ドラクエは昔の作品をやりたくなるがFFはならない
ATBが嫌いなだけなんですけどね。
これは、ATBが如何に僕にとってクソシステムなのかを言うだけの記事です。
FFは「1〜3」「4〜9」「10以降」で(本当に大雑把に)分ける事が出来ると思っていて、個人的に(巷では黄金期だと言われている)「4〜9」が好きでは無い。
なんなら4と6はやったことすらない。
5は何回やっても飛空挺を手に入れるとやめるし、7はディスク1終わったタイミングでだるくてやめたし、8はなんとかラスダンまでいったけど、9はディスク3入ってすぐやめてしまった。
なにが面白く無いって、ATBのシステムそのものが面白く無いし、長い演出も嫌だ。
そもそも時間経過でコマンド入力の権利を得るシステムに対して激長演出はどう考えても食い合わせが悪い。その演出やってる間にプレイヤーの行動2巡出来るだろオイとなってしまう。
しかもその激長演出中は基本的にはプレイヤーが介入不可となっている。召喚獣演出で少しプレイヤーが操作できる8はまだかなりマシです。
それに敵側のATBゲージが見えないのも不公平感がある。その演出の間、こちらのゲージは溜まっているのに攻撃できない「待ち」が発生しているのに、敵側はもしかしたら内部のATBゲージが進んでるかもしれないという疑惑を拭い去る事が出来ないからだ。
というか「たたかう」の早押しが正解になるゲームなんて面白くないし、ファイアを撃とうがファイガを撃とうが待つ時間が同じというのは感覚的にしっくり来ない。その点FF13のADBは非常に良かった。
FFファンを自称する30代以上の人は、大抵9までのイメージを引きずって10以降(特に12以降)を扱き下ろす印象がある。
戦闘はコマンド式のATBで、各キャラの育成の幅が広く、ゲーム映像の最先端をいくのがFFシリーズ。
こんな感じですが、まぁ最近のFFで当てはまるのはグラフィックくらいです。FF15からはアクションゲーム的バトルシステムに舵を切っているので、ナンバリング作品で純粋なATBは今後そう簡単には出てこなさそう。
9が至高とか言ってるやつらはリマスターやってろ。
クロノトリガーのATBの方が遥かに面白いだろうが。なんでATBの正解の一つ「連携技」をFF7以降使わないんだ。
それに比べてドラクエですが。
1の頃から大きな変化のないコマンド式戦闘で、敵味方共に1ターンに動ける回数は原則1回で公平性が保たれている。2回行動出来るボスの特別感も増します。
それだけで戦闘がストレスフリーです。
そして1から大きく変化しないというのは、一作品でもプレイすれば他の作品も問題なくプレイ出来ると言うことでもあります。
家庭用ゲーム機発売以降大きくシステムの変わらない偉大なるマンネリの一つと思われるドラクエの戦闘システムですが、昨今のRPG事情を鑑みるとアクション戦闘への移行が多く、今となってはむしろドラクエブランドを確立する要素の一つとして機能しています。
また、転職システムが無い8や11は戦闘バランスも良好です。転職があるナンバリングはホント味方が強くなる傾向にあるので、HD-2D版3なんかは雑魚敵でも2回行動してくる輩がいる調整になりました。正直この調整は好きでは無い。ザラキ連打絶対許さんぞ……。雑魚は1ターンに1回行動にしとけ。上位の雑魚は攻撃力かHPが高いだけの調整で良いんだよ、やり直せ。
そしてなにより勘違いされがちですが、戦闘難易度は基本的にドラクエの方が高いです。
また、レベルが1上がることへの重要度も同様の為、ポンポンレベルが上がっていたFF9なんかは1レベルの価値が低過ぎてレベルアップの喜びがなさ過ぎた。APやJP稼ぐついでにレベルが上がる、みたいな感じ。
そんな訳で、よく言われる「昔のFFがよかった」という言説アンチである僕の意見です。
ちなみに一番好きなFFは15です。
珍しいと言われますが、FFナンバリングを色々やっての結論です。狭量な「昔のFF信者」には背教者のように映るんでしょうね、面白さの感度が低い人間のように言われがちです。お前らとは好みが違うだけだ、覚えておけ。