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5分で読める!斎藤元彦兵庫県前知事についての騒動まとめ

まず、TV新聞で言われていたことをまとめよう。今の時点でこんなことを信じている人は少なくなってきてるが、当初はみんなこれを信じていました。なお、現在兵庫県知事選たけなわですが、こちらの情勢などは割愛します。知事がやめることになった騒動について事実をまとめました。

① 故・渡瀬康英・兵庫県西播磨県民局長が斎藤前兵庫県知事の不祥事についての告発文書を出し、知事によって処分された。この時、それ以外の私的な文書作成を県のパソコンで行っていたことも処分の対象とされた
② この、知事不祥事にまつわる”勇気ある告発文書”については、内部通報の公益通報者保護が県当局によってなされなかった。この告発文書の問題について百条委員会が開かれる直前、県民局長は自殺。マスコミは斎藤前知事の拙速な処分が原因と断定
③ 斎藤前兵庫県知事については県と取引のある団体などへのおねだり、県職員へのパワハラが酷かった
④ 他の前知事の不祥事として県下の金融機関に対し、阪神優勝パレードの協賛金を拠出することで兵庫県から補助金をバーターとして出すという取引、圧力をかけた

では、ここから事実をまとめよう。TV新聞などの既存メディアではあまり取り上げられていない

❶ 県民局長による斎藤前兵庫県知事の不祥事についての勇気ある告発文書は噂話を集めた裏付けのないものだった
❷ この告発文書については、3月にまず外部(マスコミ、国会・地方議員など)に送付された。これは3号通報に該当し、法律上真実相当性が必要なもの。噂レベルの話では法律上の保護がうけられないうえ、そもそも県当局に通報されたもので、県当局が通報者を保護すること自体論理的に無理、ありえない。その後4月に県当局に再度文書が出されたが、既に情報が流出しており、公益通報者の保護はあり得ない状態であった。
❸ 斎藤元彦前知事によるおねだり、パワハラはデマ、噂でしかなかった。特に、丸尾まき兵庫県議がスキーウェアのおねだりについて拡散したことをTV新聞といったマスコミが便乗したが、当事者のスキー場がこの事実を否定し、デマであることがわかった
❹ 阪神優勝パレードでの県下の金融機関に対する交渉もデマでしかなかった。これも当事者の信用金庫関係者が証言した

さらに、驚くべき事実が。自死した県民局長の文書は勇気ある告発でも何でもなかった。もちろん、大手マスコミはダンマリ

Ⅰ 自殺した渡瀬元県民局長への処分は告発文書だけでなく、勤務時間中に県庁のパソコンで私的に不適切な、いかがわしい文書を作成していたことにもあった。単なる私的文書の作成に対する処分、という報道はされたが、その詳細な内容は報道されなかった
Ⅱ 故・渡瀬県民局長は長い間人事の部署におり、10年間にわたり県の女性職員と不倫関係にあった。その県庁のパソコンの中にはいかがわしい画像も保存されていた
Ⅲ ”勇気ある告発文書”については、議員や県庁OBから斎藤前知事を潰すためのチャンスであるとして故・渡瀬県民局長に圧力をかけていた
Ⅳ 故・渡瀬県民局長は県庁のパソコンに保存されている不倫、いかがわしい文書を百条委員会で公開しないよう懇願していたが受け入れられなかった(委員会の性格として非公開は難しい)。県民局長は姫路女学院への天下りが決まっていたが、これがダメージになる可能性はあった

で、状況をまとめると、TV新聞が斎藤前知事のパワハラやおねだり、不祥事についてデマを拡散。その後ネットから、公的資料などが公開され事実がわかってくる。マスコミの拡散したデマと事実のあまりの違いに世論は沸騰、斎藤批判から斎藤支持、マスコミ批判に傾いていった☚今ここ

【最後に】この記事を書くにあたって、神戸経済ニュース、講談社現代ビジネス、および野村修也弁護士、徳永信一弁護士、飯田哲司前大阪市議(日本維新の会)、丸尾まき兵庫県議(緑の党)のXのポストを主に参考にさせていただきました。有難うございました。

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