大人になってからの第二、第三言語
最近、モヤモヤしながらちょっと気づき始めている。
日本語を教える対象者が違うともちろん教える内容もスピードも違う。
そこで、はっきりと違いが分かるのが「話す」能力。
あいさつから始まり、授業中の会話練習、音読、先生とのコミュニケーションに至るまで些細なことだけど、声を出すことが出来ている人は話せるようになっている。
私たちが外国語を話そうとすると
間違った発音、文法なんじゃないかと一瞬、心配になってしまう。
自信がある言語なら、そんなことを考えない。
20人ほどのクラス授業で毎日顔を合わせているメンバーだからこそ
どんどん声を出してほしい。
「プリントは足りましたか」「聞こえますか」「質問はありませんか」
などの声がけに頷くだけでなく(反応することはいいのだが)
声に出して「はい、あります」「はい」「聞こえます」と言ってほしい。
それぞれのクラスには週1しか入っていないが、
やっと、それが定着しつつある。
私も同じく、英語が出来ないと逃げてばかりもいられない。
これが言いたいと、まずは日本語で考えてから英語にする。
そのままの日本語だと英語にしたとき、意味が通じない。
英語にしやすい。やさしい日本語にする。
それを声に出して言ってみる。シンプルに通じやすい。
なんだ、私もそこそこ話せるじゃないか(笑)
いつ使うか分からない英文法を日本語訳して覚えるより
今、必要な言いたいことを日本語から英語にするほうが
大人の頭には残る(笑)
私の目標は話すこと。
だからこそ、話したい内容を決めて
それを自分の話したい言語 日→英、日→中、日→西 で練習する。
文法の説明はある程度話せるようになってから聞いても大丈夫。
話せるようになってからのほうが理解しやすい場合もある。
使いたい、話したいと思うとどんどん吸収できる。
大人だから、関連づけがしやすく覚えるのが速くなる。
言葉を知るとその国の文化も見える