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ようこそ実力至上主義の教室へ(考察)

綾小路の概要
ホワイトハウスという施設で育ち、心身ともにレベルの高い生徒。その実力は計り知れない模様。しかし、本人は目立つことを好まず、堀北を隠れ蓑としてあまり目立たないようにしている。
握力についても軽く60キログラムを調整できること・走ることも生徒会長と接戦するほどに早い。武道の教育も受けている。すなわち、身体能力は他の生徒と比べてかなり高い模様。
学力については、入試から一貫して50点に点数を揃えているという。
戦略立案・実行力に関しては群を抜いている。
この学校の概要
この学校では、テストや単純な体力だけではなく、社会に出て必要なコミュニケーション能力や人間関係構築力なども問われる課題が出たりする。例えば、無人島で1週間の生活をすること。いかにポイントを残すのかということが争点となりつつ、そのゴールをどこに設定するのかも生徒たちが考え、クラスでの合意により定めていくことが可能。
堀北について
堀北すずね。生徒会長の妹。なぜかD組にいる優れ者。
しかし、生徒会長と比較されると劣る。まぁ完璧な生徒会長だから仕方ないのもあるかも。
それに男性と女性という違いもある。
仲の良い人物?として綾小路が挙げられる。友人というよりかは共にA組を目指すような関係にあるので良い仲間という表現がピッタリだろうか。
基本的には冷徹だが、時には仲間思いで、赤点ギリギリの生徒を勉強会を主催することで救済しようとするなど優しい面もある。
2回くらいは見るようになり、結構ハマっている。
綾小路清隆という主人公もそうだが、クラスそれぞれに役者がいて、その個性もしっかりしているから見ていて面白い。
Aクラスの中では、坂柳アリスとかつらぎの2つの派閥があり、対立関係にある。
頭もよくスポーツもできると、派閥を作り、政治的な行動をするのだろうか。少し、政治的な要素も含まれているように感じる。
Bクラスは、一ノ瀬の描写が多い。そばにいる奴もいるが、一ノ瀬のカリスマ性がとても目立つ。
Cクラスは龍園と伊吹、ボディーガード、石崎くらいか。真鍋もいる。
ー> 2ndで軽井沢のいじめの事件で出てくる。
Dクラスは、堀北と平田。高円寺が目立つ。しかし、綾小路や須藤健、軽井沢、櫛田など面白いメンツが揃っている。これは、Dクラスが中心的に描かれているからそのメンツの構成がしっかりしていることを示している。
どの話が面白いか?
シーズン1
1 最初のテスト
先輩と過去問を取引することにより、須藤や他の生徒を救うような働きをする。
須藤が39点で1点足りなかったが、ポイントを茶柱先生から10万ポイントで購入するようになる。
これにより、須藤は退学を免れる。(堀北も助け無事に購入成立)
先輩から過去問を購入し、クラスの人へ配り、赤点が出ないようにする。その成果を櫛田にまかせ、自分は目立たないようにしている。
2 須藤の暴力事件
Cクラス石崎たちから須藤が暴力行為をしたと訴えてきて、傷害事件かどうかが問題となった。3人に対する暴力は退学になりうるため、なんとか阻止しようとクラスで守ろうとする。重要な点が、証人だが佐倉あいりが実は見ていた。
そこで、綾小路と櫛田がさくらに付き添い、証言してもらうようにする。
結局、さくらは証言し、それにより、かなりの譲歩がされる。
その後、綾小路と堀北は監視カメラの設置により、石崎たちに訴えの取り下げを要求。退学を突きつけられ、石崎たちは負けを認め、訴えを取り下げる。
→ おそらく綾小路は堀北に監視カメラがないことを気づかせ、監視カメラがあるように装い交渉させようと誘導していた。そのことに堀北は気付き、綾小路に利用されたのではないかと思っている。
また、さくらが電気量販店の店員に強姦されそうになるところを綾小路と一ノ瀬が助けるようになる。
二つの事件が無事に解決するようになる。二つとも法律が絡んでくる事件で、それぞれ傷害罪とわいせつか強制性交等未遂などの罪名で関わってくる。
3 プールで盗撮計画
綾小路が内部告発することにより、堀北と協力し、失敗に終わらせる。
しかし、他クラスの介入により、ややこしくなる。
途中の堀北の演説は想定外の結果となったが、対応力良き。
4 無人島のサバイバル事件は変数が多くて面白かった。
綾小路が裏で巧妙に人を扱い、一人勝ちするような様が描かれている。
無人島でのサバイバル試験
各クラスの最終的な総合点で勝敗が決まる
点数が増えるのは、スポットの占有と他クラスのリーダーを当てること→ 最初はスポットの占有で点を稼ごうとしていたが、当てられるとわかり、リーダーを当てる戦略へ切り替えた。
リーダーを当てられるリスクがある一方、相手がリーダーの指名を間違えるとマイナス50点なので上手く間違えるように誘導できると相対的に浮くようになる。
シーズン2
5 船の上の優待者を当てろゲーム
これは綾小路が軽井沢を味方に引き入れる際に重要な意味を持つ回。
軽井沢がいじめにあっていたこと・平田と付き合っていないこと・真鍋たちから守ることを使い、綾小路のために行動することを約束するようになる。
それにより、船の上のゲームでA,Cクラスを騙し、有利に進めるようになる。
6 運動会
須藤がリーダーとなり、各クラスマッチが行われる。
興味深いのは、櫛田がDクラスの情報をCクラスへ見せているということ。つまり、裏切り行為によって情報を流しているということ。それにより、Cクラスは須藤のような主力には弱い選手をぶつけ、弱い奴にギリギリ勝てるような人をぶつけ勝ちを拾うということ。
しかし、綾小路は櫛田が裏切り情報を流すということを見抜いていた上で何もしなかった。そして、龍園が堀北を狙うことを読み、真鍋を使い、龍園が故意に堀北に事故を起こさせポイントをぶんどろうとしていた録音を送る。
7 ペーパーシャッフル:テストの試験
これは、2人1組で行われるもので、2人とも平均点を下回るもしくは赤点を取ると退学になるというもの。
綾小路と佐藤がペアになる。
須藤と堀北。勉強会の実施によりグループが結成される。こういうのは学校ならではで良いよな。綾小路グループの結成。
さらに、堀北・綾小路と櫛田で数学のテストの点数で退学を決する対決をするようになる。争点は、Cクラスの提出する問題文を事前に入手できるか。
櫛田が裏切ることを予想した堀北は先手を打ち、問題文が変えられないように先生に約束させた。そして、そのことを龍園に知らせ、櫛田に渡す問題文を変えさせ、櫛田が問題文を事前に入手できないようにした。
結局、堀北と綾小路が勝つようになった。
8 Dクラスの黒幕vs 龍園
軽井沢を囮にして龍園が黒幕である綾小路を呼び寄せる。綾小路は証人として生徒会長を用意し、暴力により解決するようになる。綾小路は身体的にも優れていて龍園でも余裕で倒せるような実力者だった。

櫛田の過去
堀北と同じ中学校。ある時クラスの人から悪く言われ、手のひら返し。その後、櫛田が持っていた情報を暴露すると攻撃されるようになり、問題児となった。だから、そのことを知る堀北を退学させようとしている。そして、そのことを知った綾小路もついでに退学させようとしている。このバトルはなかなか興味深い。
承認欲求の化け物

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