Happyでは兼ねてより「目の前の3人のことを考えて仕事をする」ことを大切にしています。
顔の見えないみんなのためにやるのではなく、顔の見える誰かの暮らしを想像し仮説を立てて行動する。
そうやって一人一人が目の前の3人を豊かにすることができれば、小さくても豊かな社会ができていくだろうという思いからです。
そしてその中から、本当に必要なものであれば事業化を行い広げていきます。
高齢者と一緒に暮らすなら、「介護」や「看護」があった方が良い。
不登校の子どもたちが定期的に遊びに来るなら、はっぴーに来るだけで単位が取れて、学べる「教育事業」のある環境を作ればいい。
社会課題の解決ではなく、あくまで自分たちが楽しいかどうか。
身の回りの人たちが必要としているのかどうか。
そうでなければ自分たちが事業を行う意味はありません。
それがHappyのスタイルです。
そんなHappyが「アウトドア事業部」と「福祉事業部」をはじめることになりました。
キッカケの1つは首藤が幼少期より抱えてきた疑問。
例えば、「キャンプに行って楽しかった」という話をするとします。
健常者が「私も行きたい!」と口にした時、「じゃあ行こう!」と気軽に誘うことができます。
しかし、車イスに乗った高齢者・障害者の人であれば、整備された道であるかどうか、受け入れが可能かどうかなど確認や配慮が必要となってしまう。
本当は気軽に誘いたいのに、いろいろなことを考えるとちょっと躊躇したり配慮してしまう。
そこに対する引っ掛かり、違和感を感じていました。
「Outdoor for All」を掲げるWAGOMUとの提携
WAGOMUは2014年に設立し、障害者だけでなく、もちろん健常者だけでもなく、「Outdoor for ALL」を掲げて、すべての人の余暇をダイナミックに充実させるという理念で神戸市長田区に設立されました。
ちなみに「 WAGOMU」は「Water Ground Mountain」の略。
後付けですが、「伸び縮みできてみんなに合わせられるように」という意味にもなっているそうです。
山に登ったり、川を登ったり・・・
極め付けには車椅子ごと木に吊るすツリーイングも行っています。
他にも、ハイキングやトレイルランニング、沢登りなど、自然アクティビティを中心としたキャンプに出かけたり、「Outdoor for ALL」を体現しています。
そんなWAGOMUとHappyは、2018年同区内で行われた「新長田アートマフィア」というプロジェクトを通じ、定期的に交流を行ってきました。
社会的マイノリティの人も気軽にレッツアウトドア
なぜ「Happy」が取り組むのか
今後の展開など
①はっぴー、クライミングジムの運営やるってよ。
WAGOMUが2017年より運営している「WAGOMU Climbing Gym」。
靴の街、長田らしく工業ビルの一角にあるボルタリングジムです。
もともと、ワークショップや講座、パーティーイベント、クライミング後の一杯を楽しむ場など、クライミング意外にも様々な人達が使用することができる場所です。
この場所にHappyのエッセンスを少し入れることで、本格的なクライマーの方だけではなく、地域の高齢な方やママさんたちの憩いの場として設計したり、音楽イベントや夜カフェ(??)を通じて、多様な人たちが行き交い交流する場をつくります。
そこから気軽にアウトドアに触れる機会を作っていきます。
ちなみに直近だとこんなイベントがあります。
よかったらどうぞ〜!
WAGOMUで陶芸体験
クライミング初心者体験会
②「はっぴー、就労支援事業所やるってよ。
4/1日より某場所にて就労支援事業所を開設。
「日常の中に学びがある」と思っているHappyが、ただテナントを使ってやっても面白くない。ということで某場所にて準備中。
それに伴い、2/1日より新規受講生を募集開始します。
ご興味ある方はご連絡あれ!
今後の展開に乞うご期待。
▼ホームページ
▼住所
〒653-0015 兵庫県神戸市長田区菅原通7-41-1 ゴールドウッズシューズタウンビル503