アピール力って
本来なら、就職や進学で履歴書書いて、志望動機書いてと自分についていろいろ考える時期。そして、面接の練習などにも力が入る。
最初の難関は、書類審査
よく言う会ってもらえたら、自分の良さがわかってもらえるんだけどというなら、会ってもらうためにはどうするか。相手に欲しいと思わせること。会ってみたいと思わせることが大事。
企業が欲しいと思っている人材はどんな人材か、探らなくてはならない。進学先で成績以外で、この学生に来てほしいと思うのはどんな学生か。
進学理由、志望動機、または作品のコンセプトを文字で伝える。書類審査が通れば、面接がある。そこで必要なのがアピール力。
アピールとは
・人々に広く訴えること。
・人々に受け入れられること。人を引きつける(惹きつける)魅力。
有名校や人気の企業には、多数の応募が届く。その中から面接したい(この人には会いたいな)直接話をしてみたいと思わせる光るものが必要。
最近だと、YouTubeやTwitter、SNSで人気になるのは至難の業だけど、見つけてもらえたら企業からオファーが来る。
就職の場合、数うてば当たると特に興味のない企業にも履歴書を送るのは失礼だし、意味がない。そこには、この会社に絶対入りたいという訴えたい気持ちがないから。
留学生の面接指導をする。最初のうちは、日本人がよく目にする正しい姿勢ができない。お辞儀が難しいようで、頭を下げられない。
顎でお辞儀するって感じ(笑) また、国によっては、女性が足を揃えることを教えられていないので、そこから教えることもある。
留学生の志望理由は、「有名だから」とか「先生がいいって言ったから」とか、そんな理由で合格できるならと思わず笑ってしまう。他の学校でなく、この学校に行きたい、この学校で学びたい理由を考えさせる。そうすると、ネットで見つけた誰かの理由を書いてくる(笑)学生がいたり、挙句の果てに「先生書いてくれませんか」という学生もいる。
働きたい企業がなければ、自分で会社を作ることを考えるのもあり。
大学を作るのはちょっと大変かもしれないけど。
自分の言葉で、自分の気持ちに正直に 人に感謝しよう