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末澤誠也さんが私にくれる希望の光

私は末澤誠也さんを推して4年になる者である。
以下情報は正しくないものも含むかと思うが、誠也くんの15年のキャリアから考えてかなりの新規なので大目にみてやってほしい。



私の推しはグループ内「カリスマ性がある」ランキングで1位になっていた。
でも、私の知っている彼は初めからカリスマだったわけではない。
天才なのではなく、努力の天才なのだ。




末澤誠也のジュニア時代

彼には「仕事のなかった時期」があった。
当時のジュニアたちがみんな呼ばれている仕事で、彼だけが呼ばれないことがあった。
大学生をしていたころだ。
だから彼は、大学のダンスサークルでダンスの腕を磨いていた。
普通の大学生活をしていた。
超有名芸能事務所に所属でありながら、そこまで有名ではなかったように思う。

やめようかなと考えていた時期に、事務所内でオーディションがあった。
それは中山優馬のソロコンサートで、一番目立つ位置で踊るジュニアを一人決めるオーディションだった。
受けるか迷っていた時に、屋良朝幸さんが声をかけて受けさせた。
ダンスの腕を密かに磨いていた彼は、見事オーディションを勝ち抜いた。

ステージに立つと、観客から「あの子はだれ?」の声が上がった。
知名度のなかった人がひとりで見事なダンスを披露したからだった。
彼の名は関西担の間で少しずつ知られるようになった。

その後程なくして、非公式のダンスユニットが組まれた。
Funky8というものだ。
それはすでに20歳を超えていた彼にとっての、初めてのユニットだった。
しかし、「なにわ男子」の結成により自然消滅してしまった。

その後に組まれたのが、Aぇ! groupだった。
年齢もジュニア歴もキャラクターもバラバラ。話したことのないメンバーもいた。
正直「なにわ男子」と比べて知名度のない人たちの集まりだった。
初めての公式ユニット結成の喜びとともに、不安も感じていた。

ユニット結成後からは、目まぐるしくさまざまな仕事に取り組んだ。
バンドのボーカル、ギターの練習、番組の収録、YouTube撮影。その他書ききれないくらいたくさん。
メンバーや事務所の仲間とささえあって乗り越え、少しずつ、でも確実に手応えを感じるようになった。
関西ジュニアの公演では正門良規とともにセンターを張り、ドラマのスピンオフの主演をつとめ、グループでは全国ツアーを回った。

2023年ごろから本格的にデビューの噂が流れ始めた。
大阪万博の宣伝キャラクターに抜擢されたり、ドラマで主演を務めたりして、その知名度がグッと向上していることを示した。

*****

デビュー発表の直前で、ひとり、メンバーを失った。
でも、2024年5月、確実にCDデビューを掴み取った。
この頃には「カリスマ性がある」「華がある」「バンドのボーカルを任せたい」「グループのセンター」と当たり前に言われるようになっていた。

キムタクに憧れ、苦しい時期もひたむきに踊り続けたひとりの青年は、29才にして自らの夢をかなえた。




身につけたカリスマ性

私は彼のことを4年間、見てきた。初めはデビューできるかもあいまいだった。正直無理でも、彼らが楽しそうにパフォーマンスをしてくれれば、それでいいとまで思っていた。
でも、2023年あたりから次のデビューはAぇ?と候補に上がってくる空気を感じていた。
彼の15年のキャリアの中で、デビューできるかもしれない空気になった野路は、この時が初めてのことだったと思う。

ひとりのジャズダンスの得意な小柄な青年が、
「カリスマ」として関西のセンターに立ち、デビューグループのセンターを担うようになった。

彼は決して最初からカリスマだったとは思わない。彼のファンだけど最初からカリスマだったとは思わない。もちろん才能はあったけど、何よりも彼の諦めない心と努力が、彼をカリスマにしたと思う。

カリスマって、作れる!canmake tokyo!なんだなと。(ここで突然ふざける)
私はこの世の奇跡を見届けることができた。我が人生に悔いはない。


誠也くんがくれる希望

ここからは自分の話になる。
私は自分の仕事に対して、「向いてない」と思うことがかなりある。
もう無理だ、やめてしまおうと思うことが何回もある。
実際才能はないから。多分とても平均的な能力しかないから。
もう社会人4年目なのに仕事はやっぱり遅いし、「ああすればよかった」と毎日後悔して反省する日々。
稚拙ながらこんな文章を書けるくらいの脳はあるはずだし、恋人と平和な関係を築けるくらいのコミュニケーション能力はあるはずなのに。
どうして自分はこんなに迷惑をかけてしまうのだろう、どうして自分は気づくべきところに気づけないのだろう、というところから派生して、自分の社会人生活や自分の存在までを否定してしまうことがある。(これは自分の悪い癖だと思う)

でも、だからといって「諦める」のは絶対に違うんだと思う。
諦めてしまってもどうにもならない。何も起きない。
ダンスの得意なひとりの青年がカリスマになれるなら、
能力のない私でも、能力のある人になれる可能性があるんだと思う。

彼は私の希望です。
ずっと憧れ続けます。
苦しい時期もこえ、夢をかなえたあなたまですごい人にはなれないけど、
能力のないエンジニアから、能力のあるエンジニアにはなれる気がします。
あなたをみてるとそう思えるのです。

これからも私の光であり続けてください。

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