変わった少女でした。
今から半世紀前,私は,小学6年生でした。(かろうじて,戦後をキープ)その頃は,今のようなパソコンや携帯電話などなく,子供達の遊びは、それぞれが工夫したものでした。
そんな中 私の属するグループは,変わり者の集まりで「今日は,何をしようか?」と,皆で考えるのだが,ある日は,「交番へ落とし物をどの位届けられるか競争」と題して,道路に落ちている輪ゴムや汚れたハンカチなどを見つけては,交番に猛ダッシュで,「おまわりさーん,これ,落ちてたぁ。」と,とびきりの笑顔で 届けていた。
それには,お巡りさんも 怒るに怒れず,お昼になると,お昼になると,署内で パンと牛乳をご馳走になっていました。(笑)
また,ある夏の日には,墓地で「お化け大会」をしようと計画。,私は,お絵描き担当となり,模造紙にお岩さんみたいな絵を何枚か描き,墓地内のあちこちに ペタペタと貼って行きました。(これが,ほんとの怖いもの知らず)他の子は,シーツに身を包んで,お化けになりすまし,他の子は,こんにゃくォ糸で吊るして,木の影に隠れました。
その後,お客さんとして,小学1.2年生の子達を
ぞろぞろと墓地の中を,散策させて驚かせました。しかし,その後,寺の住職さんに
「墓地で 遊ぶんじゃあない‼️」と こっぴどく叱られました。
他にも,駅構内を お掃除して その代わりに
電車をただで乗せてもらい,車内のマイクで 歌ったりしていました。
こんなおかしな子供 今の時代にいますか。