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これまでの人生

今日は、今まで関わってきた利用者さんの人生から少し在宅介護について考えていけたらと思います。

介護支援専門員となり約6年 この6年間で平均35件×年数程度。本当に様々なご家族様や利用者さんに出会わせて頂きました。本当に全ての出会いに感謝ですし勉強になることばかりでした。

私の地域は本当に田舎の県です。働いたことのある市も当然田舎です。仕事もほとんど農家や漁師、他、飲食の自営業や造船が大半でしょうか。たまに公務員の方もいらっしゃいますね。

本当に仕事によって生活スタイルも様々です。しっかり貯蓄をしてきた方や飲み会や遊びに使ってきた方や子供に全て投資をしてきた方やギャンブルに突っ込んで生活保護の方等、本当にあげだしたらきりがありません。

ただその方一人一人に本当に人生があったんだと思います。本人に介護必要になった場合に如実に出てきますね。どんな子育て、家族との関わりをしてたのか?

何故、それがわかるかというとね?


全く介護をしないし顔も見せに来ません。本人が知ってから初めて見た顔の家族もいましたし死んでからも来ない家族もいました。

無縁仏ですよね。。。

でもこれにケアマネが意見できるわけないんですよ。まず家族ではないですし業務外の部分です。

一番の難点は育ってきた環境ですね。辛い関わりしかされていなかったらそんな関わり方になるのかも知れません。

逆に、家族みんなに見送られる人もいます。こんなに家族でも差が出すんですよね。だから私は、在宅というこだわりではなく
「最後まで家族であり続けること」
というのを支援の目標にしています。

「在宅介護」ってすごく美化されますけどね。何もかもの準備がそろわないと無理なんですよ。無茶な介護をするといけないんです。

家で死にたいなら家族との関わりを若い時からしっかり重ねていって下さいね。

貴方はどう死にますか?

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