安心を与える母親としての役割を自覚した話

私の娘 4歳
人見知りの親から産まれたとは思えないくらい社交的だし、自由だし、結構面白い子だなぁって思ってる。
自慢の娘。

私が保育士という仕事をしているので、娘の通う幼稚園が休みの時とか、長期休みの時は実家に預かってもらっている。
祖父母のことも大好きだし、今まで一度も、
お母さんがいいって泣いたことがない。
いなくて泣くとかないし、私が仕事に行く時も、バイバイってすっごくあっさりしたものだし。
平気なんだと思ってた。

昨日は夜に自分の用事があり、いつものように実家に頼んで出かけた。
なんでかわからないけど、説明してたはずなのに、別れ際にすごく名残惜しそうにしていて…
大丈夫かなぁって心配にはなったけど…

用事を済ませて帰るともう寝ていて…
様子を聞いたら

お母さんに会いたいってしくしく泣いていたらしい。

そんなこと今までなかったからすごく珍しくて、びっくりして…
でもそんなふうに求めることってなかったから、なんか嬉しいのか切ないのか、なんだかよくわからない感情が生まれた。

それで一緒に寝て朝起きて、話を聞いてみたら、
私やっぱりお母さんがいないとダメ
って言うから笑っちゃった。

だから今日はいっぱい遊ぼって思ったのに…
娘は全然私と遊ばなくて…
私の弟の部屋に入れてもらっておままごとしてるし、そのあとはじいじと出かけるって言うし…

おやおや。
昨日あんなに私に会いたがってたのはどこの誰?っていうくらい。

それで思った。

私が近くにいてこそ、好き勝手遊べるのか。
私がいつも隣にいるからって思うから、安心して、他の人に甘えたりできるんやなって。

私(お母さん)がいて、そしてみんながいる。

そんな感じなんかな。

って思った。

そう思ったら、どうぞ遊んできてって思えるし、変にやきもちやかなくていいしね。
(娘は夫がいたら夫にべったりで何をするにも夫と一緒にやりたがるから嫉妬する時もある、私が)

そんなふうに感じさせてくれた昨日の出来事に感謝して、私は自分のやりたいことを黙々と楽しもうと思うのでした。

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