楽しいにふりまわされてみたい
「楽しい」をつい、忘れてしまう。
最近の私の脳内には、「大変だ〜」「ちゃんとやらなきゃ」「迷惑がかかってしまう」「難しい」がよく寝そべっている。
目の前のことにとらわれちゃうと、間違わないように、他者とズレないようにの思考が優位になる。
「楽しもう〜〜」って口だけでは言えるのに「楽しむ」を前面に出すのって、ちょっと怖いんだよね。なんでだろう。
でも、なんとなく日常が終わることに、慣れっこになってしまうことも、怖い。
楽しむことへの怖さは、経験値が足りないからと、今までとは変わることへの不安。「私ってこんな人」から外れちゃう不安を感じる。
なんとなくの日常に慣れることへの怖さは、つまらない人間になって仕事で出すもののつまらなくなってしまうことへの不安。ワクワクしない人生で終わることへの恐怖。
うーん。怖いって感じているら、きっと進んだほうがいいんだろうな。
怖いってことは、心が惹かれていて、心があらがっているからだと思うんだよね。
心をもっと信じてあげよう。心のセンサーが電池切れを起こしてしまう前に。
マジメは私のいいところだけど、「あ、また正しくあろうとしている」。
そんなふうに感じたら、思い出したい。
私の中でずっと鳴り響いていてくれる、あの音と共に。
若き日の自分が感じた胸の高鳴りと、憧れを。
うるさいくらいの「楽しい」にたまには振り回されてみたい。なんて思った日だった。
ありがとうございます。ロックンロールと生クリームとマンガと物語に使いながら、自分の中のことばを探っていきまます。