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相手の事実と思いを「とことん」聞きまくる ~他者理解に必要なこと~


100%あなたを肯定
自分史上最高の未来に導く水先案内人
中村浩一郎です

「どうしてそんなに私に刺さるアイディアを提案できるんですか?」

「私のことを短時間でとても理解してくれて嬉しかった」

「自分のモヤモヤが整理できました」

ありがたいことにクライアントの方からこんな言葉をいただくことが多いです。

それができる理由は、クライアントのキャリアに関する事実と思いをとことん聞いているからです。

例えば、今の仕事について聞いてみるとします。

基本的に5W1Hを使えば、ほとんどのことは理解できます。


・どこの会社にいるのか


・どんな仕事をしているのか


・いつからしているのか


・何人でしているのか


・具体的にどんな毎日なのか


これらは事実としての情報です。


それに加えて


・なんでその仕事をすることになったんですか?


・その仕事についてどう思ってますか?


・今の仕事を続けていきたいんですか?


・変わりたいとしたら、それはどうしてですか?


このような思いに関する質問は、事実以上に重要です。


なぜなら、思いは1人ずつ必ず違うからです。

理由は必ず聞かなければわかりません。


・ずっとやりたいと言い続けて叶えた

・上司に頼まれたからやっている


・会社の命令で強制的にやっている


・家庭を重視したい時期だから本当は辞めたいけど慣れているからやっている


「素晴らしい仕事をされてますね!」

褒め言葉のつもりだとしても、相手が同じように思っていなければ、相手は心を閉ざしてしまいます。

「事実」と「思い」、そしてそれらをつなぐストーリー。


これらをとことん理解できるまで聞くことができれば、あなたは相手の悩みに寄り添い、考え提案することができます。


これは、キャリア相談だけに限ったことではありません。


自分の大切な人に対して話を聞くときの参考にもしてください。

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