【2/10】切迫早産*入院生活「24h点滴スタート」
切迫早産と診断され
健診後の計画は全て無くなる
数分前まで「チャンプル定食にするか、ソーキそば定食にするか…もずくの天ぷらも付けるか」ニヤニヤしながら考えていたとは思えない
医師から「今日生まれるかもしれないし、予定日まで保つかもしれない…それは誰にも分からない。35週過ぎれば当院にて自然分娩、37週過ぎれば当初予定の計画無痛分娩も可能である。
ただ35週までに状況が変われば転院することになると思っておいてほしい」
という言葉に…血の気は引き、呼吸が浅くなった。
上階のナースステーションでネームタグを手首に付け、部屋で病衣に着替え、トイレに行くように言われる。部屋の中で準備が終わると
看護師さんが点滴と共にやって来る…
「この点滴は出産するか、退院するか、先生の判断で外す指示が出るか…それまで原則24時間付けているものなの」と説明される
リトドリンというお腹の張り止めの
点滴がスタート
ベッドに横たわり…
夫に電話
声を聞いた瞬間に涙が出る
夫は不規則勤務で夜勤があるため、上の子のお世話を次の日からどうするか話し合う。
今日の夕方までに入院グッズのキャリーケースとママバッグ持ってきてもらう。
※このような展開になるとは予想していなかったが、1週間前に出産時の荷物を全てまとめていた。
美容室、マタニティフォトのスタジオ、妊婦歯科健診の歯医者にキャンセルの電話をかける。
実家や義実家に上の子のお世話をお願いするため、今後の予定やどうした方が上の子の環境が最善か実母、義母に電話する。
実母も義母も
「上の子のお世話は大丈夫!赤ちゃんのためには寝たきりでいることが大事なんだから…余計なこと考えたりやらないで寝ていれば、元気な赤ちゃんが産まれるから大丈夫よ」と同じことを言ってくれた。
母親たち強すぎるな!
何で私…こんな弱いんだろとまた涙がでる。
状況が不確かすぎて「今日生まれるのか…予定日(約2か月後)までもつのか…」
考えれば考えるほど…
悪い方に考えてしまって
気が滅入る
夕方、夫が荷物を持ってやってくる
あまりに突然のことで困惑していたが、
上の子のお世話を誰がするかのシフトを急いで作る
夫を見送り、部屋に残された途端
一気に…色々な感情が押し寄せてくる
なんで?
どうして?
何が悪かった?
もし今日生まれてしまったら…
思考が負のループにハマり
夜なかなか寝付けない
やらなければいいのに
「赤ちゃん在胎数と発育」「早産」などと
たくさん調べては気持ちが萎れていった
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