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「サーブえぐ!!」「笑顔まぶしーーー!!」「ベンチおもろーー!!!」 この楽しさ、伝われ!!
なぜだか今日はもう、「バレーのルール知らなくても楽しいよ!!!とにかく試合観て!!!」という気持ちが爆発しまして、勢いのまま書き上げました。
ルール? 戦術? ポジション? 選手のバックグラウンド?
そんなのもぜーんぶ知るともっともっと面白くなるのは確かなんだけど、それは沼に落ちてからでも遅くない!!
まずはもう、試合の面白さを味わってほしい!!!
サーブすごい! スパイクすごい! ブロックすごい! 選手の笑顔まぶしい! 悔しそうな表情すら尊い!
ボールが落ちないだけでワクワクするし、ズドーンとスパイクが決まるたびに「うおおおおお!!!」と声をあげてしまう。
それだけでむちゃくちゃ楽しい。
もちろん試合中に、「あ、この選手かっこいい…!」ってなって、その選手を目で追い始めるなんてことがあったら、さらに楽しさが加速する。
名前を覚えちゃったら、もう次の試合から知り合いか? ってくらい感情移入してしまう。一人選手を覚えたら、その人の周りにいる人が気になってくるから、知り合いは増える一方だ。まったく、忙しい。
とはいえ、今回は、ここまでの話さえも、全部忘れてもらってもいい!
ただ、一つだけ。
試合の映像を見て、「おおおお!バレー楽しいー!」ってなったら、試合会場に行く選択肢があるってことを覚えておいてーーーー。
じゃあ、ここからは、私がバレー沼にハマってから、「1日に3回見ちゃったなあ」って試合の中から、一つ紹介します!(この試合は、YouTubeをぐるぐるする中でベンチの様子がめっちゃわかる映像がいくつもあって、いろんな視点から楽しめてしまったので、ちょっと楽しみ方が特殊かもしれない、とは思っている)
はい。こちら。
バレーボールネーションズリーグ2024 日本 vs アメリカ戦
この試合、レギュラーメンバーとは違う布陣で戦った…っていう前情報は、まぁ置いておいて。
解説の福澤さんがめっちゃ丁寧でわかりやすいので、実況&解説を頼りにしながら観るのもおすすめ! では、いざ試合開始!!(1セット目はないんだよ。ちょっと悲しみ)
あなたもバレーボールの沼へ、いってらっしゃい!!!
どうです? 観終わりましたか?
観終わっていてもいなくても、ここからは、私が沼って繰り返し再生したシーンの一部を紹介しますよ! はい!
再生直後から沼だらけです。
2:37〜:宮浦選手(#4)のサーブから始まるラリー。
長いラリーがこの試合はたくさんあるんだけど、特にこれは、小川選手(#13)が「パッ」「クイッ」と上げるスピードが異次元。まるで「パッ」っていう効果音が見えるくらい速い。
2:53〜:同じラリー中だけど、アメリカ側ベンチに注目。11番の選手がすっと立ち上がる。アメリカのキャプテンで正セッターのクリステンソン選手だ。この後もベンチのクリステンソン選手に何度も目を奪われてしまう。
3:42〜:アメリカ側、デファルコ選手の映像!! 白いでかタオルが似合いすぎている…。(現在は、日本のジェイテクトSTINGS愛知に所属し激烈スパイクと、バク可愛い笑顔をお届けしてくれている。最高。)
7:47〜:日本ベンチの西田選手、動きが謎(笑)。この時10-5で負けてたけど、めっちゃ笑ってる。なんかこの点差でも「大丈夫っしょ」っていう雰囲気なのかなって想像した。この後すぐに、甲斐選手(#15)のスパイク決まってるし。最高。
8:46〜:このラリーで早くも巻き戻しが止まらないい。宮浦選手のスパイクが決まるけど、トスを上げたのが誰かって話。そう、リベロの小川選手なんですよ! リベロがオーバーパスでトスを上げること自体は珍しくない。でも小川選手のトスが静かに柔らかくて。繰り返し見たくなる。
この「小川→宮浦」の流れはアツい。そしてスローで流れる深津選手(#3)のガッツポーズですよ。兄貴ーーー!(深津選手はチーム最年長)
13:56〜:宮浦選手のスパイクがブロックに捕まって、グゥぅぅぅってなった瞬間に映る、アメリカのリベロ・ショージ選手がめっちゃ喜ぶ姿。グゥ。この試合、宮浦選手のサーブやスパイクを止めると、ショージ選手がむっちゃ喜んでる印象がある。そのリアクションを見ても、宮浦選手がそれだけ要注意だったことだよね? と想像する。ベンチのデファルコ選手、多分ガッツポーズしてたー(笑)。
16:04〜:小野寺選手(#1)のスパイクが決まった後から、会場内で「NIPPON」コール。ここは、フィリピン。すごいぜ〜。
18:55〜:ラリー選手(#23)と宮浦選手のブロック。ブロックって決まると(ぐは!わっしょい!)ってなる。されると(くぅ)だけど。いいぞいいぞ。後ろの小川選手のガッツポーズも、見返すとよくわかる。
19:42〜:ふたたびラリー選手! 今度はスパイク! 身体どこ向いてたん? どこに打ったん? っていうので巻き戻し。選手の跳躍力、柔軟性、機動力に「え?」ってなること多数。ほんとにすごい。パーツは一緒なのに…。
20:33〜:このラリー、じわじわくるんですよ。まずは甲斐選手が最初のスパイクでリバウンド(相手のブロックをうまく利用して、ボールを自陣に戻すプレー)を狙う。それを上げる小川選手の絶妙なパス。からの、小川選手が、端から端へのアンダートスをあげる!! これを決める甲斐選手。にっこにこ。いい笑顔だよ。強烈なスパイク決めた直後の「どやっ!」って感じじゃなくて、ニッコニコなの。いやあ、よい。
21:29〜:「USA」コールを自ら発するクリステンソン選手が映る。この日は、ずっとベンチから「USA」コールをあげて盛り上げて(あおって)いた。かっこよすぎるんよ。ベンチ。
21:55〜:はいきた。宮浦選手サーブ。解説の福澤さんに「スナイパー」と言わせちゃうほどのサーブ。ショージ選手を弾き飛ばしちゃうやつ。時速116キロで、ぐゆんと曲がるんだよ…? おそろしいよ…。おそろしいけど、これが癖になってしまう。
「あぁこれこれ!これですよーー!」ってなる。宮浦選手のサーブって、いつも期待しかないんだよ。からだがしなる美しいサーブフォームのあとに弾丸のボールの軌道。これを繰り返し見てしまう。沼サーバーだよ…。
22:40〜:小川選手の声かなぁ。「ナイス」って聞こえるような気がして。スピーカーに耳近づけて聞いてたら、宮浦選手が飛んできた。ドビュンですよ。解説で小野寺選手のサーブレシーブの意味を知って見返すと、なるほど〜ってなる。小野寺選手のオーバーも好きなんだよなぁ。
23:36〜:ここのラリーも語らせてほしい。小川選手のサーブレシーブと、宮浦選手へのトスアップの流れが最高。小川さんのトスは「綺麗、早い、軽やか、なのにドンってしてる」とこが好きです。しかしスパイクは拾われる。この時、アメリカベンチにいるクリステンソン選手の片足、出てきてるんですよ(笑)。
そして、相手のスパイクを前に進みながら上げる小川選手がすごい。どこであげてるん。で、最後、アメリカのスパイクが決まるのが、甲斐選手の前。「あぁぉぉぉ惜しいいいいい」って声が出ちゃうんだけど、日本側ベンチにも注目。ちょっとおもろい。
25:33〜:富田選手(#11)と深津選手に注目してほしい。ラリーを決めて「グワシッ!」と肩を組む2人。「どうじゃゃー」が溢れる顔をするけど、次の瞬間、2人そろって「すん」って真顔になるの。いや、はやいてwwwwしかも揃いすぎだってwww。テンションの落差、シンクロ100%の「すん」。見つけてしまってからは、リピート必至案件。で、ちょっと目を奥にやると、ガッツポーズの宮浦選手。クリステンソン選手はもう出てきちゃった(笑)。出動率高すぎる(笑)。
26:01〜:23−23から2点を取るまでが、おもしろすぎる。
まず、24点目を決めるまで。相手のスパイクがアウトになった瞬間の日本ベンチ。一斉にワッ上がる手と、小川選手のガッツポーズ。
そして次のサーブを打つ前の小野寺選手の不適な顔よ。1点差の緊張感って、どんなもんなのですか。
で、25点目に向かうラリーがアツい。まず相手のスパイクを拾う宮浦選手のあとに映る西田選手。(宮浦・西田の関係もぜひ知ってほしい。胸熱案件ですよ)。
小野寺選手のトスを打つ宮浦選手っていうのが私的ヒットで、この流れをリピートしながらも、左目に映るのが、仲間の背中から覗き込むようにコートを見ているクリステンソン選手。なんでそこからwwww。
同時刻の日本側のベンチを見たら、片足出ちゃった小川選手がいた(笑)。後ろではコーチも立ち上がっている(コーチ陣もよく立ち上がるからつい巻き戻って見ちゃう)。ラリーが続いて、クリステンソン選手はもう、コート側に出てきちゃった(笑)。
コートの中では、アメリカの攻撃を小野寺選手がオーバーで上げる。小野寺選手の対応力よ。器用さよ。からの、深津選手のバックトスを、宮浦選手がフィニッシューーーーーー!
もう、ここ、視線が忙しすぎる。
コート内の選手を見るでしょ。そしたら奥の方から飛び出す西田選手と小川選手がいるでしょ。笑顔で飛び跳ねる関田選手の後ろには、余韻のガッツポーズをする石川選手がいる。キャプテン喜んでる!(当たり前だけどw)。ちょっとなんか独特!(笑)。
最後に、宮浦選手に飛び込む小川選手でフィニッシュ。良すぎる…このラリー…。「おもしろい」がつまってる。SNSで見つけたベンチの様子もめっちゃいいから、見てほしい。
このあとももう、沼ポイントが怒涛のように続くんだけど…すごい試合なので、全部書いたら3万字超える。いや、ほんとに。ちょっとだけ。ちょっとだけ3セット目に触れておくね。
39:50〜:ここもね、何度も巻き戻してしまうのよ。深津選手がトスを上げた時に小川選手の声がする。「回れ、回れ?」?? ちゃんと聞き取れないままなのだが、気になる。いつか知りたい。この正解。
で、その声の直後、宮浦選手が飛んでくる。背中をグッとそらしながら、飛んでくるんだよ。マジで、人って飛べるんだね。
スパイク打ちつけて、ブロックに当たって後ろに飛んでいくボールに、ショージ選手が滑り込んでいるところが映った後。
「フォォーーーー」って雄叫びがする。これきっと宮浦選手の声なんだよ。そんな声出すんかーーーいいって。他の映像だとあんまり見かけないので個人的にはレアボイス。
45:28〜:ここで小野寺選手のブロックーーーー。ブロックってリピートしちゃうよね。一瞬ボールを見失って、「は!ブロックじゃーっ」てなるんだよ、私。決めた後の小野寺選手の下からハイタッチ(ロータッチ?)がまたよくて。ブロックーハイタッチで小刻みリピート。
47:17〜:ここから。ここからですよ。怒涛の宮浦選手のサーブゾーン。
まず 19−19での1本目。相手のスパイクを小川選手があげて(きれい)、深津選手が小野寺選手を選ぶ。決まって、おっし(ぐっ)の小野寺選手を、ぐわしっと抱きしめる深津選手!
「日本前に出たー」の実況と共に無限に見れてしまう。ここもほんとに好き。大好き。
47:55に、アメリカ、タイムアウト。ベンチに戻る小野寺選手、グッと拳握ってるように見える。あまり感情を表現しない選手なので、ついリピート。髙橋選手と何を話していたんだろうか。
で、アメリカベンチが映るのだけど、この後の流れを知ってから見返すと、余計に気になる。ベンチでの会話。
20−19での2本目。
タイムアウト明けでも威力が落ちない宮浦選手。タイムアウトって「流れを切る」ために取るものですよね?? ぐんぐん上がってませんか???宮浦さーん。
からの。甲斐選手のスパイクのリバウンドをあげる小川選手のオーバーがこれまたきれいで。気持ちいいーー。全員攻撃に入って、宮浦選手にトスが上がる。
飛び込む宮浦、決める宮浦、少し体勢崩れる宮浦……。
そのまま床を叩いて喜ぶ宮浦ーーーーーーーー!!!
感情ダダ漏れじゃないないですか。宮浦選手。もうこんなシーン、なんぼ観たって薄れないですからね。興奮は。深津選手が近づいて、宮浦選手をガシッ!!とするんだよ。
そしてベンチの盛り上がりも合わせてみてほしい。伊藤コーチも立ち上がってるから。
でですね。この映像では、リプレイ映像が流れているので見えないんだけど、アメリカがメンバーチェンジを申請。ブザーが鳴り響く。ふつうのブザー音なんだよ。
でもね、会場の異様な盛り上がりがわかるんだよ。大歓声。何? って思っていたら、オポジットにヘインズ選手、セッターにクリステンソン選手が登場。このシーンがヤバい。
49:18を見て…くれ…。これはもう、完全に 「ラスボス登場」。音楽と合わさって、演出が完璧すぎた。
コート上の様子は、この映像からはわからない…。サーブエリアに一人立っているはずの宮浦選手に何か声をかけていたのか? コート上でどんな会話をしていたのか? 本当に知りたい。
それで! ですよ!!
このラスボス登場で、USAコールも一際大きくなる雰囲気の中で、宮浦選手のサーブですよ。
113kmのノータッチエースですよ!!!!!!
おおおおおおおおおおおおおおおい。
「宮浦ぁぁぁぁ!!!!!」 って叫びたくなるサーブ。軌道がヤバい。エグい。「宮浦健人」でした。
続く22−19からのサーブも、116キロでショージ選手をはじきとばして、サービスエース。リプライ映像で一瞬映る、小野寺選手、深津選手の表情を凝視してしまう。どんなお気持ちでこのサーブの行方を見ていたんだろう…。
23−19からのサーブは、再びノータッチ!!! 118キロ!! 伊藤コーチ立ち上がるのだけは見えた。ベンチとコート上の選手はどんな顔してんだろう。
ここで飛び出したのが今なお語り継がれる、解説福澤さんの名言。「いってらっしゃい宮浦」だったよね。
24−19、2連続サービスエースの後でも、表情を変えることなく、打ち込む119キロ。(ヒィ)。ここでクリステンソン選手のトスからの攻撃。が、小川選手のナイスレシーブ。
最後は、甲斐選手のスパイクが決まって、日本、勝利ーーーー!!
甲斐選手がまた、ニッコニコでね。こちらもにっこにこ。
この後はもう、喜ぶ選手のいい顔を見守り続けるのみ。ベンチから飛び出したラリー選手が、宮浦選手に飛びつくところとか。髙橋健太郎選手がみんなの頭をポンポンしているところとかね。
勝利の後の選手の笑顔って、本当に最高だから、何度見たっていいんだよ。ほんとに最高。いい笑顔。
勝利の後のハグの嵐は、幸せの嵐。どんどんふきあれろ〜〜。(完)
はぁ。楽しかった。解説しながら、永遠にリピートしそうだった。
いやぁもうね、この試合もめっちゃ好きだけど、YouTubeにアップされているVNL2024、VNL2023で試合はリピートしかしていない。
VNL2024フィリピンラウンドのフランス戦は、散歩しながら実況と解説を聴いたりしてた。映像見なくても声で、どのシーンかがわかっちゃうのが一番多い試合かもしれない(笑)。解説の柳田選手の声と質がめっちゃいいの。
2セット取られてからの3セット目。マジで? マジで? マジで? しか出てこないから、この勢いで観ていって欲しい。
は。思わず、フランス戦の宣伝しちゃった。
アメリカ戦の沼トーク、長えよっっwと思われた方は、いいね〜すごいね〜きもちいね〜〜っていうシーンが凝縮したハイライト映像をどうぞ(笑)。
シンプルにかっこいいシーンばかりなので、かっこいいしか言うことないです(笑)。元気出るね、ハイライト見ると。
サービスエースだけを集めた映像なんてのもありますよ。ふぅ(ピース)って気持ちで観れます。
この日の日本チームの背番号と名前と現在の所属先
背番号1 小野寺 太志(MB)→サントリーサンバーズ大阪
背番号3 深津 旭弘(S)→東京グレートベアーズ
背番号4 宮浦 健人(OP)→ジェイテクトスティングス愛知
背番号5 大塚 達宣(OH)→イタリア パワーバレー・ミラノ
背番号11 富田 将馬(OH)→大阪ブルテオン
背番号15 甲斐 優斗(OH)→専修大学/大阪ブルテオン特別指定選手
背番号23 エバデダン ラリー(MB)→大阪ブルテオン
背番号13 小川 智大(L)→ジェイテクトスティングス愛知
SVリーグは4月まで続きます。
チケットが買える試合もまだあるので、バレーボールおもしろいね〜ってちょっとでもよぎったら、ぜひ! 会場で! おもしろさを浴びちゃってください! 推しがなくても大丈夫! 私も、推しらしき推しはいないんです。でも楽しいです!(でしょうね、ってこの前言われた笑)
あなたもバレーボールの沼へ、いってらっしゃい!!!
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