令和5年度特定社労士試験を受験しました!
令和5年11月25日(土)に令和5年度特定社労士試験を受験してきました。
特定社労士試験受験生の皆様お疲れさまでした。
特定社労士試験は、社会保険労務士として社会保険労務士連合会へ登録していることが前提の試験となります。
試験までのスケジュールは以下の流れでした。
・9月29日までに中央講義(E-ラーニングで受講)を全て受講すること
・10月にグループ研修(集合して課題をグループで解く)に参加してグループで「申請書」「答弁書」を作成し提出すること
・11月にゼミナールに参加すること(弁護士が講師となり各自課題を考える。個別にあてられ意見を求められます)
コロナ前において中央講義は、それぞれの地区で一か所に集合してDVDを受講生が見るという形式だったようです。
DVD講義を会場まで行って、みんなで聞くというのは、時間のない社会人にとっては、なかなか非効率かなと思ってました。
この研修は1回でも欠席、15分以上の遅刻、早退があると受験資格が得られません。そのため、試験が終わるまでは体調管理に気をつけていました。
グループ研修では、いろいろなキャリアをお持ちの社労士の先生が集まって、グループリーダーの下で一つの課題をみんなで意見を出し合うので、研修としてかなり面白いものでした。既存の授業のように講師の話を聞いて知識を得るというより、ディスカッションして、いろいろな意見に触れ、自分の考え方に偏りがあるなぁとか、知識に不足があるなぁなど普段の仕事ではなかなかできない体験でとても有意義でした。
グループリーダーをはじめ、メンバーの方もとても良い方たちでよかったです。社会人として皆さんいろいろな経験をされていて、ものすごく刺激を受けました。
特定社労士試験の正式名称は、「紛争解決手続代理業務試験」といいます。
特定社労士が扱える紛争解決代理業務は、あっせんや調停など裁判外での紛争解決がメインとなります。
試験は2時間で、記述式、しかもボールペンのみ使用可です。
出題は、「あっせん1問」「倫理2問」です。
結果発表は令和6年3月15日予定です。社会保険労務士試験のマークシートと違い、自己採点できないものなので、けっこう生殺し状態に近いです。
「法律の世界は正解がない」と言われていますが、試験に関していえば、当然一定の正解があります。いわゆる試験の出題の趣旨というものです。
対策講座の先生が書いた模範解答をみたら、結構論点を落としていて、試験委員が求める出題の趣旨から外れている感は否めません。正直微妙な点数かと思いますが、すでに終わったことなのでどうにもなりません。
万が一不合格だったらまた3月から勉強を始めれば、令和6年度の試験には間に合うので、とりあえずはのんびりしておこうかと思います。
ちなみに、グループ研修メンバーで来年の合格発表後に打ち上げを予定しています。
いい報告ができるといいなぁ・・・
#人事の仕事