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大人の発達障害 就労移行支援事業所とは?
みなさん、こんにちわ。
就労移行支援事業所ディーキャリア一宮オフィスです。
本日、2022年3月1日(火)に、
『ディーキャリア一宮オフィス』が開所となりました。
本日よりオフィスブログも随時更新していきますので、
是非、お楽しみいただけたら幸いです。
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☆本日のブログメニュー☆
大人の発達障害について
就労移行支援事業所とは?
■大人の発達障害
突然ですが、質問です。
下記の状態にいくつ当てはまりますか?
〇忘れ物が多い
〇ほかの事が気になって気が散る
〇学校や職場で一人になることが多い
〇他人と会話がかみ合わない
〇ひきこもりがちである
どれかひとつでも当てはまる項目があれば、あなたは発達障害の可能性があります。
発達障害は、発達の遅れということではなのです。主に、「脳の認知機能」のかたよりにより、社会不適合を起こす状態のことを指します。
現在、良く耳にする、「自閉症スペクトラム(じへいしょうすぺくとらむ)」や、「ADHD(エーディーエイチディー)」、「LD(エルディー)」などが、この発達障害に含まれるのです。
「発達障害」という特性は、その殆どが、幼少期から現れますが、学校の成績なども優秀で、
問題行動を起こさないような人ほど、周囲から気付かれにくく、成人して社会不適応がわかり、ようやく発達障害だと判明するケースが多くみられます。
その一方で、発達障害を持つ人の中には、幼少期から「自分はほかの人とどこか違う」という違和感に思い悩み、
生きにくさを感じながら成長してきたことで、発達障害であることが判明して、むしろホッとしたという人も少なくないのです。
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■就労移行支援事業所(しゅうろういこうしえんじぎょうしょ)
ディーオフィスは「大人の発達障害」の人のための「就労移行支援事業所」です。
そもそも、「就労移行支援事業所」と聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
障害という特性を持った人が職業訓練をする場所?
障害を持った人に就職を斡旋する場所?
といった印象を持つ方もいるかもしれません。
実際、「就労移行支援所」とはどんな場所で、どのような役割を持っているのでしょうか。
ここからは、「就労支援事業所」について解説していきます。
●就労移行支援所の役割
就労移行支援事業所は、障害を持った方に対して、
一般企業などに就職するためのサポートをする事業所で、
現在の日本国内においては、およそ3000ヵ所以上あると言われているのです。
就労移行支援事業所の主な役割としては、障害を持った方への、
「就職に向けた職業訓練や就職活動のサポート」、
「就職後、職場定着へのサポート」があります。
また、「職業訓練」においては、職業スキルやビジネスマナー、心身へのケア、といったサポートなどを行っており、事業所によって様々なプログラムが存在。
「就労移行支援所」は、障害を持ちながらも就職を目指す人にとっては、
大変メリットが多い場所なのです。
●就労移行支援所の利用条件や利用方法
就労移行支援事業所を利用するにあたって、どういった手続きが必要なのか。また、利用条件などについても見ていきましょう。
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◆就労支援事業所受給者証の申請手続き
<自治体の「障害福祉課」に申請>
就労支援事業所を利用するにあたって、まず必要になるのが、
「受給者証の申請(じゅうきゅうしゃしょうのしんせい)」手続きです。
お住いの市区町村にある「障害福祉課(しょうがいふくしか)」で、
申請書を提出することができます。
また、申請の手続き方法については、各自治体ごとに異なる場合がありますので、
事前に確認しておくと良いです。
<認定調査員による調査>
「就労移行支援受給者証」申請をすると、次に、認定調査員(にていちょうさいん)による
訪問調査がはいります。
受給者証の申請者が、現在どのような生活状況か、
働く意思はどうかなどを確認する面談が行われるのです。
この認定調査員による調査(面談)の結果により、
就労移行支援受給者証を受け取り、就労移行支援事業所の利用が可能になります。
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◆障害者手帳について
就労移行支援事業所は、障害者総合支援法に基づいたサービスですが、
障害者手帳を持っていない方でも利用可能。
障害者手帳を持っていない場合は、主治医の意見書や承諾書などが必要となるので、
主治医に相談しましょう。
◆就労移行支援事業所にかかる費用
就労支援事業所の利用費用は、利用者の現在の収入によって違いがあります。
自己負担額が発生する場合は、前年度の住民税に応じて、「0円」「9、300円」「37,200円」の
3つの区分され、自己負担額は以下の通りです。
<区分> <世帯の収入状況> <自己負担額>
生活保護 生活保護受給世帯 0円
低所得 市町村税非課税世帯 0円
一般1 〃(所得割16万円未満) 9、300円
一般2 上記以外の世帯 37,200円
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◆就労移行支援の利用期間
就労移行支援事業所の利用期間は、利用開始から就職が決定するまでですが、
原則として、最長2年間となっています。延長を希望する場合でも、最長1年
(手続きや審査などが必要)。ただ、事業所によって特徴やカリキュラム、
支援の幅に違いがあります。
■まとめ
ここまでで、「大人の発達障害」についてや「就労移行支援事業所」について
大枠はご理解いただけたでしょうか。
「発達障害」は幼少期に発症するだけではなく、大人になってから判明することも
珍しくない特性といわれています。
ディーキャリアは、主に「発達障害」の方の就職、職業定着を目指す「就労移行支援事業所」です。
少しでもご興味のある方は、「就労移行支援事業所」の利用を検討してみてください。
ディーキャリア一宮オフィスでは、開所お披露目の意味も込めて、
ディーキャリア一宮オフィスの体験会、見学会を企画しています。また、終了後には個別相談会も
開催しますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
☆次回の記事☆
ディーキャリア一宮オフィス紹介
次回は、3月1日に開所した
【ディーキャリア一宮オフィス】を
ご紹介していきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。