学習に負荷をかける
こんにちは!
私は、日本語教師という仕事をしているので、語学よりの話になります。語学を学び始めて、「文字が読める」「言葉が聞き取れる」とモチベーションが上がります。
そして、少しわかるとその国の人と話してみたくなります。
しかし、そうは甘くありません。テキストに書いてある通りに街の人は話してくれません(笑)そのシチュエーションの中で、更なる学びが生まれます。同じような場面が2,3回続くと学習します。
あー、この場合は、こう答えるとか、これはそんなに正確な回答を求めていないとか生活の中で、テキストにない場の雰囲気を学ぶのです。
近くに聞く人がいないと、正しい答えかどうかは分りません。ただ、相手の反応を見て、正しいのか間違ったのかを判断します。そして、自分で修正し、考えていくと忘れない学びになる。
少し負荷をかける
ちょっと知っているところから、よく知っているに変えていく。その為に少しづつ負荷をかける。スモールステップ、出来た感が、達成感がやる気につながる。もっと知りたくなる。
語学学習は、母語で説明を受けるとわかりやすい。しかし、それに頼っているとサバイバル感が少ない。自分で問題を見つけ解決するから記憶に残るし、忘れない。
私が中国にいたとき
いきなり数字を言う人とすれ違った。
そんな事が何回か続いて、
それがバス停の場所を聞いていることが分かった。
「すみません」でもなく、「ちょっと、聞きたいんですが」でもなく…(笑)
この場面は、今でも忘れない ちょっといい思い出です。
自分の今できていることに少し負荷をかける。
そして、これから先の人生に輝きをプラスしよう。