日本保守党~まるで左翼政党
数年前、日本国記という歴史本が百田尚樹氏によって世に出された。そのとき、毎日新聞などの大手メディアはじめ、自称リベラル勢力から猛烈なバッシングがあった。内容はともかく、毎日ほどの新聞社がなぜこのような大人げないことをするのかと思ったほどである。
このたび、百田氏が新党、日本保守党を立ち上げた。本の出版以上のインパクトだろう。だが、リベラル=左翼勢力がやたらおとなしい。ある意味、これは日本保守党への評価だ。自称リベラルの目には弱い勢力、それどころか自分たちにとって追い風になるかも、と映っているのではないだろうか。
追い風、というのは、対中包囲網や防衛力強化を図る岸田政権への攻撃をしてくれることだ。日本保守党による岸田政権批判はすさまじい。かつて安倍元首相を批判し続けていたいわゆる”アベガー”と呼ばれる左翼と瓜二つに見える。
事実上日本保守党の声を映すユーチューブ番組、あさ8での問題発言。『岸田が死んだら、というニュースがあったらいいのに』と不適切な発言。
似たようなXのポストは左サイドからも。左翼だろうが右翼だろうが、人の死を願ってはいけないよ。
自民に対しては立憲共産以上の批判をしているように思える。このポスト、拡散希望とあるが、根拠不明。首相官邸から政権よりのインフルエンサーにカネが渡っているという、荒唐無稽なことを言い出す始末だ。そういえば昔、首相官邸で雇われた安倍サポーターが必死に安倍政権擁護の書き込みをしている、と左翼アカウントが拡散していたが。
最後にもう一つ。左翼の有名人、ラサール石井と百田尚樹氏の言葉。それにしてもよく似ている。左右の鏡合わせだ。
日本保守党に言わせるとリベラルは日本を壊そうとしているのだと言う。しかし、はたから見ると左右の鏡合わせ、仲良く岸田政権を批判。リベラル=左翼にとっては、日本保守党は援軍になるかもしれない。