日本保守党~秘めたる実力
日本保守党は立ち上げ以来、特段の実績はない。まだ選挙すら経験していないから仕方ない。では、その秘めた実力はいかほどか。これまでに以下の3つを実行したと認識している。
1 党政策発表
2 街頭演説
3 能登震災支援発表
そこでこの政党がどの程度の力量があるか、考察してみよう。この3つについて、ひとつづつ成果を検証する。
1 党政策発表
まず、党の政策だが、あまりにも漠然としていてまるで小説かなにかのタイトルのようだ。れいわ新選組、参政党は無論のこと詳しく書かれており、比較にならないほど。
例えば消費税について。まずは8%に、そして5%へ、とあるが具体策は何もなく、5%ともなればさすがに財源を明示しなければ無責任にもほどがあるというもの。更に高校入試の廃止と内申書の廃止と来る。細かいイシューをとりあげてるもののいったい実現はどうするの、という政策で、これまたホームラン級の無責任だ。
あれだけ騒いで党設立のトリガーとなったLGBT問題。『LGBT理解増進法の改正(特に児童への教育に関する条文削除)』としか書いてない。LGBT理解法がきっかけで結党したはずなのに。
さらに、特別代表の河村名古屋市長は名古屋市のLGBTパートナーシップ導入、そしてレインボープライド協賛。これについてどう捉えればよいのだろうか?
なお、個人的にこの制度やレインボープライドに反対と言うわけではなく、日本保守党がつじつまの合わないことをしているということ、やってることがおかしいと思っているだけである。
2 街頭演説
次に2023年11月の大阪、梅田で街頭演説。繁華街のヨドバシカメラの前で行ったが、ここでも無責任、迷惑ぶりを発揮する。道路は通行できず、店は営業に支障が出て救急車も出動する混乱ぶり。大きな事故に繋がらなかったのが不幸中の幸いだ。
ヨドバシカメラの店員が営業に差しさわりがある、危険だとして懇願に来る。本当に困って、どうしょうもなく勇気を振り絞ってきた様子。それに対する返し、が酷い。
動画 1時間14分30秒よりhttps://youtu.be/IBqncTBaTZw
https://twitter.com/hero_hashimoto/status/1723607920171245869
本当に迷惑、いや、危険な状況だったようだ。
事務総長有本氏のコメント。事故が起きなければいいというものではない。反省の気配全くなし。コミュニティノートしっかり被弾
あたりまえのことだが警察からお灸をすえられる
ところで、2022年のハロウィンで韓国で起きた雑踏死亡事故。150人以上の方が亡くなられたが、百田氏はおぞましいとしか言いようのないことを喋っている。改めて大阪街頭演説、事故が起きなくてよかったが、恐怖すら感じた。
最終的には党HPで謝罪、2日たっている
さらに、2024年2月に東京の門前仲町での街頭演説。大阪街頭演説の反省を生かせなかったのか、横断歩道で政治活動。通行人が道路に回り込んでいる。とても迷惑。しかも道路側に人が回ればとても危険だろう。
さらに百田氏、有本氏は動画でこんなことを言っている
令和6年 02/26 百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時! 第316回
19:30 あたりより
有本 道路交通法違反してるんじゃないかといいますが、もちろん気を付けてやっていきたいと思います、でも、他の党もみんなやってるんですね。最初から違反しようとしてやってるわけじゃなくて、街宣車の扱いは難しいんですね
百田 写真も切り取られると停まっているように見えますしね
有本 我々の車を特殊な角度から撮ろうとして、交差点のほうに飛び出してきて写真撮ったりしていたり
百田 あんなん轢いてやったらええねんね
大阪街宣もそうだが、こうしたことが繰り返されているのがとてつもなく怖い。反省も感じられずむしろ開き直っている。事故が起きても不思議ではない。
3 能登震災支援発表
ここまででお腹いっぱい、なのだが、最後にサクッと。今年1月、元日におきた能登震災。発生 時間後に保守党として能登震災チームを立ち上げる。
が、特に活動した形跡、アナウンスなし。いじょう!
とにかく”出来ない”政党なのだ。仮に、実際にこの政党に議席を与えたところで、何も成果は出せないだろう。できるのは、お笑い?!ライブのようなこと。できないどころか、いま進行形でデマや扇動でネット言論空間を歪め、そして政治の足を引っ張ることになりかねないことに不安しかない。
能力のない政党、クチだけ政党はいらない。
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