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醜さを醸し出す目と、喜びを生み出す目

他人のことばっかり見て、羨ましがって、他人が持っているモノ、見た目、に執着する人はやっぱり死臭がするのだけど。

その死の上に生があるということを植物園で目撃した。

イチイガシの巨木が横に倒れて、そこから上に伸びていく様子を見て

横に逸れて倒れて死んで、そこから生が生まれていて、そしてその死と生は同じモノだった。

死がわるくて生がよいもの、なんて分かれていなかったんだ。

はじめから分かれていないのに勝手に人間の頭で繋がりが見えないように認識してしまったけれど、身体で感じたら分かれていなかった。


人のことばかり見てエネルギーを横に横に掛けてゆくと、現実は硬直してしまう。

この硬直が死。

自分のことに集中するとエネルギーは横には漏れず、縦に注ぐことになる。

これが生。


人のことばーっかり見て執着してくる女からする臭いはまさに死を連想させるもので、
本能的に避けたくなるもの。危ない、気持ち悪い、と肌感覚で思うもの。

これはやっぱり死を避けようとする本能から来るものだろう。

しかし、この死を直視することで、
この死があってくれたおかげで、

わたしは生を選べる。

というか、何を選べばいいのかがわかる。

なので、横に逸れて、醜い姿を見せてくれる女へ感謝の気持ちが沸きました。
ちゃんとこの醜さを生かせる自分になろうと思う。


それにしてもこの植物園の受付の女性の目が本当に美しかったこと。。!

冬に咲く珍しい桜があるんです。今咲いておりまして、、と地図で場所を説明して下さったのだけど。

他人ばっかり見て自分と比べていろんな感情沸かせている濁った目とはもう全く全然違う目。

これがいい、あれがいいと分け隔てしていない目。

目の前の自然が見せてくれる豊かさを全て、敬意と喜びを持って観察しているような。

自然が見せてくれるあらゆる姿を心から楽しみにしているような目。

こういう目でいたら、濁りようがないよね。

あさましさ、貪り、執着、攻撃からは無縁の目。

こういう目に出会えて嬉しかったなぁ🥺

ありがとうございました。

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