生成AIイラストの価格について
その絵が生成された希少価値。
これが、全体の価格の70%を占めます。
値段の高いものは、この希少価値が根本にあるためなのです。
それから、こちらが編集に使用した顔などの希少価値もあり、編集と原画がうまくかみ合って絵の完成度の相乗効果をあげられれば、そのもともとの 希少価値と相まって、さらに価格は上がります。
需要と供給の問題もありますが、需要は今現在はほぼ0なので、ないとしても供給の問題もあります。生成AI側から、あまり良い絵が供給されなくなれば、自然と価格は全体で一割から三割は上昇します。
それは絵の素材のストック、希少価値の高い良い絵が在庫にあるか、ないかでも左右されるでしょう。
それから新作か旧作かでも絵の価格は変わります。
旧作はやはり、価格が降下傾向にあり、新作もいずれは価格が下がります。
苦労とか労力は、実際はあまり価格に関係がありません。
苦労して創った作品でも、時間が経ってから気に入らない作品は、削除されます。
なので価格の70%は、その元絵の希少価値が関係しており、編集した場合は、編集したことによって相乗効果があげられるか、どうかや、編集に使用した画の希少価値とも関係してきます。
希少価値+希少価値=高額なのですが、編集作業でそれを生かせれば、またさらに価格は上がります。
結局、これらの価格は、素材の価値としての価格が大きく影響してきてしまうのです。なので、価格の高いものは、それが素晴らしい絵でもあるのですが、それよりも、なかなか生成されないような珍しさを含んでいると解釈してもらって結構です。
今現在の生成AIが本気で、良い絵を生成した場合は、かなりすごいものが出来上がることは、もうすでにわかっているのですが、まさかそれを無料では生成されるわけにはいかないのでしょう。その技術の一端は見せるとしても、それが全体に行き届いたような作品は、絶対に生成されることはないのです。どこかに修正が困難なような仕掛けというか、プログラムが組み込まれていて、素晴らしい絵は部分的にしか、見せないようになっています。
指、目、目元、片目が潰れていたり、肌の炎症、鼻の穴、鼻の下から唇、それらがことごとく変であり、親指だけが壊死しているようなイラストも多いです。なので、編集して顔を変えて、(美人でない場合も多いため)指などは修正したりします。あえて、修正しない場合もあります。ただ単に気がつかないことも多いです。
原画をそのまま出すのは、最初の頃はそうでしたが、今では一割か二割であり、最近ではかならず手を加えています。
なので、絵の価格は、希少価値だということを含めて、見てもらえれば、わかりやすいでしょう。
絵が良いのに価格が低い場合は、原画にそれほど希少性がなく、編集作業で効果を上げた場合です。
なので価格が高いイラストは、その原画の希少価値に由来することがほとんどです。こちらの労力や、手間は、関係ないのが事実ですが、手を加えたことによって作品が良くなれば、それでも価格は上がります。しかしそれは若干であり、良い絵は価格が下がりにくくなることも多いです。
ただ単に気に入るか、いらないか。
そのような編集作業者の独断と偏見も、大いにあるでしょう。
それでは、本日はこれで失礼いたします。
ありがとうございました。生きている間は、書くことはやめないつもりです。