某大手学習塾⑤(周囲の雰囲気への不満)
東京の教室に配属になりその雰囲気に驚いてしまいました。
地元の教室との大きな違い①営業色が薄い
まず問合せ件数が地元と大きく違い体験授業で契約が取れなくても全然上司に怒られない。
地元の教室の大きな違い②退職者がものすごい数いる
東京って仕事がたくさんあるんだなぁって実感しました。
地元にいるときはそもそもそんなに仕事がたくさんないので転職しようと思ったらとにかくデッド・オア・アライブ。次を決めずに退職なんて絶対にできません。しかしながら東京は転職活動が非常に楽!仕事もあれば内定も楽。もしも大手企業で二次面接、三次面接が行われても簡単に受けることが出来ます。
私が担当した教室は非常にお金持ちが多いエリアで1件決まれば月謝は大体6万円前後(全国の平均月謝は3万円くらい)簡単に決まります。
前任の教室長が昇進して私の直属の上司になり空いた教室をあてがわれたのですが最初に驚いたのは
整理整頓ができていないという事です。
私は基本的にきれい好きでどこに何を片付けているのか常に把握しておかないと納得できない人種なのですがまぁ汚い。
契約書が「へ?なんかこんなところから出てきた・・・」とかトイレが「最後に掃除したのいつ?」って思うような汚さだったりととにかく腹が立った記憶があります。
また一番の問題がそもそも会社上そんな契約の仕方なんてないのに自習のカリキュラムを2万円で売りつけて放置してたりとえげつないものがたくさんありました。
これについて二つ上の上司に報告をして是正する動きをしたのですがもちろん保護者さんに怒られるのは私、直属の上司に叱責があった様子もなく半年間以上「なんだこの組織?馴れ合いもいいところじゃん。」とムカムカしてました。
簡単に言うと「○○しよう!」と意識高い目標を作り上げ「その為には○○をする必要があるよね!」と計画し何もしない。その後で「○○が足りないことによって今回は失敗しちゃったね!」と分析して完結。
はぁ!?
今思い出すだけでも業腹ですがまぁ何度意見しても、こっとこうすべきと警鐘を鳴らしても誰も危機感を持ちませんでしたよ。
そんなある日、東日本を取りまとめる常務取締役が私の教室へ来ました。
なんでも西日本を取りまとめる常務取締役からはたぼうをよろしくお願いと言われており一度じっくり話したいと考えていたとの事。
この西日本を取りまとめていた常務取締役は非常に頭の切れる方で考え方や話し方、どれをとっても論理的思考が出来ている非常に尊敬するべき方で地元で退職するつもりでいた際に私を引き留めてくれてた方々の一人でもあります。
しかしまぁ私はいっつもヘラヘラして中身のない話しかしない東日本の取締役があんまり好きではなかったのです。
その日も「一緒に食事に行ける?」って聞かれて断ってしまったのですがこれが良くなかった。
非常に良くなかった。
それ以来一切話しかけられることも無く、こちらから挨拶しても「おう、おう、おう」とオットセイのモノマネしかしてもらえなくなりました。