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当たり前は当たり前じゃない「4月のクリスマス」

私の第一子「八起くん」
七転び八起からそのまんまヤオキくん
旦那さんがつけてくれた

令和5年10月31日生まれ
今月で生後半年
お家に来てまだ一ヶ月経ってないのか…

生まれてすぐ呼吸が十分にできず緊急治療室へ

何もわからなかったけど産声も聞けなかったから母は正直心のなかで
「あーぁ」と言っていたのを覚えてる
そっから約半年も入院生活になるほど大変な日々になるとはもちろん想像できてなかったよ

病名は「気管軟化症」
気管の一部が柔らかすぎて潰れてしまうためカニューレという器具をつけて気管を保ち呼吸する
そのための手術を生まれて3ヶ月で行って
今後の生活を千葉でやっていくために2月にジェット機で転院をして
1ヶ月後の3月にやっと退院してお家で過ごすことができたね

本当に怒涛の日々で
初めてのこと尽くしに無知すぎて大変疲れた
だけどその分得たものが沢山で
新しい世界、知識、感情、いろんな体験をして
今までなかった視野や考えたこともなかったことを考えたり
また一つ強く、靭やかになれた気がする

息子はカニューレが無ければ生きられない

すごくシンプルで

生まれて、生きる

ただそれだけのこと
当たり前だと思っていることに気づいてもないから
深く考えたこともなかったそのことが
こんなにも奇跡だってことを息子の命で身をもって痛感し思い知らされた

文明・日本社会・人のぬくもり・子供・家族
いろんな事の素晴らしさが染みた

今ある幸せに感謝して
一日一日を大事に生きる

綺麗事のような気恥ずかしい言葉だけど

まーじーにそうなんだよなぁと今この瞬間は深く思ってる
まだまだ未熟なもんで
日々忙しなく過ごしてるとそう思えなくなる瞬間もあるけど
またどこかでこの気持ちを噛み締めて立ち戻って朗らかに過ごせる
母・妻・娘・友・女性・人で在りたい

はなを

P・S 写真はクリスマスに撮りたかったけど息子入院していて着れず撮れなかった家族DEクリスマス記念写真(ギリギリ着れた…ホッ♡)


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