夏のキャンプを振り返って
前置き長くなったので、
先に出しとくスタイルで
TABIPPOを2月の終わりに引退して、
今で半年ぐらいかな?
今は去年からやっていた、キャンプの活動に励んでいます!
”キャンプのお兄さん・お姉さん”として、子どもたちとキャンプしてるねん!
仲間と協力してかまどでカレーを作ってみたり、
キャンプファイヤーではっちゃけてみたり、
時には苦手なことにも挑戦してみたり。
そんな非日常体験でいっぱいのキャンプで、
子どもたちが楽しみながら、
学び、成長するサポートをしている。
自分で言うけど、めっちゃいい活動。
この活動は、
子どもたちが夏休みの
8月がシーズン真っ盛り。
なので、8月の半分以上は山にいます。
虫がいる環境が当たり前すぎて、
小学生ぶりにセミを掴めるようになりました。
私は、今年で2年目。
去年よりもさらにレベルの上がったキャンプに挑戦させてもらった。
さらに後輩もでき、責任感を持って対応しなければならない場面が増えてきた。
りりに責任感??のんのんのん。
できないことだらけで、壁にぶち当たりまくりました。
今回のnoteは、
そんな私の夏キャンプの振り返りです。
ぜひ見てってねん
確実に一歩一歩、前進する
これは、今年の夏キャンプが始まる前に私が決めた目標。
この目標を立てたのは、
自分の ”できていないこと” に向き合ってこなかった
自分を変えたいと思ったから。
納得しない結果になっても
「まあいっか、そんなもんっしょ」と受け流して、
先に進もうとしてこなかった自分。
残るのは、 ”できなかった” という事実だけ。
そうしていると自信も失っていくわけで、
いつの間にか、
”私になんてどーせ無理だろうな” と
自分に諦めることが当たり前になってきてしまっていた。
そんな自分を変えたくて、この目標を立てました。
この目標は、達成できたのか。
はっきり言います。
この目標は、
達成できた と思う!!
できたんかい。
「頼まれたことをしっかりこなす」
「優先順位を考えて行動する」
そんな あたりまえ のことが、結構苦手な自分。
8月の始めの方とかほんまに失敗ばっかりで、
先輩方から、信頼されるの”シ”の字もない。
むしろ、シンパイされるレベル。
でも「確実に一歩一歩、前進する」という目標のもと、
”できなかった” を ”できる” に変えるために、たくさん振り返りをした。
改めて痛感したけど、
自分の失敗に向き合うって、
そう簡単なことじゃない。
自分の力不足を認識しないと話が始まらないからさ。
私に至っては、
「みんな当たり前にできること」ができない自分を認めることから始まる。
悔しかった。
今までの自分が直そうとしてこなかったのが原因やけど、馬鹿らしかった。
それでも、自分が先に進むためには向き合い続けないといけないわけで。
一から少しずつ変えていった。
「明日は、何が何でも最終確認だけは怠らない」
まじで、このレベル。
でも続けていくうちに、
できることがどんどん増えていったんよね。
こんな私でも変われるんやって。
すごく嬉しかった。自信になった。
自分に諦めてしまっていた自分から、
少し成長することができた。
できないことでも諦めずに向き合い続けると、
小さな一歩でも
少しずつ少しずつ達成に近づいていって、
いつの間にか "できる" に変わっている。
その成功体験は、
自信になりさらに先へと導いていくものになる。
よく聞くようなフレーズかもしれへんけど、
身をもって経験したからこそ、
このことの凄さを感じられる気がする。
今年のキャンプの心残り
あんな大口叩いてたけど、心残りもいくつかある。
そのうちの一つをここで話したいな
それは、
子どもたちに全力で向き合えていなかったこと。
これは、ジュニアリーダーキャンプが終わった後に気づいたこと。
ジュニアリーダーキャンプとは、
大まかにいうと、
小学6年生を対象として、
リーダーを育成することを目的としたキャンプ。
「楽しい」よりも子どもの「成長」に重きを置いている。
小学6年生の子どもたちそれぞれが信頼されるリーダーになれるよう、
キャンプを通して、自分たちの力でリーダーについて考え、実践し、学ぶキャンプ。
私たちキャンプのお兄さん・お姉さんも、
子どもたちと一緒にリーダーについて考え、彼らの言動を引き出していく。
序盤にあった、
「去年よりさらにレベルアップしたキャンプ」とは、これのこと。
とにかく楽しむキャンプ!!とは、全然違う。
私は、このキャンプで4班あるうちの1班を担当させてもらい、
4人の子どもたちと一緒に3泊4日のキャンプをした。
終わってみての感想。
すごくいいキャンプだった。
日を跨ぐにつれて、成長していく子どもたち。
ひとりひとりが、「誰かのため」に行動し、助け合っていた。
3泊4日長いキャンプを終えて帰っていく子どもたちをみて、
すごくいい班になったな、そう思っていた。
けど、
どこか自分の中で
"やりきった!" の感覚がなかった。
後から、他の班を担当していた人たちと話し合っていて気がついた。
自分は、子どもたちに
全力で向き合えていなかったんだ
いい班になった。助け合いができるようになった。ひとりひとり成長した。
これは変わりようのない事実。
けど、絶対もっとできた。子どもたちの成長をもっと引き出せた。
私は、子どもたちに対して勝手に諦めてしまっていた場面があった。
少し気になる行動があっても、
それを指摘することを恐れて、
ついには
「小学6年生やし、さすがにこれを指摘するのは違うかな……」
「人それぞれ性格もあるからな…..」
と、諦めてしまっていた。
今振り返ると、ほんまにアホらしい。
私が、子どもたちの成長のための橋をぶった斬ってしまっていた。
絶対もっともっと求めてよかった。
むしろ、あんなにもいい班になれていたからこそ、
もっと求めるべきだった。
今でも、すごく悔しい。
ジュニアリーダーキャンプ終わりに、
いつもこの活動を支えてくださっている大人の方が「最後に一言だけ」と言い、放った言葉がずっと頭に残っている。
「相手の領域に一歩踏み入れることは、
時に怖くて難しいかもしれません。
しかし、勇気を持って一歩踏み出すことで、
必ず何かが返ってくるでしょう。」
その通りだ。まさにそうだった。
あの時、気になったことを正直に伝えてみていたら
絶対なにかしら変化が起こったはず。
たとえ、それで雰囲気が悪くなってしまったとしても、
さらに話し合いの場を設けて、正直な思いを打ち明けあえていたら、
一緒に解決策を考え合えていたら、
全員の成長に繋がったかもしれない。
やっぱり悔しい。
けど、今嘆いたって仕方がない。
"できなかった" は、
次 ”できる” に変えなくちゃ。
夏キャンプでの経験を活かして、
自分自身、
子どもたちのためにもっと成長できるよう頑張ります。
ここまで読んでくださって
ありがとうございました