緩和ケアの事例から(69歳男性)
皆さんこんばんは。伊予ケアです。世のケアマネさん今日はお休みでしたでしょうか?いつもお疲れ様です。
伊予ケアは今日は午前中だけ仕事でした。緩和ケアのご家族の今後の支援の検討でした。(妻と訪問看護と私)です。
膀胱癌の男性。69歳 夫婦での暮らし。主介護者は同居している妻。
私の関わりは特殊寝台の導入からでした。訪問時から強気な姿勢でどこか気勢を張っている状態。でも明らかにやせ細っており歩行もままならない状況であった。
お話しを聞くと「受け入れれない。癌の治療を続けたい。死にたくない」
「でも,もう無理。治療は出来ない。体力がもたない。」本当に気持ちが揺れ動いているのが分かりました。
介護支援専門員である私は、介護保険制度の支援による環境整備や本人や家族のお話しを聞くことしか出来ません。
私は、地域の緩和ケアコーディネーターに相談しまずは妻に説明した後に主治医との連携を行いました。
前置きが長くなりましたがここからが,今日です。妻に訪問看護より主治医からの治療方針について報告。在宅緩和ケアについての説明をしました。
妻は理解を示してくれ「主人が受け入れれるかわかりませんが話してみます」とのことでした。
女性は強いですね。本当は辛いだろうにしっかり私たちの顔を見て話しをしてくれました。
本当に思います。地域の人が介護保険を知ること。在宅緩和ケアを知る「家で死ぬ選択が出来ること」ことが本当に必要だと感じました。
これからも緩和ケアの専門ケアマネとしての地域の方への情報提供と自分の知識を向上させていこうと思います。
知って下さい。
「家で死ぬことは選択肢として可能」
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