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第Ⅲ期 修了試験

こんにちは。今日は第Ⅲ期の試験について、書いてみようと思います。

といっても、第Ⅲ期は筆記試験がありません。
集合研修で、グループに分かれ、
①グループが座学をしているときに
②グループが実習練習をする、というイメージです。

座学の内容
①医事・関連法規
②補聴器の選択と調整、アフターケア、衛生管理
③補聴器を活用して頂くために
④補聴器適合の過程
⑤聴力測定 講義

実習内容
①聴力測定 
②耳型採取

聴力測定のグループと耳型採取のグループが更に分けられます。
聴力測定は6名、耳型採取は10名くらいで行いました。
各グループに指導の先生が2~3名いらっしゃいました。
サブで回られている先生も何名か。

聴力検査は各自の聴力を測りあいます。
測定する人、される人、確認する人、など役割がありました。
あくまでも感想ですが、皆さん座学で習った通りの方法で
測られているわけではありませんでした。
→例えば、1000Hzから測り始めないとか (^^;)
 普段お店で測定している方法で測っているという感じでした。
 そして、そこはノーチェックでした。

耳型採取は「頭部のマネキン」のようなものがあって、その耳部分に
疑似耳がはまる、という形で、その疑似耳の耳型採取をするという
ものでした。
まずは、ロの字になった机に10名ほど座り、練習で各自何個か耳型を
作成しました。STさんもいらっしゃっていて、先生に指導してもらっていました。

次に一人ずつ、前に行き、疑似耳を使い耳型を作成しました。
多分見られていたのは、

①耳の観察ができているか
②綿球の入れ方
③きちんと印象剤が混ざっているか
④しっかりと綿球のひもを押さえているか
⑤印象剤を全部使っているか など

そして、全員耳型が取れたら、次に外す作業をしました。
①耳を引っ張り鼓膜に圧がかからないようにしているか
②顔方向に回して外しているか
③外した後、耳の中を確認しているか

上記のようなことが確認されていると思います。
先生はボードを持って、何かを記載されていたので、
〇✕や点数を書かれていたのではないかと思います。

その後、その時に作成した耳型を提出しました。

こんな感じでした。イメージできたでしょうか。

それではまた。

参考文献
補聴器技能者養成講座
第Ⅲ期養成課程 実技実習 テキスト


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