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町内会:②ブロック長の初仕事

私が住む横浜市内の町は、新たに開発・整備された小洒落た町ではなく、古い住宅街。
従って、長年お住まいのご年配の方々が、非常に多い。

町内会の最初の仕事として、4月の定例会に緊張の面持ちで参加。
役員さん、ブロック長さんの顔ぶれを見るに、50代前半の私は間違いなく最年少。

まぁそれは想定内としても、会合で延々と説明される町内会の役割、年間行事のスケジュール、それに付帯する業務の多さに要領を得ず、頭がクラクラ。。

そんなこと言っていられないので、いったい何をやればいいの?と頭を整理すると、要は諸々の町内会行事(募金活動、納涼盆踊り、防犯活動、防災訓練、運動会、等々盛り沢山)の遂行補助と、地域を「ブロック」から更に細分化した「班」の班長さんを通した町内会活動に関する連絡・要請、と(どうにか)理解した次第。

手始めに班長さんを一同に集め、今年度の役員とブロック長を紹介する「班長会議」を招集するとのこと。
その出欠確認が、ブロック長の最初の仕事として指示されたのである。

班長の名前・住所が記入された名簿を渡されたものの、どなたも会ったことの無い方々。しかもメールアドレスはおろか、電話番号の記入すら無いお宅もある。

そう、個々の班長さん宅を直接訪ね歩く、しかないのである。

そうは言っても、知らないお宅の玄関でピンポーン鳴らすのって気が引けるし、勇気を振り絞って鳴らして留守だと気が抜けるし、嫌ですよねぇ。。
なので「私がブロック長です」との自己紹介と、私の携帯電話番号、メールアドレスを記して連絡先交換をお願いしつつ、出欠確認票の提出依頼の紙を郵便受けに投函して回った次第。

確かに電話番号やメアドも個人情報なので、それを町内会が一元管理することは難しいし、住民みんなが必ずしも協力的でないことは、理解できる。

それでも、IT化著しい令和の時代に、主要な連絡手段はいまだに直接訪問かポスティングという実情に、思わず遠い目になる。

それでも我慢して、町内会活動に協力するのみ、なのである。

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