昨年の夏から北海道へ行け、旭川へ行けとずっと言われているけど、行きたくなかった。同乗者ははっきり見えないが、乗ってる車が濃いグリーンの川に落ちていくビジョンが見えるからだ。溺れて死ぬのが怖い。しかも同乗者も死ぬみたいで、これは嫌だなと思っていた。だから誰も誘わず一人で行こうと思った。そしたら友人が航空会社の株主優待の券をくれた。いつも愛情いっぱいに私を可愛がってくれる人なので、これは行くしかないと思い、肚を決めて旭川への飛行機を申し込んだ。株主優待のお陰でものすごく安く買えた。しかも、肚を決めたから、未来が変わった。グリーンの川に落ちるビジョンを見なく無くなった。とにかく旭川に行けばいい。川に近づかなくていい。ということのようだ。未来が変わり始めると、どんどん変わる。旭川に行く日の一週間前に、ホピ族の呪術が出来る日本人に会う約束を取りつけた。何を話すかも決めてない。何を教えてくれるかも、その時の私の受容度にかかっていると思う。その時まで粛々と姫神様たちについて行って実力を磨くしかない。
キラキラ女子のオトタチバナヒメ様が
「そろそろホテルステイしよう」
と言い出した。今回、泊まるように言われたのは天下のパレスホテルだ。皇居に一番近いホテルだ。
「すごくお高いのですが・・」
と言ったけど、日にちまで指定された。ゾロ目の日に泊まろうというのだ。仕方なく、2月22日で探すと、たまたまセールをやっていてかなり安く泊まれることになった。とは言うものの、
「睡眠薬持っていって、ずっと寝ててね」
という指示なので、ちょっと残念ではある。
今上陛下が硫黄島にいらっしゃる前に、陛下にお渡ししたいものがあるらしい。どういう仕組みで渡すのかは、私は昏睡状態なので分からない。
いざホテルの部屋に入るとベランダからの景色がすごい。皇居との距離も近い。全身麻の服を着て、麻の一枚布を頭から被りベッドに横になる。夕方一度起きて夕食を食べに行く。出かけている間にターンダウンされている。ターンダウンお約束のチョコが楽しみだ。二種類の味のチョコが置いてあった。水分を沢山取って、また全身麻の服に着替えて麻の大きな一枚布を被り睡眠薬を多めに飲んで寝る。部屋は寒かったのに朝起きると汗でびっしょりだった。着替えて遅めのインルームの朝食に備える。朝食を運んでくれたお姉さんが
「ぐっすり眠れましたか?」
と笑顔で聞いてくれたので、笑顔で頷く。幸い晴れていたのでバルコニーからの景色が素晴らしく、東京を堪能した。
23日の天皇誕生日の会見では戦後80年について言及され硫黄島のことも仰ってくださった。全然、誕生日と関係ないがと思ったが、ここまで心を寄せて下さるのは有難いことだ。千鳥ヶ淵戦没者慰霊碑の前で祈ったときに見えた顔が沢山思い出された。もちろん靖国神社で見た顔も思い出した。しかし何より鹿児島の万世特攻記念館で見た少年たちの顔がありありと思い出された。加世田の万世特攻記念館から野間半島に車で移動する途中見えた景色を見ながら彼らが「僕らが見たときと、この景色は変わらない。僕らが命を懸けて守りたかったものは守れたんだ」と言った言葉が忘れられない。今年、今上陛下が慰霊をして下さるから、きっと大丈夫だと思う。
「開ける」も「閉める」も簡単だ。瓶の蓋を開けるときの方向に回せば開く。閉めるときの方向に回せば閉まる。何回も何回もやってるうちに誰でも出来るようになる。きつく閉まっていたものも、だんだん開けられるようになる。そのうち、少し離れていても開けたり、閉めたり出来るようになる。
「浄化」も簡単だ。物質は素粒子で出来ている。素粒子は一定の速さで回転している。その回転の速さが変わると別の物質になってしまうが、微妙に遅くなりかけていたりすると、「よどむ」。この「よどんでいる」素粒子を元の速さで回転させれば「浄化」したことになる。すっきり、キリっとする。水が一番わかりやすいのでやってみて欲しい。練習あるのみだ。「浄化」を助けるグッズもいろいろあるらしい。グッズは相性があるので、何がお勧めとかはない。あれこれ使ってみて自分と相性の良いものが見つかればラッキーだ。グッズに頼らなくても、訓練していけば、「浄化」出来るようになる。私も最初はコップの水を綺麗にするところから練習した。「念」を飛ばすだけだ。空間の方が空気だけなので、少しのエネルギーで広い場所を浄化できる。気の良いところに行って、森林浴などして、素粒子が本来の速さで回転しているのを感じて欲しい。そのスピードを肌感覚で覚えたら、それを再現するだけだ。そのスピードになるまで、念ずればいい。
つまり、私は姫神様たちの指示通り移動をしているだけで、大したことはしていない。いや、大したことは出来ないというのが正確だ。
むしろ今年の大混乱の時に、乱れた心の人達に、どうやって寄り添ったらいいのか・・・そっちの方が大問題だ。
姫神様たちからは、
「年内で解放してあげる」
と言われた。卒業が見えると、
「あともう少しだし、頑張ろうかな」
という気持ちになる。
「鹿の国」という映画をみた。諏訪大社のドキュメンタリーだ。寒い日だったが、満席だった。こういう映像こそNHKで流して欲しい。また、諏訪大社に行ってみようかなと思わされた。トーホーシネマズみたいな大きな映画館でなく、主義主張のあるアングラ映画館だった。