
私が1人旅をする理由
東南アジアの1人旅から帰って2週間が経ちました。
「何で東南アジアに1人で行ったのかを聞いてみたい」
と言ってくれる人がいて、みんなの前で1時間半ほど話をする機会をいただきました。
質問に回答することで、1人旅が自分にとってなぜ必要なのかを整理することができました。
そこで自分が一人旅をする理由について書いてみます。
1人旅をする理由はこの2つです。
1.見たことないものを自分の目で見てみたいという外向けの理由
2.自分と対話する時間を作って、自分を整えたいという内向けの理由
1.見たことないものを自分の目で見てみたいという外向けの理由
見たことがないものを、自分の目で見てみたい。
これは、子供の頃から認識している自然な欲求です。
小学校低学年の頃、結婚式やお葬式など特別な場所に行くと、まず隣の部屋が気になり、1人で覗きに行ってました。
さらに隣の部屋が見たい、
向かい側で行われていることが見たい
あの人たちは今何をしてるのか知りたい
建物の全体像を確認したい
途中から常に1人で勝手に行動していた記憶があります。迷子になったと思われ、親がよく探し回っていました。
私の中で人生において
・何でも一度はやってみたい
・行ったことがない場所を自分の目で見て、感じてみたい
という気持ちがあります。
好奇心を満たしたい!
家族や友達と一緒の旅行、パッケージツアーでは自分の思い通りに行動ができません。
自分のペースで自分が見てみたいものを見に行きたいのです。
自分が知らないものを体験することで、自分の視野が広がり、経験や知識も増えます。
2.自分と対話する時間を作って、自分を整えたいという内向けの理由
もう1つは、日常の雑音から離れたいということです。
家族、友達、お客さん、毎日生きていればいろんな人とやりとりをします。
もちろん、自分の思い通りには生きることができません。
相手のことを考えたり、気を使ったり。自分と相手との関係を無限に繰り返していく中で、自然と自分の軸がぶれていきます。
人に影響を受けやすい、感じやすいため、自分本来の気持ちがぼやけてきます。
だから、外との関係を遮断して、自分とだけ対話したい。
日本語が聞こえない、知り合いがいない海外は自分と向き合うのに最適です。
何もせずにボーっとする時間はもちろんですが、全てを自分の選択で決めていくという過程において、臆病さや不安感、寂しさ、そうした自分の感情にも向き合いやすくなります。
定期的に自分を整える、これは自然と身に着けた自分らしく生きるために必要な事です。
「好奇心」
「自由」
私が大事にしている価値観の2つを満たせるのが1人旅だなと改めて思いました。
1人旅は必ずしも海外である必要はありません。
自分が行ってみたい場所に1人で行って、見たいものを見て、自分と向き合う。
旅が好きということだけでなく、自分らしさに向き合うこともできる。
1人旅は、是非皆さんにもやってほしいことです。