ラストアイドル新章を肯定から考えて
2022年3月9日だったらしい、ラストアイドル活動終了が発表されたのは。でも2021年の年末から??という感触はあったので個人的にはそうかという印象だった(具体的にはゲームアプリのコラボとか毎年あったのにその流れもなかった)。
で、2023年3月7日にラストアイドル新章としてオーディションの募集が始まった。さすがに我が目を疑う。名前、マークを使ってるのでオフィシャルなものなんだろう。しかし徐々に元メンバーから苦情にも似たというか苦情でしかないツイートが出始める。なんだこれは?
で、ニュースを読んでみて肯定できるかを先に考える。まずラストアイドルといえばオーディションバトル。これはやらないで普通にオーディションして7名を選ぶそうな。これは問題ない。もうそこは踏襲する必要がない。その他は普通なことが並ぶ。
ということは否定する材料は何だろう?
まずラストアイドルである理由。活動終了した名前を使うのはよくある。しかしそれはある程度知名度がある(売れた)ところの話。ラストアイドルにそこまでを思う人がいたのかと感慨深い。第一活動終了した理由は(想像にはなるが)お金がない、これ以上やってもお金が生まれないからだ。それでも他から見ればかなり青い隣の芝生だったのだろう。何歩か譲って青い芝生と思えるのは残った楽曲と衣装だろう(ただし衣装は製作したところから借りている契約みたいなのでそう簡単な話なのか?とは思う)。権利関係・契約関係をクリアすれば使えるのだろう、なので誰も怒れない。しかし現実はこのニュースが出てわかる通り活動終了したことさえ知らない人も多い。それを見るととても名前だけ復活しても喜ばれるとは思えないしお金の匂いがしない。全然青い芝生の気配がない。
では否定の大半は何だ?ずばり感情論と現実性だろう。活動終了=運営が止めたのだ。予期していたとはいえメンバーにそんな気はなかった。そこにきて新しいオーディションを知らないとあればそれは怒るのは当然だろう。不完全燃焼だから続けたいと言ったメンバーがいるとニュースにはあるがそれも頷ける話なのでファンとしては怒りはしないが、ここからが重要で、名前だけ使ってももうラストアイドルではない。元のメンバー達の努力と涙で守ってきたのがラストアイドルであって新しいそこにあるものは??なのだ。形骸化されたものに何もないのだ。青い芝生以上に見えてない部分はそこでそれが今回の残念なところだ。タイでパッケージ化されて活動しているのとは事情が違うのだ。もっともファン、オタク、呼び方は何でもいいがATMと揶揄されていたがそこにまで行きつけないほど売上に貢献できなかった我々は今回のように甘く見られても仕方ないのだ。怒り、悲しみ、悔しがるのはメンバーだけなのだ。結局はそこが申し訳ない。