![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145361244/rectangle_large_type_2_35c5c7d220fbc84293dcdf390b7c8ec3.jpeg?width=1200)
東京都知事選大胆想像
七夕投開票の東京都知事選。ここで独断と偏見と単なる私の感想、想像で得票数を予測しました。はい、情勢調査をしたわけでなく、いわゆるワシの勘、です。
まず前回2020年都知事選の結果を参考までに。
小池百合子 366万 保守・中道・リベラル・無党派
宇都宮健児 84万 リベラル・左翼・一部無党派
山本太郎 65万 リベラル・左翼・一部無党派・改革
小野泰輔 61万 保守・中道・リベラル・無党派・改革
桜井誠 18万 保守・右翼・改革
立花孝志 4万 保守・中道・右翼・改革・一部無党派
過去の実績から、総計500~600万の票が総得票数で、当選には最低でも200万台の得票が必要。前回の各支持層が今回どのように流れるか、を推測して予測、じゃなかった想像して得票数を割り出してみる。
★ 小池百合子
ダントツの知名度。問題になっている学歴詐称はカイロ大・エジプト政府の公式発表で今騒いでいるのは単なる活動家。それ以外の特段の失政なし。ネットで騒がれている都庁プロジェクションマッピング、女性支援団体への税金支出問題も差は活動家限定で有権者には刺さっていない。あと問題になりそうなのはコロナ対策、神宮外苑。コロナについては、飲食店営業停止を強行したことがマイナス点だが、一方でそうした強硬策支持もあり。神宮外苑については私有地であり、緑化計画にも問題はないので、やはり蓮舫支持者や左翼、右翼層が強く批判しているのみ。多選批判も少なく、前回の得票をもし減らすにしても僅かでしょう。
★ 謝蓮舫
小池氏同様ダントツの知名度だが、仕分け人=事業削減と批判ば、追求ばかりのイメージが染み付いている。政策に具体性がないのもそれを裏付けるような形になってしまっている。無党派との触れ込みながら共産党色が強く出すぎているところがマイナス材料になる可能性あり。また、しきりに焦点にあげる神宮外苑問題については、有権者に刺さるかどうか疑問。多様性やLGBTなど一部有権者には受ける政策を並べているので、意識高い系?無党派層も多少は取り込むだろう。なべてふわふわした、なんとなく優しい、イメージのある公約で、もいまいち掴みどころがなさそう。自治体首長としてのイメージがないなかで挑戦者である割にはパンチ力のある政策がなく、攻撃より守りの姿勢を感じる。他にも戦略に疑問を呈されていたりする。弱気の発言も飛び出したり勝つ気あるのかな?下手すりゃ二位でなく三位もある。
★ 石丸伸二
挑戦者、改革者として強烈なイメージが有り、現職に不満のある層だけでなく、ひとつやらせてみよう、と思う無党派層を取り込む可能性大。ネットメディアが一般に広がっている中で有力ネット番組への出演、地上波TVや新聞が取り上げ知名度急上昇中。安芸高田市長時代に過激フェミニストの上野千鶴子氏を講師に招いたりしており左派色が見られる。ネットの右翼層、保守層の取り込みは難しいだろう。ドトール会長からの支援を受けていることが発覚し、パトロンがいることが明るみになった。他にも裁判をかかえ下級審で負けていること、陣営が情報拡散のためネット運動員を雇用していたことが流布されている。前回知事選の山本太郎への投票層、反小池層をかなり取り込むものと見られるが、改革者としてのイメージを壊しかねないこうしたネガティブ情報がもし拡散すれば失速する可能性がある。
結局、前回都知事選の宇都宮(共産)、山本(れいわ新選組)、小野(維新)の200万強の票を蓮舫、石丸で取り合うという構図になっているのではないかな。
★ 田母神俊雄
知名度はそれなりにあり、2014年は60万票獲得。ただし、この時は他に保守系、右翼系候補者がおらず、保守、右派で得票の分散はなかった。今回、日本保守党など右翼陣営が小池百合子に好意的な姿勢を見せていることで支持は伸び悩んでいる。更に右翼の桜井誠氏、反共産の暇空茜氏が出馬しているので票が削られるだろう。有権者のなかでマイノリティでしかない右翼層は取り込めるが、無党派層、保守層にはあまり響いていない模様。反ワクチン、ウクライナ支援に否定的な主張することも有権者を多くの遠ざける要因になっている。明らかな限界右翼。また、14年度都知事選での公職選挙法での逮捕もマイナス要因となり、かなり苦戦。
★ ひまそらあかね・内海聡・桜井誠
まず、ひまそらあかね(暇空茜)。日本共産党と接点のある女性支援団体への税金支出問題の取り組みをきっかけに知られるようになり、“公金チューチュー”という言葉をネットに定着させた。反共産の中道保守、右派層が支持する候補者だろう。ネットで知名度はあるのだが、税金支出問題に興味のない無党派層に暇空氏の取り組みがどこまで伝っているか・・・ “公金チューチュー”という言葉も、一般には馴染みが薄い。
内海聡氏も同様にネットでの支持はあるのだが、一般に知名度は低い。反ワクチン界隈の人。過激な発言で物議を醸し出し、熱狂的な支持者を集めている。
桜井誠はかつてネットを熱狂させた人。前回は5位、20万票近く得票したが、今回は田母神氏、暇空氏と票を削り合う。ネットでの露出度も今は寂しいことに。
以上の3人はいずれも、知ってる人は知っている、知らない人は知らない。ネットにありがちな立ち位置の候補者。
さて、ここで大胆“想像”得票数です!
小池百合子 300万 (保守・中道・リベラル・無党派)
蓮舫 100万 (リベラル・左翼・無党派 )
石丸伸二 100万 (中道・リベラル・無党派・改革)
田母神俊雄 30万 (保守・右翼・改革・反ワクチン)
ひまそらあかね 10万 (中道・保守・右翼・改革・無党派)
内海聡 5万 (改革・反ワクチン・無党派)
桜井誠 5万 (保守・右翼・改革 )
以上、私の想像でした。蓮舫がどこまで落ちるか、石丸、暇空茜の結果がどうなるか、に興味あり。
まだまだTV新聞の影響力は圧倒的だと思いますが、ネットとオールドメディアの影響力が年を追うごとに逆転していっているような気がします。さて、結果はどうなることやら。