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恐怖!ネット群集心理

情報を得たり教えてもらうことがあったり、ネットは非常に有益だ。その反面、誹謗中傷、デマ、不平不満など、ネガティブな空気も充満している。Xとかでレスをしたりすると、事実を提示しても納得しない。頑なに否定したり、意味不明なレスをしたり、罵詈雑言を浴びせたり。資料を見せたり言葉を尽くしても通用しない。それはなぜか?

群衆だから。

群衆はこんな特徴がある

1.衝動的で興奮しやすい。脳で考えず脊髄反射で動かされ、暴走しやすい。
2.暗示を受けやすく事実より想像。見たいものだけを見て信じたいものだけを信じる(確証バイアス)。
3.感情が単純なものに動かされやすい。微妙なニュアンスを理解せず、極端な話に走りやすい。

なるほど。で、そんな群衆を動かすものはどのようなものだろう?

民衆を動かすのは事実ではなく事実の現れ方。思考ではなく想像、熱情。面白くて刺激的な(ネガティブ、スキャンダラスな)話のほうが人の心を動かしやすい。

では、動かすためのテクニックとはどのような話し方だろう?それは、

断言、反復、感染

である。

証拠も論証も不要、簡潔な話を繰りかえしてすり込めば真実になる。断言された“真実”が繰り返されると多くの人に伝染する。多くの人に伝染り支持された話は一種の威厳をまとい、それに逆らうことが難しくなってしまう。

フランスの社会学者、ル・ボンは群衆という著書の中で、フランス革命からナチス・ドイツまでの歴史を振り返り群衆の心理をこのように分析した。

かのヒトラーも愛読したこの本、まんま今のネット社会に当てはまる。

そういえば、いるいる、こういう人がネットには。想像を掻き立て、根拠事実少なめ、ネガティブ情報、刺激的な話が多く、断言しがち、繰り返しの多い人には要注意だ。

そんなインフルエンサー、思い浮かべませんか?あのナントカ学者とか、ナントカとか、更にそれに乗っかるYoutuberとか。ネットはこういう人たちであふれている。こわいですね~


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