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随筆: 「エデンの海」知っていますか?

1 石碑「エデンの海」


   広島県三原市の須波から隣町の竹原市の忠海までの海岸は、美しい海の景色を存分に楽しむことができる。この海岸は国道185号線とJR呉線が仲良く並行しながら走っている。三原市からこの海岸線を車で走っていくと、忠海駅を過ぎるとすぐ右手に忠海高校が見え、左手の海岸に小さな休憩所がある。その休憩所には「エデンの海」という石碑が設置してある。
(  ※表紙の写真の石碑)

休憩所の説明文
文字が薄く少し読みにくいが、作家である若杉慧の紹介と、
小説「エデンの海」が3回も映画化されたことがの記載してある。

2 「エデンの海」とは

『エデンの海』は、1946年に発表された若杉慧の小説であり、3度にわたり映画化され、舞台化、テレビドラマ化もされている。そして、この小説は3度にわたり映画化されている
 以上の出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/エデンの海

2.1 1950年公開の映画


映画は、瀬戸内の小さな高校に、東京から赴任してきた新任の教師と、自由奔放な女子生徒の交流を描いている。
1950年公開 制作は松竹
  監督 中村登  脚本  植草圭之助  原作 若杉慧
  出演者 鶴田浩二 藤田泰子 大日方伝 加藤嘉 ほか
以上の出典は エデンの海(1950)
   https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/02610/
この映画の中で、鶴田浩二が南條先生役で出演している。

2.2 1963年公開の映画

 
エデンの海(1963)
  https://moviewalker.jp/mv20985/
  https://www.nikkatsu.com/movie/20743.html
この映画では高橋英樹が南條先生役として出演している

2.3 1976年公開の映画


エデンの海(1976)
  https://eiga.com/movie/68576/
この映画では女子生徒役として山口百恵が主演している。

 映画のストーリーについては、先に記載したURLを開いて見てほしい。

実際の海の景色

3 舞台となった場所


 原作のモデルとなったのは忠海高等女学校であり、現在の広島県立忠海高校である。現在では学校の前に国道が走っているが、女学校があった当時の学校はすぐ海に面していた。記念碑が立っているところは、丘というにはあまりに小さなでっばりが海に突き出している。
 ここに立って、海を見ていると、実際映画はこの近くのどこで撮影されたのだろうかと想像してみたくなる。(先に述べた資料には、山口百恵が主演した1976年の映画は香川県で撮影されたと記載されている)
 美しい海の景色を見ていると、なるほど映画の舞台としてふさわしい場所だと思えてくる。

5 学校生活を扱った「学園ドラマ」
 「エデンの海」の現場を見たあと、自宅に帰ってからネットで学校生活を扱った映画を調べてみたが、近年製作された「学園ドラマ」の映画を私はほとんどを知らなかった。
   https://www.cinemacafe.net/movies/tag/genre/33/学園

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