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顧客に寄り添って提案ができないベトナム人の思考性

昨今の円安(1USドル155円付近)と、ここ数年で約4割上昇したベトナム人の人件費。コストメリットを求めてオフショア開発を活用しようとする日系IT企業にとって、いまや新たな課題が生まれています。

問題は「コスト」だけではない 多くの企業がベトナムオフショア開発を試みていますが、人件費の高騰に対してスキルセットの向上が追いついていないという現実があります。特に、難易度が高い上流工程にベトナム人エンジニアを適用することが長年の課題となっています。

これに挑戦した企業は数多く存在するものの、いまだに明確な成功パターンは確立されていません。単なる「安価なリソース」として捉えるのではなく、どの業務をオフショアに適用するべきか、戦略的に見極めることが必要です。

BSE(ブリッジエンジニア)の役割を明確にしないと大損する

オフショア開発では「BSE(ブリッジエンジニア)」というポジションが存在しますが、その定義は会社ごとに異なります。通訳の側面を持ちつつ、PM的な役割を担うこともあるため、中途半端な位置づけになりがちです。

さらに、BSEの単価は昨今では70万円以上と高騰しており、役割を明確にしないと、想定以上のコストがかかるだけでなく、開発効率も落ちてしまうリスクがあります。

「提案型」オフショア開発の実態

一部の企業は「ベトナム側から提案ができる」と謳っていますが、実際にはこれは幻想に近いものがあります。提案力があるのであれば、受け身の開発業務から脱却できているはず。しかし、現状のベトナムオフショア開発の多くは、開発と運用が主軸であり、提案力を求めること自体がナンセンスです。

つまり、「提案型オフショア開発」という言葉自体が詐欺に近いものになり得るのです。

成功のカギは「適材適所」の見極め

では、どうすればベトナムオフショア開発を成功に導くことができるのでしょうか?

ポイントは、「どの業務をベトナム側に任せ、どの業務を日本側で行うかを適切に設計すること」。

私たちTomorrowFuture株式会社は、ベトナムオフショア開発の成功パターンを熟知し、企業ごとに最適な開発体制を設計し、実行まで一気通貫でサポートします。

ベトナムオフショア開発に関する課題や、新規事業の立ち上げにお悩みの企業様、ぜひ一度ご相談ください。

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info@tomorrowfuture.co.jp

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