「大切な人」を亡くした人へ
「大切な人」を亡くして絶望の中にいる。
悲しくて悲しくて仕方ない。
悲しみの渦から抜けられない。
これからどう生きていけばいいか分からない。
そんな思いに駆られている。
そんな人に僕からメッセージを送ります。
■「もっとやってあげれば良かった」という「後悔」。
生きている内に「もっとできたことはあったんじゃないか?」
その後悔を大切に抱きしめているかもしれません。
確かにもっと出来たことはあったでしょう。
「もっといっぱい話しておけば良かった」
「もっと寄り添ってあげれば良かった」
「あれをやってあげれば良かった」
「これもやってあげれば良かった」
そう思うでしょう。
でもちょっと待ってください。
その後悔は「なぜ起きるんでしょうか?」
後悔はしなくてもいいのに。
実は、勝手に起きているわけではありません。
あなたに気づいて欲しいことがあるから起きています。
■後悔が起きる「理由」
そもそも「後悔」をあなたは「嫌なもの」と捉えていませんか?
後悔しているという事は、素晴らしいことです。
だって後悔するほどその人の事を。
「大切に思っているから」
大切に思ってあげているから後悔するんです。
後悔が大きければ大きい分。
それだけ「愛せた証拠」です。
それは、素晴らしいことじゃないですか?
まず、あなたは素晴らしい人です。
■あなたは「何もしなかったわけではない」
あなたは「何もできなかった」「もっとやってあげられた」
そう思っていませんか?
でもちょっと考えてください。
「やったことはある」はずです。
「何もしなかったんでしょうか?」
「何もできなかったんでしょうか?」
そこを「なくしている」から「後悔」が起きています。
■「なくしているもの」をちゃんと見ていく
必ずやったことがあったはずです。
それをノートでもいい。頭の中でもいい。
一つ、一つ思い出してください。
「何をしてあげられてたか?」
「ご飯を作ってあげた」
「一緒に買い物に行ってあげた」
「病院にお見舞いに行ってあげた」
「介護をしてあげた」
あなたがやったことは「いっぱい」あるはずです。
それをちゃんと「ある」ことにするんです。
「あった」ことにするんです。
それは「あなたが人生かけてやったこと」です。
それをちゃんと見るんです。
■あなたの「大切な人」が笑顔になる
それをやっていくと。
あなたの「大切な人」が心の中で笑顔になっていきます。
あなたの心の中に「大切な人」との
「大切な思い出」が蘇ってきます。
それに伴いあなたも笑顔になっていく。
■それでも「後悔」に捉われるなら
それでも後悔に捉われなら
大切な人のことを考えている様で
「自分のことしか」考えていないです。
結局自分が可愛そうなだけで「大切な人」はどうでも良くなってる。
「大切な人」のことを考えるなら
一刻も早くあなたが「笑顔」になることです。
それが「本当の供養」です。
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