サーファー紹介No.1【Gerry Lopez(ジェリー・ロペス)】
ごきげんよう、諸君。さて今回の任務だがサーファーGerry Lopezについて調べた内容を最後まで読んでk-kをフォローしてほしい。
なお、このメッセージは5秒後に自動的に消滅することはない。
某スパイ映画の冒頭シーンから始まったサーファーの紹介ですが、記念すべき第1回を飾るのは、この人をおいて他に考えられない。それは『サーフィンの神様』別名Mr.Pipeline(ミスターパイプライン)として世界中のサーファーで知らない人はいないであろうGerry Lopez(ジェリー・ロペス)だ。
キャー!ジェリー愛してるわー!
って声が聞こえてきたでしょ?
それでは早速Gerry Lopezについて知っていこう。
※k-kさん知識浅いねー!俺の方が知ってるよ!っていう人はウンチクも含めて気軽にコメントで教えてください。
略歴
WHO(World Health Organization:世界保健機関)が設立された1948年の11月7日、Gerry LopezはハワイのホノルルでNew York出身の父と日系三世の母より生を受けた。
日本人とも関りが深いのは親近感がわいて嬉しいですね!
ちなみに1948年の日本は東京証券取引所が設立し、身近なところでは第1回NHKのど自慢全国コンクールが開催された年です。
Gerryは1958年10歳の頃に8歳の弟Victor(ビクター)と共に母に連れられてサーフィンを始めた。実は弟のVictorの方がGerryよりも早くサーフィンに魅了されたという。
ハイスクールを卒業後、建築士を目指しカリフォルニア州Whittier College(ウイッティア大学)に入学する。
しかし、メキシコのBaja California(バハ・カリフォルニア)へのサーフトリップをきっかけに「I was born to be a surfer.(サーファーになるために僕は生まれた。)」と悟りUniversity of Hawai’i(ハワイ大学)に転入した。同年、シェイパーのDick Drewer(ディック・ブリューワー)からシェイプを学び、よりスピードを追い求めてシェイプを始める。
その後、当時では極端に短いサーフボードを友人とシェイプし、現代のショートボードの原型を作り上げた。ちなみに最初に作ったショートボードは、使っていた$15で買ったロングボードを自分たちでリメイクし、テストライティング後にライティングを見ていた友達から「$80で売ってくれ!」と言われて売ったらしい。一切の愛着がないのが凄い!
また、大学生活では女の子たち目当てでヨガ教室に行ったところ、講師の女性の滑らかで流れるような動きに感銘を受けてサーフィンの上達に役立つと確信を得た。下心があってもサーフィンの事が頭から離れないのはさすが神様。
その後、ライフスタイルとサーフィンにヨガを取り入れることで、滑らかで流れるようなGerryのスタイルが確立した。
1972年・1973年での2年連続Pipeline masters(パイプライン・マスターズ)優勝によりPipeline master(パイプマスター)の称号を獲得。
1972年制作の映画「Five Summer Stories(ファイブ・サマー・ストーリーズ)」に主役として出演したことでサーフィン界は勢いづいた。Gerryが主役となったことでGerry がシェイプするLightning Bolt(ライトニングボルト)のサーフボードも注目を集め、ボードレンタルを行うことでハワイの海は黄色く染まったという。
1980年にはウインドサーフィン、1992年にはスーボード、2022年にはフォイルサーフィンを始めた。
正に挑戦の人であり、「短い人生で失敗する自由を感じることが大切だ。」と言う。
74歳で新しい事を始めるGerry Lopez、マジ神。ちなみに今はオレゴン州ベンドで冬はスノーボード、夏はリバーサーフィンを楽しんでいる。
Gerry曰く、サーフィンは1つの波を共有することは出来ないが、スノーボードではそれが可能とのこと。もう1つ付け加えると、息子のAlex Lopez(アレックス・ロペス)はプロスノーボーダーでサーフボードのシェイパーでもある。価格は20万円以上・・・
実績、すごい事、名言
Surfing
1972年 『Lightning Bolt(ライトニングボルト)』設立
→実は店の名前は大麻の銘柄から取ったらしい。
1972年・1973年『Pipeline masters(パイプライン・マスターズ)』優勝
1975年 『Lightning Bolt(ライトニングボルト)』が世界中でライセンス
1999年 『ウォーターマン・オブ・ザ・イヤー』受賞
2004年 「SURFING MAGAZINE」の『シェイパー・オブ・ザ・イヤー』受賞
代表的な俳優業
1972年 『Five Summer Stories(ファイブ・サマー・ストーリーズ)』主役として出演
1978年 『Big Wednesday(ビッグウェンズデー)』で本人役として出演
1980年 『Conan the Barbarian(コナン・ザ・グレイト)』にて後のカリフォルニア州知事となるArnold Schwarzenegger(アーノルド・シュワルツェネッガー)と共演
1987年 『NORTH SHORE(ノースショア)』
2001年 『地球交響曲第4番』
名言
Don’t give up, keep paddling.(諦めずこぎ続けよ!)
The barrel is the safest to be.(バレルこそ最も安全な場所だ。)
The most important thing you could learn is to throw in harmony in life. And it starts in the ocean. (学ぶべき最も重要なことは調和に身を任せる事だ。その教えは海にあった。)
Flow with it, be part of it. (流れに身を委ね、その一部となる。)
Don’t panic, just relax. (パニックになるな!ただリラックスせよ。)
Surf is where you find it. (いい波は自分次第で見つけられる。) Etc…
Gerry Lopezのまとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
Gerry Lopezの偉業はまだまだ語り切れない程あると思うし、本人と会話ができればもっとウンチクも入れられると思うけれど、今回調べて感じたことは「このじいちゃんマジ半端ねー!サーフィンの神じゃん!」ってこと。
神超えてGod of Godじぇね!?
Gerryの名言はサーファーだけでなく、ノーサーファーの皆さんにもきっと役に立つ(私は仕事でも役立ってます。)言葉が多いので、名言については次回から深堀していこうと思います
情報元
ビクターホームページ<https://www.jvcmusic.co.jp/-/Profile/A020976.html>
映画「ジェリー・ロペスの陰と陽」<https://www.youtube.com/watch?v=s-Ng_EMHamw>