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愛を信じられる世界

私は知らなった、こんなにも愛に溢れる世界が存在していることを。感情が溢れすぎていて、何から書けばいいか分からないし、涙だけが体から出ていっているけど、この感情を忘れたくないし、大事に大切に取っておきたくて、頑張って振り絞って言葉にしてみる。

8月の後半、私は人を信用することが出来ない人間なんだなって気付かされた出来事があった。私が勝手に失望して、疑って、1人でくよくよしていた事が全くの逆で相手から倍の感情で返されてしまって、私は自分に失望した。こんなにも人を信用していないこと、簡単に疑って信じようとしないこと、出来ないこと、そうやって自分の醜さに気がついてしまった。これまでの自分の行動に隠れていた根本的な感情に気がついてしまった。そこから、SEVENTEENの優しさに、ミンハオの優しさに、言葉に素直に触れられない時期があって、ものすごく苦しかった。このまま私はSEVENTEENに会ってもいいのかなって真剣に悩んだりもしたけど、私は結局彼らに救いを求めて都合よく、信じていることにした。ほんとうは信じられている状態じゃなかったくせに。

LOVEから東京ドームまでSEVENTEENとしても良くも悪くも変化があって、私自身にも変化があった。変わらない愛だったけど、掛け声も練習したし、それでもLOVEの時のようなワクワクに包まれている感情とは違っていて、信じられるのか不安で嫌でそんな感情が心の片隅にずっとあったんだと思う。

キラッキラだった。明るすぎる、強すぎる、でも暖かい光に打ちのめされながらも包み込まれていて、ずっとずっと笑顔だった、本物の笑顔だった。でっかい声で大好きだよって応援していた。目の前のキラキラを信じていた。信じられていた、思考を通り越して信じられていた。心地よかった。本当にここが世界であって欲しいと手を合わせたいくらいに。
結局SEVENTEENがまた思い出させてくれたんだと思う。温もりを愛を楽しさを、そうやって溶かされていた気がする。だって、周りCaratの歓声も自分のCaratとしての歓声もSEVENTEENという魂もそこに全て揃っていた。愛が見えた、感じられた。嘘じゃない信じられた。ありがとう、ありがとう、本当にまた救われたの。

彼らのくれる愛は積み重ねで、13人1人1人の優しさが集まっているから真っ直ぐででっかい愛になっていると思う。13人という数字を実現するのは難しいんだろうなと誰もが思っていたのに、そこには13人がSEVENTEENとしてCaratの前にいた。どうしてなんだろうか、この空間に存在するために無理をしてでも海を越えてきてくれた人、待っていてくれてありがとうと言いながら愛おしそうに優しい眼差しを向けてくれる人、強張りながらもそこに立ち続けていた人。その全ての感情がものすごく強いと思った。SEVENTEENだから強くあれるんだと思った。私も一緒だった。SEVENTEENだから信じること、信じきることに強くあれたと思う。信じられない人間に、信じられる人達が、空間が、愛があることにどれだけ救われているのか。

それにこの信じきる強さにはCaratが当たり前のようにいて、無くてはならない事を実感した公演だった。ありがたいことに今回の現場で初めてCaratとして繋がった人達と顔を合わせることが出来て、暖かくて、優しくて、人を信じられなくてもCaratとなら繋がりたいと思えるほんとうに不思議な感覚だった。みんなの心にSEVENTEENがあるってこんなに幸せで、安心するんだな。この人達を私は疑いたくないし、信じていたいし、優しい暖かい世界でありたいと思うのは、SEVENTEENという世界にCaratという存在が必要不可欠で、SEVENTEENとCaratじゃないと存在しえない空間が、愛がそこにあるからなんだ。SEVENTEENの向けてくれる愛は、Caratが向けている愛は、受け取りあってこそ、そこに存在しているんだと思う。

終演してからここ数日、何回愛に溺れて泣いたことだろう。たくさんのCaratのnoteを拝見して、そこにあるそれぞれの愛に何度心を打たれたのだろう。SEVENTEENが好きなCaratが好きで、Caratの中にSEVENTEENがいて、それに救われて、こんな世界私は知らなかった。SEVENTEENを話していると当たり前のようにようにCaratが出てくる。この感情だけは嘘じゃない。センターステージで顔を見合わせて指を繋ぎながら円陣を作るSEVENTEENとそれを包み込むように見つめているCaratがものすごく大好きだった。幸せだった。天国みたいだった。私の大好きな世界だった。大切な”今”だった。私は今も何も分からないし、信じられない日々だと思うけど、私はまた彼等の優しさを温もりを愛を信じられると思わせてくれた空間だった。

今-明日 世界が終わっても-

ここからはミンハオについて話したい。
多分公演中、無意識にSEVENTEENの輝きとミンハオの放つ輝きを自分の中で比べていた。全く違った。SEVENTEENが人を信じることを教えてくれているなら、ミンハオは自分自身を信じていることを教えてくれている気がする。

日本に出国するタイミングで金髪にしてきたミンハオに私は正直理解が追いつかなかった。去年あれだけ髪を染めて髪が痛んだって、もうしばらく染めないよって言ってたのに、ブリーチという選択をするあなた。カムバックの準備のためだとしても、東京ドームに金髪を引っさげてくるマインド、強さ。凛々しい。どこまでもTHE8として魅せようとしてくれる徐明浩という存在ものすごく好きだ。そう思った。

あなたがファンに向ける眼差しは柔らかくて、穏やかだ。ファンという存在が美しい景色として映っているようにも思う。ペンライトの光の海をほんとうに綺麗だって感動する人だから。手を伸ばして指の揺らめきで挨拶をする人だ。こちら側の愛を乗り越えようとはしてこない、そこにあなたがいてここに私がいる。そういう関係性だと思う。だからこそ心地いいんだ。
天井席の自分のファンさえも見つけてしまうメンバーも、表情豊かに短い時間で1人のファンとコミュニケーションをとってしまうメンバーも、手を大きく広げて丸ごと受け取ってくれようとするメンバーもそのどれもが素敵だけど、徐明浩という人間が等身大でファンを見つめて眺めて頷いて微笑んでくれるその彼自身の暖かさが私にはものすごく心地がいいんだよ。

アンコール、メイクヌナ達が作った花飾りを見に纏うメンバ-の中で、ファンが望んでいた通り髪をくくって、鮮やかな色に身を包んでいたThe8というアイドルの存在にどれだけ安心して救われたのか、、これは飾られている綺麗なメンバ-達の良さを分かった上での確信だった。私はやっぱりミンハオさんだなと思った。

最後のアンコール、車椅子に乗っているエスクプスがステ-ジに上がってきてくれた時、ミンハオが嬉しそうに押していて、Caratに見せびらかすように左右に動かしてて、それを見た時あぁ13人がそろって本当によかった。13人がSEVENTEENとして歓声を浴びる時間があってよかった。そう思ったよ。

アンコールでウォヌくんと座りながらCaratの海を眺めている姿、それはミンハオが自分自身を大切にしているからで、そういう愛もあるんだって微笑みが溢れる。自分の気持ちに正直に生きる。
何にでもなれてしまうのかも、そうやって思わせてくれるThe8という無限の可能性を持ったアイドルが、人間が大好きです。
SEVENTEENという輝きの1部であってくれて、一緒に輝いてくれていてありがとう。


人と心を通わせたいし、暖かい気持ちを届けたいし、受け止めたいし、自分に嘘をつきたくないし、本当は分かりあって繋がっていくことに幸せを感じる人間だから、そうやって生きて行けたらどんなにいいだろうか。自分は出来ないんだなってそう思ってたけど、SEVENTEENという愛が、Caratという愛が、ミンハオという愛が、全てが嘘じゃなくって、それぞれの形で私の心を溶かしてくれている。
大丈夫だって言ってくれている。寄り添ってくれている。こんなに幸せに溢れていて不安になるけど、それでも私はずっと胸を張ってこの世界だけは信じているって言いたい。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
私は感情の出入りが激しくて、その時にすぐ言葉にしないと気持ちが飛んでいっちゃうタイプだから思い出しながら振り絞って書きました。
皆さん信じられる愛でいてくれてありがとう。

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