立憲ファシス党 前編
立憲民主党を”脱糞民主党”と揶揄した一般人が刑事告訴され、結局不起訴となった。
事の顛末は愛知県内の焼き肉店の個室で立憲民主議員が会食を行った後、片づけに個室に入った店員が人糞を発見。これを週刊文春が報道したのを受け、パンパカ工務店なるXのアカウントが“脱糞民主党”というロゴを作った。これに対し、立憲民主党が刑事告訴したというもの。
表現そのものは下品で好ましくないものだが、公党と言う権力に対するものであり、立民の行為は憲法21条、表現の自由に反するものと思われる。しかし、立民は厳罰を望み、金銭の示談は拒否。検察からは有罪であることを認めれば略称起訴ですますと言われる。裁判もなく平穏に終わるとのことだった。詳細はパンパカ工務店さん本人のNoteを参照。
これに対し、パンパカ工務店さんと弁護士は憲法議論により最高裁まで戦うことも視野にいれ徹底抗戦。検察は結局不起訴で終わり、完全無罪が確定する。考えてみれば表現の自由は憲法で保障された重いもので、軽々しく刑罰に問えるものではなく、裁判で検察が苦戦することも予想される。だからこそ、検察はパンパカ工務店さんに対し裁判にならないように圧力をかけたのかもしれない。
もし、パンパカ工務店さんが略式起訴で穏便に済ませる道を選んでいたら、公党による言論弾圧がまかり通るという前例がこの民主国家、日本国でできてしまうところだった。
民主主義の死、日本国憲法の死を、ひとりの一般人が防いだ。
本来はこの件を報道した週刊文春を訴えてもよさそうなものだが、立憲民主は弱い一般人を狙った。もし一歩間違ったら、この政党が今後あらゆる言論や表現が封殺できるようになっていたかもしれない。
恐怖の立憲民主党。もはやファシストに近い、と言ってもよいのではないだろうか。次回後編で検証を進めます。