新規事業立ち上げました!
新型コロナウイルスの感染、緊急事態宣言の影響を受け遂に弊社も売上が落ちてしまうという状況に陥ってしまいました。
しかしながら実はそんなに落ち込んでおらず「現状を打破する方法」を考えることに全力を注いでおりました。
実はこの2か月間くらいは多くの企業様といろいろなお仕事の商談をzoomやgooglehangoutなどを使用して「今できるビジネス」を一生懸命模索しておりました。
この二か月間くらいお休みは1日のみでしたよw
そこで今回はこの二か月間でなんとか出来上がったビジネスを見つけるまでの軌跡を報告したいと思います。
1.売上減少の足音
新型コロナウイルスのニュースが今年2月に日本でも話され始めて当時は弊社がその影響を受けるとは一切考えておりませんでした。
というのもニュースでは飲食店や学校などを対象に自粛要請が出るだの出ないだのという話くらいで弊社みたいな訪問販売をメインにしていた事業は自粛対象とはなりえないと思っていたからです。
しかしながら関東で訪問販売を行っている際にお客様から
「え?東京から来たの?」
「ちょっと帰ってもらえる?」
等と言われることが増えてきました。
それでも行動あるのみで従業員の体調管理をしっかりと行いながらお客様と会話するときはソーシャルディスタンスを守り、マスクを着用して営業を行っておりました。
2.緊急事態宣言発令
4月に入りお仕事を卸していただいてる企業様から「特定警戒地域での営業はストップしてください」と指示が入ったときには結構焦りました。
というのも弊社が取り扱ってる商品を同じように取り扱ってる代理店様も結構な数があります。
その結構な数の代理店様の営業マンたちがその特定警戒地域の外を回らなければならないのです。
もう稼働が可能なエリアを回ってもお客様からはバイ菌扱いされるしご対応いただいたお客様からも
「昨日、その話聞いたよ?」
と言われる始末です。
完全に暗礁に乗り上げました。
3.新規事業を立ち上げることを決意
今できることを並行しながらどうせなら
「今、雇用に苦しんでいる方たちを救えるような事業が良い」
「外出できなくてもできるような仕事だと皆始めやすいんじゃないかな。」
「でもその人達の生活費を稼げるだけのモノじゃなきゃダメだ。」
と考えました。
選択肢を狭くすることをせずに、その上で上記内容を満たすものということでたくさんの企業様と打ち合わせ、打ち合わせ。
今日は2社打ち合わせ
明日はお休みの予定だったけど打ち合わせ
そんな日々を過ごしてまいりました。
4.在宅勤務でアポイント1件1万円をお支払いできるテレアポ事業
そんな打ち合わせが続く中ある企業様が
「弊社はテレアポをしていただける企業様、個人事業主様を探してます。」
と仰ってきました。
HP制作や運営をされている企業様なのですが研修やトークスクリプトなどが充実しておりテレアポ初心者でもアポイントが組みやすいものでした。
「それは在宅勤務、つまりスマホからの発信などで電話をかけたりしてもよろしいのでしょうか」
と聞くと「全然かまいません。」
と仰っていただき私が考えている「雇用の拡大」「在宅勤務」を話したところ、
「是非、弊社にも貢献させてください!そういう事であれば御社でテレアポ業務をしていただける方たちには少し多く報酬をお支払いします!」
と仰っていただけました。
こうして
「今、雇用に苦しんでいる方たちを救えるような事業が良い」
「外出できなくてもできるような仕事だと皆始めやすいんじゃないかな。」
「でもその人達の生活費を稼げるだけのモノじゃなきゃダメだ。」
という条件を全て満たすことのできる事業を立ち上げることが出来ました。
5.この緊急事態宣言の中、会社を運営してみて
昨年4月に会社を立ち上げてやっと2期目に突入することが出来ました。
1年目はそれこそ、想像しなかったようなトラブルが何度も何度も起こり、一時期は本当に首を吊るしかないんじゃないかなとも思ってました。
今緊急事態宣言で多くの企業様、従業員たちが苦しんでいるのはもちろん理解しています。
しかしながら
「どうすることもできない」
となったときに果たして本当にそうなのか
今は思いつかないかもしれないけど、それでも頭を回し続けたり、何かしらの行動をやってみたりすることで道は開けます。
歩いていれば躓いて転んだりもしますがそれで起き上がらずそこで寝ころんだまま死ぬことはしないはずです。
ビジネスでも躓いた時に立ち上がる
その立ち上がる方法を考える
立ち上がることを経験する
それを繰り返していくことで企業としての体力、継続力が養われていくのではないでしょうか。
昨年、そしてこの緊急事態宣言を経験して私は身をもってそう思いました。