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【オープンかわら版】就労支援B型事業所WAGOMU、利用者募集開始!(してました)【一緒に遊ぼう】

「はっぴー、就労支援はじめたってよ。」

就労支援B型事業所WAGOMU・利用者の募集をスタートしました!
(厳密には4月の頭からしてました)

今回は、定期的に行っている社内研修(通称:はっぴー寺子屋 / zoomにて開催)の様子を抜粋。

「Happyが就労支援をなんでやるの?」
「で、ワゴムではどんなことやんの?」

そんなことを、改めてnoteにまとめました。

話をしてくれたのはWAGOMU事業部部長・吉川さん。
そして飛び込みでHappy代表・首藤さんです。

多様化する就労支援

一般的な就労支援のイメージは、同じ同じ作業を繰り返すことが多いなと思っています。

でも最近では、B型の訓練の仕組みもすごく多様化が図られいます。

明石の方には、Eスポーツを支援するプロゲーマーになるための支援をするところとか、ドローンパイロットを目指せる 訓練をしてる場所とかYouTubeの編集を代わりにやりまっせっていう事業所とか・・・

最近は農業と福祉の連携をしていて、有機栽培の雑草取りみたいなのをB型の人たちがになっているケースとかもあります。

令和の時代の 福祉事業所の漢字っていう感じるところですね。

現場で働いていたからこそわかる実感

体育大学を卒業後、神戸の特別支援学校で保健体育の先生を4年間務め多くの人と出会いました。

そこで、日本には障害がある人たちがスポーツやアウトドアに出ていく環境が非常に少ないということを実感しました。

実際に探してみても、該当する場所をなかなか見つけられない。

”障害がある人たちが外で運動する”ことのハードルはとても高い。だけど、そんな場所を始めたという思いから、学校を辞めて現在の活動を行っています。

どんな人にも”アソビ”が必要

現在、障害者の就労支援に対する社会的な関心が高まっており、障害者が仕事をすることが重要視されてきました。

しかし、僕は仕事だけでなく、余暇の遊びの要素も重要だと考えます。
そのためにどうするか?

仕事をすると同時に遊びも楽しめること。

それが大切じゃないかと思うんです。

だから、障害者がとことん遊ぶためのサポートを提供することが、今やろうとしていることです。

今からどんどん何本柱になるかわからへんぐらい、広がっていくとは思います。でもまずは、この2つに絞った形でスタートしていこうと思っています。

就労B型事業所WAGOMUの特徴

①身体を動かす! 「アウトドア系/チカラ仕事!」

僕はスポーツやアウトドアに特化した人間です。
2000m級の登山やロッククライミング、沢登り、カヤック、マウンテンバイクなどのアクティビティやガイドスキルを身につけました。

なので、体力を使った作業をやっていきたいなと思っています。
例えば、

街をキレイに!草刈り作業
来たとき以上に美しく!
マンションの共用部・清掃作業
山道・周遊路の維持管理作業

などなどを予定しています。
ちなみに、

一発目のシゴトは「牛糞運び」
二発目は「棺桶運び」

を行いました。

これまで 支援してきた子たちは、スポーツやアウトドアな環境が得意でも、諦めて別の力をつけて働いていることが多いんです。

ツリーイングのお手伝いも??

そんなケースがとても多くて残念だなと思っています。

でも体力を使う仕事が増えれば、その人の得意を活かした仕事で生きていける。

新しい選択肢が増えかもしれない、そんなちょっとしたチャレンジでもあります。

②感性を使う! 「アート系 / 美術仕事」

アパレルデザインとか小物作りなど、アーティスティックな才能を持つ人向けに作ろうかと思っています。

今考えているのは、シルクスクリーンです。

Happyやワゴムクライミングジムのグッズを作ります。

他にもいろいろなプロジェクトがあるので、デザインから一緒に考えれたら嬉しいですね。

長田の街で暮らすアーティストもたくさんいるので、イケてるやつを一緒に作りましょう。

③なにが起こるかワカラナイ「カオス系 / ゴチャ混ぜ仕事」

拠点でもある「ワゴムクライミングジム」や「ゆらぎ堂(古民家シェアハウス)」、「はっぴーの家」では、定期的にイベントが行われます。

陶芸体験
ダンスパーティー
これはアーティストのライブかな?

僕らも予定外のことが起きることだってあります。
そんなときに、一緒に混じってもらったり、遊んでもらうことも大歓迎です。

もちろん、親御さんにも来てもらいたいですし、なんなら自分の子供のこと置いといて、自分がやりたいこと持ち込んでください(笑)

そんな楽しんでいる親の姿を見たら、きっとお子さんも何か感じるんじゃないかと思います。

▼Happyが目指すもの

「あ、ぼくからも良いですかー?」

ここで、クライミングジムから参加していた首藤さんが割り込みます。

「最後にWAGOMU事業でこれから進めていきたいことの話をしていきまーす」

こちら割り込んできた瞬間。

これまではっぴーの家を中心に、いろんな人たちと出会って来ました。その中には、元気な人もいれば、亡くなるかもしれない人もいる。世代も国籍も背景も問わず、多様な人たちと関わっています。

会社としてというよりも、一個人として「障害があるから」とか「年配の人だから」とか一緒にいけないというのは嫌だなと思っています。

反対に「障害のある人のため」だけでも「年配の人のため」だけでもない。
単純に「自分が仲良くなった人が障害を持っているから一緒に遊べない」とか、「あらゆる困難ができない」というのが嫌なんです。

それでも、一緒にいろんなところに行くにはどうしたらいいんだろう?と考えていました。そこで、障害支援とアウトドアに強い吉川さんたちと組んで、身体や心の葛藤があっても、一緒に行ける場所を作りたいなと思っています。

具体的には、就労支援の子たちも遊べるアウトドア環境をたくさん作り、皆さんにも参加していただきたいと考えています。

そしてそこに、おじいちゃんやおばあちゃん、障害を持っていても持っていなくても、一緒に行けるような場所を提供したいというのがこの事業の目的です。今いるおじいちゃんおばあちゃんを、アウトドアにぶち込んでいろんな行きましょう。

そして、おじいちゃんおばあちゃん だけじゃなくてハッピーの中にはたくさんの子供たちが来てくれてます。

皆さんのお子さんも、吉川さんにいろいろ連れて行ってもらいましょう。

個性に障害あるなし関係なし

僕が長年現場で関わってきて一つ言えること。

それは、当たり前だけど障害がある「人も人」ということです。
 
力が強い子もいれば、
計算がめっちゃ早い子もいる。
パソコンが めっちゃ得意な子もいれば、
パソコンなんか見たくもないっていう子もいる。

一人ひとり全然違って、みんな多種多様なんですよ。
それって、健常者と言われる人とも何も変わりがない。

仕事の可能性はどこにでもある。
それは新しいプロジェクトもそうだし、はっぴーの家の中にもうすでにあるかもしれない。だから何でも仕事になると思っています。

ただし、そこを自分で掘り下げて上手くなるということが苦手な人が多い。だからぼくたちが支援者として関わります。きっとお手伝いができる部分っていうのがあると思っています。

このWAGOMUのプロジェクトは、ただの新規事業じゃないのかもしれないなと。いろんな障害がある方の可能性を広げることができる、1つのプロジェクトだと思っています。

新しいことオモロがれる人、集まれ!

Happy・WAGOMUで募集するのは「利用者」という呼び方がしっくりこない感じがします。

スタッフや地域の人に対しても、誰が偉いとか、上下の関係ではなくて、「一緒にやろうぜ!」「その方が楽しそうじゃない?」というスタンスです。

仕事を通じてアソビを追求する。
みんなが好きなアソビ、そんな偏愛がここでは仕事になりそうです。
(で、結果的に社会の役にも立っているって感じ)

大きな社会ではなく、「顔と名前がわかる」「目に見えて変化がわかる」ような小さな社会で楽しいことしませんか?

ご興味ある方は、吉川さん宛に気軽にご連絡くださ〜い!!

写真:右
左はキヨコ。

▼就労支援B型事業所WAGOMU

力仕事からアートまで!
ワゴムのように伸び縮み。
一人ひとりの人生に寄り添いフィットする。
様々な仕事を創れる事業所です

▼問い合わせ先

「1回落ち着いて検討してみよう」なら、リタリコ仕事ナビ


「今すぐ話を聞いてみたい!」ならSNSとかで”チョク”連絡

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FBページにDM:


とりあえず遊びにいくなら?

①クライミングジムを使ってみる
②コワーキングスペース使ってみる
③カフェ利用してみる
→ワゴムクライミングジムに”チョク”連絡

④イベントに来てみる


こちらのお金は"おせっかい費"として、おじいちゃんおばあちゃんの生活費や子ども達への教育事業などに使わさせていただきます。ありがとう〜。