『新 コーチングが人を活かす』を読んで
「コーチング、合ってると思うんですよね」
職場の方から言われた一言で、アンテナが立ち、本を買いに行った時に思わず手に取った本
読書の秋 2020の課題図書にもなっていましたので、本の紹介をまとめてみたいと思います。
『新 コーチングが人を活かす』
2000年に発売された旧版を大きく改訂する形で出版されました📚
1.なぜ、改訂を施されたの?
本の中で、改訂版を施された理由が3つ、記載されています。
その1つが
一部でコーチングが誤解して使われていることに対する懸念
旧版が発売されてから20年の間で、「コーチング」は、スポーツや学校、家庭など様々な場面で活用されていると思います。
そのため、「コーチング」という言葉を知っている方は多いと思いますが、「コーチングの本質」を知っている方は、研修を受けられていないとなかなか💦💦
私もその1人
コンサルティング・カウンセリング、そしてコーティングの違いについても、「なんとなくこんな違い?」と説明できるかできないかです。
こちらの本では、上記の違いを、約3ページの簡潔な文章、そして可愛く感じるイラストでまとめられていて、文字がぎっちりな本が苦手な私でも1日で読み終えることができました。
2.コーチングとは?
私は、この本質を知りたくて、本を手に取りました
コーチングの本質は“未来を創り出す主体的な人材を創る”ことにある
自分の担当業務が、まさに「コーチング」に直結していると感じた言葉✨
『主体的』が大切なのは、ずっと分かっていましたが、ここができず、ずっと悩んでいました
1人1人、歩んできた道も経験も違う
本当は1人1人向き合わなければならないのに、「忙しい」を理由に向き合っていなかった
全員、一緒に「こうだ」と方向を示してしまったこともあったかもしれません
私にとっては、読みやすく、日々の仕事や業務を振り返りながら読み進めていくことができました
3.本を読んでみて
この本が読みやすく感じる理由に
62のスキルが、簡潔に、そしてイラストとともにまとめられている
からかな、と私は思いました。
その62のスキルの中で、明日から実践してみようと思ったことを2つ、ご紹介します
SKILL5 ”なぜ”の変わりに“なに”を使う
“なぜ?“という言葉には、相手の責任を追求する響きがある、と解説されていて、「たしかに!!」と納得✨
自分自身「なぜ」と聴かれると、答えに困ることがあったはず
”なぜ“を”なに“に変えることで、内側にあるものを発見しやすくなる
実践してみたくなりました😊
内側にあるものの発見しやすくなると、業務の効率もあがる=残業を減らすことができる?とちょっと期待
SKILL23 not want 嫌なことを30分話す
私は、「イノベーション」「アイディア」力が0🤣
発想力やアイディア力がある方がすごく羨ましい反面、0から1を創り上げるよりも、誰かが出したアイディアを軌道にのせることが自分は好き💕で、だからこそチームで仕事をする必要があると自分に言い聞かせています。
しかしながら「イノベーション」「アイディア」は、会社をさらに成長させるには必要なこと
なかなか思い浮かばないときには、いやなこと、やりたくないことを徹底的に話す。
すると、やりたいことが浮かび上がってくる
自分の苦手なことを補ってくれるこのスキルは、今後使っていきたいと思いました
この本の最後には、状況別にどのスキルが効果的かも整理されています。
仕事やプライベートで「コーチング」をベースとしたコミュニケーションもって働きかけると、さらに良い方向に進むことができるかもしれませんね✨
最後までお読みいただいてありがとうございます😊