だいちゃんのこと①
明日はだいちゃんの命日。
2022年9月14日、だいちゃんがお空に還りました。
丁度一年…やっと一年…
今でも一日もだいちゃんを忘れる日はありません。
2020年11月からレンタルヤギさんをスタートさせて、その間に出会ったヤギさんは、うちでお借りしたヤギさん以外に8匹いました。
その中の一匹がだいちゃん、でした。
初めての出会いは、2021年2月。
とっても寒いけれどやっと日差しに春を感じる、そんな日の朝にだいちゃんはやってきました。
※その時は、チョウロウと山ちゃんの子供の海と凪もレンタルのメンバーに加わり4匹体制となっていました。
だいちゃんは、体は大きいけれど少し痩せていて、目に力が無くて…何よりも右後ろ脚の大腿部に大きな手術痕があってとても痛々しかった。
聞けば、余所で除草ヤギとしてお仕事していましたが、そこにいるヤギさんと喧嘩して大きなけがを負ってしまい療養する事が必要だ、との事でした。
うちは敷地も余っているし、だいちゃんのお世話はレンタル会社の方がなさるという事で、敷地をお貸しして、お預かりする事にしました。
療養してるだけ
なんだけど…
やっぱり、気になる。
傍に行く。
ニンジンなどあげてみる…
食べる…
嬉しそうにしてくれる…
その結果
…可愛いねん
という簡単な図式が出来上がり、私は大人しくおっとりしただいちゃんを大好きになってしまっていました。
療養期間中は完全にドアで仕切って隔離していました。
チモシーやお水をレンタル会社の方が運んで来られてお掃除して帰って行かれる、そんな日々を経て3月末にはだいちゃんの大きな傷も癒え、立座りも自由に出来るようになり、だいちゃんは元の除草場所へ帰って行きました。
帰る時はちょっと車に乗るのを嫌がってくれて…少しはここを好きになってくれたかな…
約2か月一緒にいると…本当に情が移ってしまって…
お別れの時は寂しくて仕方が無かった。
山ちゃんはだいちゃんの事が大好きだったのか、だいちゃんの隔離されている小屋の前に座り込んで動かず。チョウロウがものすごい焼きもちを焼いたという一幕もありました。
でも、そのチョウロウは、だいちゃんが乗った車が帰って行くのを追いかけてずーっと見送っていました。
その時の姿が忘れられませんでした。
ヤギでも別れが判るんだ。
それが判るチョウロウはすごい感性を持ったヤギなんだなぁと感動した事を思い出します(その姿に涙・笑)
この後の7月。山ちゃんが亡くなりました。
これはまた山ちゃんのお話しとしてゆっくり書きたいと思います。
そして8月、だいちゃんがまたうちにやって来ました。
除草のお仕事が一旦終わって、うちで預かってくれませんか?
という事でした。
そして、その時に一緒にやって来たのが、今うちにいる水君でした。
こうして、チョウロウ、海、凪とだいちゃん、水君を加えて5匹体制となった賑やかなヤギーズライフが始まりました。