「mokoのキッチン物語～広島の果物屋から始まった、波瀾万丈！？料理人生その３」

母の夢（家を建てる）、そして未来へ

母が夢見ていた家を建てる。 （生前、一緒に住んで小さい庭で犬を飼い、孫の面倒をみたいと言っていた家でした。）

ここで建てるのは、不可能と言われていたのに何故か何かの力でスンナリと決まっていきました。不思議なことや人の縁を感じました。
建てて引っ越しの時にドアをあけた瞬間自分の家ではない！5年後もっと大きい家を建てると言ってみんなを笑わせました。（笑)

この家で私たち夫婦と妹と3人で暮らしはじめご近所で「あそこのおうちは3人の子どもで暮らしてるみたいですよ！」と噂されていたようです。（笑）

転職、長女・長男誕生

病院で7年半勤務したが、民営化が決まり、
自分で店を出そうと勉強のために外食チェーンに転職。
その店の面接官、店員の人柄に惚れ込み決めました。
（面接官とは生涯の友として付き合うことになりました。）
半年後に店長に抜擢。

32歳の時、長女が誕生！（仕事が休みの日に立ち会い出産）
この時、義両親に結婚を正式に認めてもらえた。

1年後には本社勤務となり、単身赴任することに。
10か月休みなしで、朝7:30～夜11:30まで働き、
子どもにも会えず、このままでは先が不安になり退職を希望したが受け入れられず…。
広島で新店の予定があり、店長なら帰れると言われ、
喜んで降格を受け入れた。
33歳の時、長男が誕生！（仕事が休みの日に立ち会い出産）
一時、子どもが危なかったが、無事に生まれてきてくれた。
新店をオープンし、成功。
他の県のオープンにも携わるようになり、全国を行き来する日々が始まった。

二世帯住宅、そして転勤

妊娠が判明し、義父が一緒に住まないかと提案してくれた。
二世帯住宅の計画を立て、
一か月の間に二軒を売って建てるという強行スケジュール！
（この時も不思議なことが起こりギリギリ間に合った！）
35歳の時、次女が誕生！（仕事が休みの日に立ち会い出産）
あっという間に生まれてきてくれた。
次女が生まれて半年後、二世帯住宅が建ち、義両親との生活が始まった。

40歳の時、また本社勤務の話が来たが、
単身赴任は拒否。
あくまでも自宅から勤務する条件で承諾した。
（月の半分は広島にはいなかった…）
札幌・東京・成田・仙台・新潟・大阪・神戸・姫路・岡山・広島・福岡・宮崎・長崎の店舗を担当していた。

32年間この会社で働いて多くの人と出会い関わり学び経験して人生の糧となりました。人を育てる喜びも知りました。

「次回は定年を迎え独立する話をしますので楽しみにしてください！」