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臨時夜行列車で行く犬吠埼初日の出の旅
2024年1月1日、関東最東端は銚子に向かって、3本の夜行列車が年越を駆け抜けました。
その様子をお伝えします。
終夜運転中の東京へ潜入
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東武線沿線に住んでいる私は、今回乗車する特急「犬吠初日の出5号」に乗るべく、年越不夜城となっている新宿へと向かいます。
普段だったら既に終電が過ぎ、列車は明日の朝までないという状況。帰路を失った酔っ払いのダークタイムです。
けれども、年末の大晦日から元日にかけての一晩だけ、「終夜運転」を行なっています。
日中ほど本数は多くありませんが、初詣や初日の出輸送のために運行されるものなので、走っているだけとても便利です。
今回は、常磐線•山手線を経由して新宿に行きました。常磐線は比較的空いていましたが、山手線は本当に外国人が多かった印象です。
コロナによる移動制限が解除されて初めての年末年始ですから、むしろコロナ前の活気が取り戻された実感が湧いてきました。
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新宿に到着しました。
まだ列車が来るまで1時間以上ありますので、駅周辺を散策しようと思います。
歌舞伎町方面の賑わいを見てみたかったのでが、流石に中2一人で行く訳にはいかぬと、今回は足を運ばないことにします。
その代わり、西口の都庁方面を見に行きましょう。こちら側は連絡通路にホームレスの方々が点在しておられる位で、特に危ないと言う感じはしませんでした。
この時間だと都庁もライトアップは終了です。
夜行列車の到着
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この日に運行された房総方面の臨時列車は4つありました。
①犬吠初日の出1号 高尾〜銚子
②犬吠初日の出3号 大宮〜銚子
③犬吠初日の出5号 新宿〜銚子
④外房初日の出号 新宿〜千倉
今回は③に乗ります。
ですが、他の列車も写真に収めておきたいと思い、早めにホームに降りてきました。
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まず入線してきたのは、新宿発千倉行き特急「外房初日の出」。普段も房総特急で使用されているE257系が運用に就きました。
約30分前にホームに到着してもすぐにドアは開かず、車内に入れるようになったのは出発5分前でした。
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続いてやってきたのは、高尾発銚子行き特急「犬吠初日の出1号」。これまた同じく、E257系で運行されました。ちなみに、当日運行された全ての列車が軒並み満席でした(直前キャンセルはあったかも)。
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次は、大宮発銚子行き特急「犬吠初日の出3号」。なんと、定期運用から撤退して約3年も経った国鉄型185系です。それに今回は夜行運用。ツアー以外の一般発売では「ムーンライトながら」以来ではないでしょうか。
ホームに立っていた位置が悪く、顔は写真に収められませんでした(ビデオカメラにはある)。
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最後に到着したのは、新宿発銚子行き特急「犬吠初日の出5号」。使用車両は、2024年3月のダイヤ改正で定期運用を撤退する255系です。この車両も、夜行運用に就くのはこれが最後だと思います。
今回はこれに乗り、初日の出を拝みに行きます。それでは、さっそく乗車してみましょう。
「犬吠初日の出5号」に乗車
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車内はこんな感じです。平成初期感があって、個人的にはとても好きな車両。リクライニングは東海道新幹線よりは少し浅い気がしますが、仮眠程度には十分です。
また、銚子電鉄の一日乗車券を青いハッピを着た方が車内で売ってくれました。ここで購入しておけば銚子についてからの手間が省けます。
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今回使った特急券です。左上に「e5489」と書いてありますが、これは2週間前に駅で予約しようとしたら既に満席だったので、ネット予約でキャンセル出現を狙っていました。
普通に10時打ちできるのであれば、そこまで満席の心配は要りません。
首都圏にお住まいの方は「えきねっと」の方がきっぷの受け取りなど色々便利だと思いますが、クレジットカードを登録しなければならないので、私は使えませんでした。
銚子に到着、犬吠埼へ
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錦糸町を出た位からぐっすり寝ていました。気づいたら銚子の一駅手前•松岸。急いで準備をし、午前5:17、銚子駅に降り立ちます。
ここから銚子電鉄に乗換え、目指すは犬吠駅。しかし、ここで一つ問題が発生。犬吠初日の出号から乗り継ぐ人が銚子電鉄に乗り切れないのです。なので、本来接続する列車が超満員なので、その次まで20分待ちます。皆さんがもし来年行く際は、進行方向前側の車両を予約することで、乗換えがスムーズにできると思います。
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極寒の中棒立ち続けて約20分、やっと2本目の列車がきました。運良く立っていた目の前にドアが来たので、無事着席することができました。ただ、乗車率に変わりはありません。
立つ覚悟を持って乗りましょう。
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少しづつ明るくなってきました。
犬吠埼への玄関•犬吠駅に到着。ここから約5分歩き、灯台の方向へ向かいます。群れの中に流されていればいいので、地図要らずで辿り着けます。学校の教員は"周りに流されるな"とか言ってますが、時には流されてみても人生豊かになることでしょう。
🌅御来光🌅
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今年の初日の出の時間は、6:46でしたが、6:30頃には前兆が出てきました。
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遂に見えました。
銚子から見える初日の出は、「(富士山を除く)日本一早い初日の出」として知られています。詳しい理由は知らないですが、地球の地軸的にそうなるらしいです。
雲がところどころかかっていますが、それまたいい味かもしれません。
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無事日が昇ったので、もう少し進んで犬吠埼灯台までやってきました。この時間は入れませんでしたが周りに飲食店や土産屋などがあるので来る価値はあると思います。
また、上の写真の右側をご覧下さい。ちょっとカメラを向けてみましょう。
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僕が撮っていたところは比較的空いていましたが、初日の出のタイミングはもっと混み合っていたらしいです。
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太陽の光が人々を反射する姿が美しい。
銚子観光
(地球の丸く見える丘展望館)
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せっかく銚子電鉄の一日乗車券があるので、
少し銚子市内を観光してみましょう。
といっても、電車には乗りません。
犬吠駅に戻った途端、この有様。「もうこんな行列に並ぶのはしんどい」と思っていたら、突如いい考えが降りてきました。実は、犬吠駅から行ける観光地は、犬吠埼灯台以外にもう一つあるのです。
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それがここ。「地球の丸く見える丘展望館」です。犬吠駅から犬吠埼に行った時の反対側に進み、少し急な坂がありながらも進んでいくと、辿り着けます。途中に神社らしきものがあったので、帰りに寄ってみましょう。
では、数ある観光地の中からなぜここを選んだのでしょうか。
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その理由は、銚子電鉄の弧廻手形(=一日乗車券)にあります。孤廻手形には、銚子電鉄が1日乗り放題になるだけでなく、観光地の割引や引換券もセットになっています。
その中に地球の丸く見える丘展望館があったので、訪れることにしました。
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上がってみるとこの絶景。画像ではわかりくいかもしれませんが、結構な曲線になってます。この感覚をみなさんにお伝えできればいいのですが、気になる方は是非訪ねてみてください。
元日は早朝から臨時営業もやっていますので、今回僕は海岸で初日の出を見ましたが、ここから見るのもいいと思います。
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それぞれの方向に看板で案内があるので、どこを見ればいいのかがとてもわかりやすなっています。太陽の反射で海が朝焼けのようになっていて、これまた美しい。
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係員さん曰く、普段は見えないらしい富士山が、珍しく綺麗に見えていました。
なぜ今日だけ見えるのでしょうか。
実はこの日、ものすごく強風でした。銚子から富士山方面を向くと、京浜工業地帯に視線がブチ当たります。京浜工業地帯は、皆さんご存知の通り、日本有数の巨大工業地帯なので、日頃たくさんの煙を排出しています。しかし、この強風によって、多量の煙が飛ばされ、邪魔がなくなったのでその奥にある富士山が見えるという構造になっています。
それにしても、富士山をかき消すほどの煙の量がある京浜工業地帯の威力とはなんと恐ろしいものなのでしょう。
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犬吠駅へ帰る途中で、満願寺というお寺があったので、ここで初詣。結構賑わっていました。
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銚子周辺では醤油の生産が有名ですが、意外と畑も盛んで、春キャベツの生産量は日本一らしいです。
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ここでも孤廻手形パワーを発揮し、売店で1,000円以上買うと100円引きになる効果を使いました。購入したのは主にぬれ煎餅。僕はとても好きで良く食べてます。
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あれから2時間も経ったのに、まだ人が絶えません。さっきよりマシにはなったかも。これからは電車に乗ります。
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車窓からは満願寺が見えます。
体感距離よりも見た感じは結構近そうでした。上り坂が多いから?
銚子観光
(圓福寺・飯沼観音)
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犬吠駅から乗車した列車、次に下車したのは、観音駅というところです。
駅名から読み取れる通り、この駅の近くに飯沼観音というものがあります。孤廻パワーで何か交換できるみたいなので、行ってみたいと思います。
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飯沼観音のある圓福寺には、銚港神社というものも併設されていますので、行った際にはそちらもお参りすることをお勧めします。
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これが圓福寺。建物の中に入って、御守りらしきものを孤廻手形で交換してもらいました。
財布に入れておくとお金が増えるらしいです
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もちろん鎌倉や奈良のほど大きくないですが、大御所的な歴史の雰囲気は凄いです。
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ここから銚子駅に戻り、JRに乗り継ぎます。
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犬吠埼のヘッドマークが本日限定で付けられています。
銚子電鉄は赤字として有名ですが、お金がないため、古い車両や他の会社から譲渡されたものだけでダイヤを組んでいます。そうすると、昔の車両が好きな鉄道ファンが続々と集まってきて、ここ二年間は黒字になっています。
ただ実際は、ネットによるグッズ販売が収益の大半を占めているらしいです。
逆に言うと、わざわざ出向かなくても、手軽に遠隔で銚子電鉄を応援できると言うことなので、是非ぬれ煎餅やまずい棒などをたくさん買い、黒字化拡大に貢献しましょう!
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東急のアオガエルに似ていますが、京王電鉄からの譲渡らしいです。
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今日乗ってきた255系が、今度は銚子発東京行き特急「しおさい」となり停車していました。
スカートの部分とかだいぶ汚れてますね。
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一度改札を出てみました。銚子電鉄には改札が見当たりません。「わざわざJRの入場券を買わないといけないのか」と構造に恨みを持つ心配はなく、一番右の改札の上のところに「銚子電気鉄道」と書いてあります。
ここからはJRに乗って帰京、、、と言いたいところですが、時刻はまだ朝の10時。この時間に帰るのは少しもったいないと思いました。そこで考えたのは「成田山新勝寺へ初詣」。元日に千葉県にいたら選択肢はこれしかないでしょう。
成田山新勝寺へ初詣
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ここから乗り込むのは、成田線209系。僕より少し上の年代の方、この顔つき、見覚えあるのではないでしょうか。もともとこの車両は、首都圏を南北に貫く京浜東北線で使用されていました。しかし、E233系の台頭、車両の老朽化により、千葉県に飛ばされました。
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90年台の車両とはいえ、振動もあまりなく、結構快適でした。このまま成田駅へ行きます。
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正午前、成田駅に到着。駅構内は特別混雑している様子はあまりないですが、表参道に行けば凄まじい光景を目の当たりにするでしょう。
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改札を出て後ろを振り向きますと、日本有数の初詣の玄関に相応しい立派な駅舎があります。
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予想は当たりましたが、さすがにここまでは考えていませんでした。自分で勝手に進むことはできず、整列に従って進むことになります。
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ここで一つ面白いものを発見しました。よくみると「国鉄」の表記があります。なかなか進まない列に並んだからこそ、目に留めることができました。普段だったら通り過ぎてしまったと思います。
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並び始めてから約1時間が経過しました。やっとの思いで門の前に到着。これから境内に入っていきます。
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成田山新勝寺で初詣4回目。
これで1時間で来れたならまだマシな方だと思えてきました。皆さん、一度画像を拡大して人数を数えてみてください。僕は時間窃盗罪として訴えられることでしょう。
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大本堂の中は撮影禁止だったので、帰りのシーンになります。
参道が混雑しているのは駅から新勝寺に向かう方だけで、駅へ向かう方はあまり混んでいませんでした。おかげで先ほどよりも20分近く早く進めたと思います。
因みに、ここら辺の名物•鰻屋ですが、酷いところは150分待ちまでに膨れ上がってました。
成田エクスプレスに乗車
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駅に戻ってみるとこんなポスターが。なんと、成田エクスプレスに乗るだけで、昔風の特急券がもらえるとか。さらに、入場券を購入すると、昔風の入場券も頂けちゃうらしいです。
1月1日は、初詣客需要を拾うため、成田駅の臨時停車便があります。
光の速さで購入し、改札の駅員さんに言ったら無事ゲットしました。
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というわけで、次に乗り込みますのは15:31発新宿行き特急「成田エクスプレス32号」。
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早速乗車。帰宅するには東京駅が一番便利なのですが、今回は渋谷まで買いました。それにはある理由が。後でわかります。
そして、超ガラガラでした。
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足元が超絶広い。
空港特急だと、外国人でガタイの大きい人や、足が長い人でも快適に乗り込めるようにって 広く設計しているような感じがします。荷物が大きいからと言う意見もありますが、個人的には前者の考えでいます。荷物は網棚やデッキに専用スペースもありますからね。
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(僕の方がもっと若者ですが)。
着きました。原宿。これから明治神宮へ行こうと思います。
流石に自分でも初詣しすぎだと思いましたが、せっかく成田エクスプレスで近くまで行けるので、行ってみることにしました。
明治神宮へ
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多分成田より混んでます。時刻は17時で、日付が変わった瞬間から動き続けているので、ここからまた並ぶのはきつい。ですが、行けるところまで入ってみたいと思います。
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ここまでが限界でした。でも意外と、混んでいるのをみて絶望した人たちが、離脱引き返していくのを何人も見ました。
また機会があれば来ようと思います。
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0時から18時まで、とても充実した1日でした。もう帰ろうと思います。
最後に
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僕が成田エクスプレスに乗っていた頃、地下区間だったので全く気づきませんでした。
被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、復興に尽力されている皆様には安全に留意され、ご活躍されることをお祈りいたします。
2024年3月には、北陸新幹線が敦賀まで開業するので、その機会に北陸へ行き、たくさんお金を落として、復興に協力しましょう!
6600文字近くもダラダラと文章を書き続けてしまいましたが、飽きずにお読み頂けましたでしょうか。来年も同じような列車やイベントがあると思うので、今回の僕の旅行記はご参考程度に、有意義な旅をお楽しみください。
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