思い立ったが吉日
何か新しいことをしよう。なにをしようか…。写真、絵画、楽器、どれも全部自分を見つめられる趣味ではあるが機材が必要だ。しかも安く済ませられないから困った。…だったらブログはどう?普段から読書の感想文をノートに書いているでしょう?日々行っていることだし、このnoteも無料でできるからやってみよう。
私が書くことを始めたのは高校3年生の時。国語の授業で、この文章どう思ったと先生に尋ねられたけど私は全然答えられなかった。なんとなくおもしろい文章だったのは覚えているんだけど、それがどう面白いのか、自分にとってどういう部分が共感できたのかが言語化できなかった。
あれだけ受験の勉強をしていたのになんで答えられなかったんだろう。これまでなにを勉強してきたんだろうと何もできない自分に対して本当に悔しかった。
高校生で、特に受験期だったから心にしみた。悔しさの裏返しでなんとか向上してやろうとも思った。そういえば中学の卒業文集で、ある先生がこう書いていたな。「私はもともと理系科目が得意だったけど、宿題でやらされて日記を毎日続けていくうちに楽しくなってきた。気づいたら国語の教員になっていた」と。私も日記を書こうと決めた。
最初の日記なんて人に見せられるような代物ではない(笑)。本当に小学生が書きそうな文章ばっかりだった。「~が楽しかった。おもしろかった」とか。でも当時の自分はそうした文章しか書けなかった。
けれどどうして楽しかったのか、なぜおもしろくなってきたのかを一個一個考えてゆくと段々長い文章が書けるようになってきた。そうしていつしか自分の意のままに物事を書くのが楽しくなってきた感じ!
そんな訳で見てきたことや感じたことがいつしかたまってきた。また私の感じたことはみんなのそれと同じなのかもすごく気になる。そんな中でこのnoteを思い出した。
何かを始めるのに遅すぎることはない。あるのはただ継続している現在のみ。思い立ったが吉日、とりあえずやってみよう。