第II期 周辺・補助機器
こんにちは。今日は周辺・補助機器です。
補聴器の機能を補うもの→補聴援助システム
①ヒヤリングループ(誘導ループ、磁気誘導ループ、磁気ループシステム
補聴器だけで聞ける(Tコイル付き)
チャンネルを合わせる必要がない
本格的な設置には工事を要する
姿勢により、音響が変化する
→窓口カウンター等の小規模な設置
公共機関(待合室、集会室など
家庭内(テレビ受聴など)
②FM電波(FM補聴システム)
装置の設置が不要
サービスエリアが広い
チャンネルを合わせる必要がある
→難聴の子供が普通学校で授業を受ける時
家庭や屋外、社内での家族の会話
交通機関、公共機関でのアナウンス放送など
③デジタルワイヤレスシステム
装置の設置が不要
サービスエリアが広い
ペアリング又はグループを合わせる必要がある(FM電波とほぼ同じ)
→難聴の子供が普通学校で授業を受ける時
家庭や屋外、車内での家族の会話
④赤外線(赤外線利用のシステム)
音質が優れている(音量が安定、混信がない)
受信機の装着が必要
屋外では使用しにくい(直射日光があると使えない)
→受信機の貸し出しが可能な施設での使用に適している
ホール、美術館、教会など
家庭内(テレビ受聴など)
今日は以上です。この章は試験に出ている気がします。
参考文献
認定補聴器技能者要請事業
第Ⅱ期養成課程
講習会テキスト
公益財団法人テクノエイド協会