉はいつも綺麗で、整っているけど、わたしに伝えてくれる思いは、寂しいからとか、一緒にいたいとか、単純でストレートなところが大好きなんだよ。
ただの友達じゃないからこそ、本当は言い難いことも言ってくれる。ポジティブすぎるわたしの良くないところをうまく伝えてくれるあなたの存在はいつの間にか欠かせなくなっていたんだ。
私がなるとしたらやっぱり昆布だよね、というと意味分からないと笑いながらも真剣にわかめでしょ、みたいな会話をしてくれるところも大好き。わたしは人を褒めるのが好きだけど、中でもあなたを褒めるのがなぜか特段好きなんだよね、褒めたいと思わせてくれていつもありがとう。

何があっても、わたしがそばにいるから安心してと言ってくれた心友へ。あなたは、いつも全身で愛を伝えてくれる。言葉を巧みに操るわけではないけど、身振り手振り全身、存在から、なぜか愛が一番伝わってくるんだ。あなたと映る写真はいつもくしゃくしゃの笑顔。まだまだこれからたくさん思い出をつくりたいです。

もっともっと

ディズニーに行っても熱海に行っても霞むぐらい一緒にいてお酒を飲むだけなのが楽しすぎる仲間たち🍲。これからあらゆる人生のフェーズを語り合いたい。
体調崩したというと何か持っていこうか？と言ってくれる友達。なにも準備しなくても場所があるだけでずっと永遠に語り合える友達。アンパンマン体操を全力で踊ったり、七味の仕分けに付き合ってくれる変な友達。３年ぶりに会っても昨日も会ったみたいに話せる旧友。
ふとした時に会いたくなる、推し活のお手本を見せてくれる先輩🐳、笑顔素敵すぎて部屋に飾りたいランキング1位、おしゃれなアヒージョ屋さんのカウンター席で恋バナで盛り上がって一緒に叫べる先輩🍏、居場所を超絶楽しいものにする魔法を持っていて、夜中にお好み焼き食べよって飯テロしてくれてなんでも話を聞いてくれる先輩🎭、わたしが道を踏み外しそうになっていたら引き戻します！と言ってくれた太陽の塔みたいな先輩.....

全然足りない。本当にわたしは周りの人に恵まれている。

そして家族。
この家に生まれたことは、わたしの人生の中で最初で最大の幸福。
何かあったときに帰りたいと思わせる場所を守ってくれてありがとう。実家に帰りたいと思えることは当たり前じゃない。
わたしが弱ったとき安心できる場所にしてくれてありがとう。

「二人の子供に生まれ幸せを知ったよ」


あと！なんの文脈もないLINEギフトを何も聞かずにありがとうとだけ言って受け取ってくれる弟！一生笑い合おうね！！！

最後に、自分。
わたしは、わたしのことが大好きだ。
底抜けに明るいわけではないし、課題をいつもギリギリに提出するし、服をそこらへんに脱ぎ捨てちゃうし、ダイエットしてるのに帰り道でアイス買っちゃうし、すぐ泣いちゃうし

でもね
美味しいものを食べて笑顔になるところ、可愛いお花を見つけると立ち止まるところ、会いたい人に会いたいと、好きな人に大好きと伝えるところ。どんなに辛い時でもコンビニの店員さんにありがとうと言うところ、追い詰められていても絶対に睡眠を取るところ、とびきり運がいいところ、この世が永遠でないことに気づいているところ。そして何より、自分で自分のことをしあわせにする方法を分かっていて、わたしはわたしのことが大好きだ、と自信を持って言えるところが好きだ。
わたしの自己肯定感は誰かと比べたり何か目にみえる裏付けがあるわけではない。何か成功体験があるからじゃない。わたしはわたしの存在そのものを愛していて、わたしは何も成し遂げなくても、わたしがいてくれるだけで最高。存在そのものが大好きだ。
わたしへ、いつもありがとう。今までありがとう。これからもよろしくね。

これを読んでいるあなたもそう。あなたがあなたらしくそのままでいてくれるだけで、100点満点だよ。根拠もなく自分のことが好きでいられるのは、ひとえにこれを読んでくれているあなたがいてくれるからです。
心からのありがとうを伝えたい。ずっと大好きです。あなたが泣いて明かす夜が少しでも少なくなりますように。素敵なものに出会えますように。たまたま買った好きなお菓子とかが増量してますように。

わたしに好きを言わせてくれる友達が、わたしはあの子に好きと言ってもらえたんだと自信を持てるぐらい、胸を張って生きていけたらいいな。

全力でね。

いつ終わりが来るかわからないからね。

みんながみんなの幸せで生きられますように。

終わり