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日本保守党~ネットリンチ

ネットリンチは日本保守党の”名物”とすらなってきている。飯山の乱(4月の衆院補選では日本保守党の候補であった飯山あかり氏による党への反旗)以降、ゴタゴタが止まらない。それに伴い、飯山氏に対するネットリンチが過激化し、もはや一線を越えてしまったような観がある。

飯山氏はYoutube動画収益を収入としている。そこで、ある日本保守党支持者が飯山あかり氏の動画再生数を減らすようにコピーチャンネルを立ち上げた。そのコピーチャンネルに視聴者を誘導して本体の動画収入を減らすようという試みだ。
むろん著作権侵害に抵触、法に反する可能性があろう。飯山氏はすぐさまXでこうした行為への警告を発したが、常識があればやばいことをしていることなど容易に想像できないだろうか?

これだけではなく、飯山氏が著した書籍のキャンセルの呼びかけも行われた。購入しようとしていたものをネットで呼びかけ勢いで止めさせる行為は営業妨害だろう。書籍に反社会的、差別的内容があったという指摘はなく、公共性、公益性を鑑みて呼びかけたものではないことは明らかだ。

そしてあろうことか、日本保守党代表の百田尚樹自ら犬笛を吹いている。この界隈は過激な支持者が多く、批判者には自ら嫌がらせを率先してするケースが多いが、代表自ら行うというのはもはやタガが外れたとしか言いようがない。

キャンセルを勧めるポストをリプする百田氏。影響力のあるアカウントによるリプは同意と見て差し支えないだろうし、裁判所の判断もある。

従順な支持者たちで埋まるリプ。レミングの群れのように追従していく。

先も書いた通り、ネットリンチはこの党の”名物”。昨年、東京大教授池内恵氏に向けられたそれは凄まじく、目を背けるほどだった。イスラエルとパレスティナの紛争をめぐり、当時は党の重要な関係者であった飯山あかり氏と池内教授の論争から、日本保守党界隈からの池内氏に対するネットリンチに繋がった。百田氏を始め、飯山氏は激しく池内氏を攻撃、その後訴訟沙汰に発展。飯山氏を始め支持者ともども訴えられることに。池内氏は研究の傍ら、こうしたことに労力を割かねばならなくなった。

党員、支持者の暴走を止めることもしない百田尚樹日本保守党代表。なお、池内氏に対する誹謗中傷で先述のとおり飯山氏は訴えられたものの、百田氏は訴えられていない。

もうひとつ、闇のクマさんなるネットのインフルエンサーに向けられたものがこちら。代表百田氏とつながりのあるインフルエンサー猫組長(元山口組系暴力団構成員)、井川意高(背任により実刑、収監)も加わって脅迫すらも。日本保守党の素行の悪さは今に始まったことではなく、設立当初からあるものだ。
経緯をまとめてあるのでよろしければどうぞ。

そういえば・・・飯山氏の話に戻るが、その猫組長に「飯山さん(=I山)を黙らせてください」とポストした支持者も。恐ろしい。

このようなネットリンチは日本保守党を批判する人にはいつ向けられてもおかしくない。昨年、立ち上がったばかりの党の街頭演説のためにボランティアで協力した一般人が猛烈なネットリンチに晒された。添付のポストにも書いてある通り、事実を歪めて拡散し、信者、もとい、支持者を扇動する。

この政党が国政政党になり、億の公金が注ぎ込まれる。納税者としては到底納得がいくことはないだろう。だが同時に、日本保守党がこの先もこうしていられることもないだろう。

※ なお、ここにあるスクリーンショットのポストについてはURL付きで保存しています。必要な方はお申し出ください。

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