漢字「犬」と「大」の違い
漢字を学んでる。
中国から伝わってきた漢字の成り立ち。
なかなか面白い。
古代の人たちは、いろいろなところに神がいたと存在を認めている。
天の神、土の神、田の神など
自然現象も神のお告げであり、
そのための祈りも忘れなかった。
古代文字の研究から
その当時の習慣や文化がうかがえる。
☆
日本では、当用漢字(1946年、昭和21年制定)から常用漢字(2010年、平成22年)へ移っていく。
その過程で簡単に書けるようにと…
しかし、そこには元の意味を無視したものもある。
「器」この文字は、犬を生贄にしてその周りに祈りの言葉を置いたとして「うつわ」の意味がある。
だから、「大」ではなく「犬」が正しい文字であった。
中国では「器」の文字を使い、意味を正しく残している。
「類」も同じである。「米」「犬」であったものを「米」「大」にしてしまった。中国ではこの「类」漢字を使っている。
漢字を学んでいると、改めて中国語を知っていてよかったと思う。
中国の漢字と日本の漢字の違いも分かりやすい。
学生に伝えるときも元の意味があることで伝わりやすいのではないか。
知っていることは楽しいこと、話をする機会があれば、なお楽しい。
まだまだ、学びの途中なので
新しい知識を仕入れたら、備忘録代わりにnoteに残しておこう。
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