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楽園のデラックスディアルガ

比較的立ち位置の良いディアルガに、採用が珍しいデラックスボムとエースキャンセラーのゲノセクトを組み合わせることでスタークロノスを通しやすくしたり、相手の対応要求を上げることを期待します。(楽園ドラゴーナ環境)

以下のステラミラクル環境の記事のアップデート版であり、8割がた同じ内容になっております。ご了承ください。

えらそうな前文を書いていますが、ポケカ歴1年、ジムバトルすら経験のないカジュアル高齢プレイヤーの投稿ですのでよろしくお願いします。
気づいたところはちょいちょい書き換えたりしていますので、通知が飛ぶのはご容赦願います。


デッキリストとコンセプト

DxDialga f9.0 (kbFfwV-kzkcKk-Fb5fvF) クリックで公式のデッキ表示へ

内容的には縦引き型の2行ディアルガ(3行目に入っていますが)ですが、デラックスボムとゲノセクトが特徴です。
勝手ながら、デラックスディアルガ(DxDialga)と呼んでいます。

デラックスボムは比較的珍しい上にぱっと見でイヤらしい性能なので、初見の相手を心理的に揺さぶったり、返しのスタークロノスを宣言しやすくする「上振れ」は期待できますが、あくまで縦引き型のオリジンディアルガを貫くというのがコンセプトです。

そのため、博士、ボス、ナンジャモをできるだけ採用したうえで、ボール多投でエネ濃度を上げメタルメーカーが強く宣言できるようにしています。また、このデッキのために投入されたといってもいいダークボールを採用しています。カウンターゲインももちろん採用です。

今オリジンディアルガを握る優位性とか、私は語れるような立場ではないのでこの記事では言及しません。
基本的なプレイングは先人たちの知識(謝辞参照)をご確認いただくことにして、このデッキにおけるデラックスボムとゲノセクトについてのみ説明します。

ミュウexを強く使うのが裏コンセプトになっていますので、そちらにも言及しております。

尚、対戦により分かった、このデッキに対する強い動き、残念な動きも追加で記載していますのでそちらもご参考になればと思います。

デラックスボム

打ち上げ花火?

基本スペック

「このカードをつけているポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを12個のせる。その後、このカードをトラッシュする。」
「バトル場で」、「ワザのダメージ」の条件を満たした場合に相手に12ダメカンをお返しできます。
一般には、①貼られたポケモンへの攻撃を避けさせる、②(相手目線で)どうしても倒さねばならないポケモンに貼りダメージを稼ぐ、という用途かなと思います。
このデッキに関してはさらに③ゲノセクトの特性を発動させるという役割もあります。

ダメカン12の威力

オリジンディアルガについては、スタークロノスの220ダメージでポケモンを倒してからEXターンに入ることでサイドを3-4枚取る動きを実現したいです。
しかしながらHP220以下のたねexは少なく、バトル場にいるアタッカーとなるとほとんどが230以上となります。
120ダメージは、スタークロノスと合わせて340までの2進化exを落とせます。
もちろん、たね、1進化exはすべてスタークロノス圏内になります。
この、「発動さえすれば返しのターンはボス不要でアタッカーをスタークロノスで落とせる」というのが強いです。

使い方

基本的にはディアルガに貼っておけば役割を果たせます。バトル場のディアルガは相手としては倒さざるを得ないはずです。2体ある場合はバトル場の、エネが多い方に貼るのが良いかと思います。相手がわざわざ避けてくれればエネの多い方が生き残ることになります。
また、序盤であればダンバルなどバトル場に貼ってしまってもよいですし、エネの少ないディアルガ2面でメタング1のときはメタングから倒されるのでベンチのメタングに貼ることもあります。

ボール多投ではありますが縦引きデッキなので雑に扱っても問題ありません。博士の研究使いたければ適当に貼っても問題なしです。カウンターゲインを貼る予定がある場合だけ、ちょっと気を付けてください。

繰り返しですが、注意点。①バトル場でワザのダメージのみで発動です。ベンチで受けたり、ダメカンのせや強制気絶等の効果では発動しません。②効果が発動したらトラッシュします。返しのターンでカウンターゲイン貼れます。

ゲノセクト

並んでフュージョンシステムしません

基本スペック

鋼タイプHP110、ワザは3エネ100、炎弱点、草抵抗。逃げ1はうれしい
特性エースキャンセラーで相手の手札からのACE SPECの利用を拒否します。

特性

特性エースキャンセラーは詰めの場面でプライムキャッチャーでベンチのミュウ等を取りづらくなるだけでなく、序-中盤ではアンフェアスタンプ、きらめく結晶、ネオアッパーエネルギー、偉大な大樹等利用できません。後1等でハイパーアロマやシークレットボックスを使い切ってしまう場合を除いて、特性が「発動すれば」強いです。

狙って起こすためにデッキをゆがめる必要はないですが、アグロ系で1,2ターン目のパーフェクトミキサーに依存するデッキや、シークレットボックス、ハイパーアロマを強く使う前提のデッキではデッキ枠ベンチ枠以上の働きができます。

発動にはどうぐが付いていることが条件となりますが、デラックスボムかカウンターゲインを利用します。どうぐサーチはありませんので貼れるときに使っておきましょう。

エースキャンセラーを消すには、ゲノセクトを倒す、ロストスイーパーでどうぐを剥がす、特性を消す(ハバタクカミやディンルー等の特性)になりますがいずれにせよ相手にコストを要求することができます。

おそらく唯一無二の特性を持つポケモンになりますが、今後強いACE SPECが出れば出るほど価値が上がるので今のうちに覚えておきましょう。

使い方

利用にはベンチに置いてヘイトを集める場合と、バトル場に張り付ける場合があります。
相手がACE SPEC未使用であり、ベンチに空きがあれば雑に置いても問題ないと思います。

ベンチに置く場合、
・ダブルターボぶんしんれんだ(120-20=100)
・げっこうしゅりけん(90)
を耐えますので、安易に巻き込まれては消えません。
エースバーンexのガーネットボレー(180)、水オーガポン(HP210)のげきりゅうポンプ(ベンチ120)等は耐えれませんが、こちらのバトルポケモンを無視して高要求の技を打たせるとか、わざわざスタークロノス圏内のポケモンをバトル場においてくれるのなら歓迎です。
ボスで呼び出して落としに来るなら前述のとおり(デラックスボムが発動すれば)スタークロノスが宣言しやすい盤面になります。

また、3エネ貼ってバトル場でワザ宣言(100)する場合も、HP220までのたねexなら1-2交換になりますし、微妙に足りない場合でもダンバル(10)、メタング(60)で落とす2-2交換もできます。

大事なのはゲノセクトがいることで、ディアルガとメタングが生き延びるためリーサルへ向けた盤面構築が進むことです。
初見の相手の場合、ゲノセクト1枚ベンチに置くだけで圧をかけれることも期待できます。

注意点として、ジャミングタワーではエースキャンセラーが無効化できませんので覚えておいてください。道具の効果は消えますが、道具が消えたわけではないです。(例えばテツノイバラで特性が消える場合、特製の保有自体がなくなります。そのためユキメノコのダメカンが乗らなくなります。ジャミングタワーはどうぐを白紙化するだけで存在が消えたわけではないです)

雑多なこと

その他の採用カードや、検討したカード等です。

ダークボール(3)

スーパーボールは英語ではGreat Ball

まさにこのデッキのために刷られたグッズ/ボールです。
一般にはスナッチアームやナンジャモでボトムに送られた必要ポケモンをコストなしに引っ張るボールでしょうか。正直わざわざ入れるメリットは非常に薄いはずです。

ステラミラクル環境でのデッキではコストの必要なハイパーボール、バトル場に出す空きが必須となるネストボール、なかよしポフィン以外にスーパーボールを採用していました。スーパーボールは他のボールと同じく山を混ぜてしまうデメリットがありますが、山札のエネ純度を高めたり、コストなしにざっくりとポケモンを持ってきたりすることができます。

ダークボールは、メタングのメタルメーカーを2回使って必要なポケモンが見えたら使うことでコストなしにポケモンを抜くことができます。
見えなかったら使う必要はないですし、状況によっては他の確定ボールやつりざおで山を混ぜてから使うことでおおむねスーパーボールの上位互換と見ることができます。これは他のデッキにはないメリットです。
ただし、メタングディアルガです。山を混ぜることのデメリットをよく考えて利用しましょう。

メタング2体の場合、1回目のメタルメーカーで必要なポケモンが見えたからといってすぐにダークボールを使うと、ポケモン1枚少なくなりますが山を混ぜてしまうので2回目のメタルメーカーのエネルギー純度が下がります。ご注意ください。

カウンターゲイン(2)

腕時計

楽園ドラゴーナではトップクラスに環境への影響の大きいポケモンのどうぐ。サイド負け状態で無色エネ1相当のエネルギーになります。ワザ要求に無色設定がないポケモン/デッキには影響ありませんが、きらめく結晶のように、エネルギー手貼り権の外でエネルギー相当になるのが大きいです。

このデッキでは利用するすべてのポケモンのワザに無色設定が含まれており、どのポケモンでもエネルギー相当の働きをします。(唯一、メタルブラストは鋼エネルギーの枚数x40+40なので打点は上がりません。が、0エネでも宣言できて40出ます)

まずはオリジンディアルガVSTARのスタークロノス。従来は鋼5で宣言していましたが、サイド負けの条件はあるものの鋼4で宣言することができます。4枚しか貼れずに宣言できなかったことが何度あったか考えると非常に影響は大きいです。サイドはスタークロノスのEXターンで抜く場面がほとんどだと思うので条件を満たしやすいこともメリットですね。
ちなみにデラックスボムを付けたディアルガを小突かれた場合、すぐにデラックスボムはトラッシュされるのでカウンターゲインスタークロノスを返すこともできます。絶妙な流れです。

オリジンディアルガVのメタルコーティングは0エネでも打てます。ベンチ側のディアルガに手貼りし、バトル場は0エネからメタルコーディングできるのはこれまでにない選択です。
同じくディアルガVの下ワザじかんだんぜつ(180)は鋼3で打てますので、VSTARの鋼3メタルブラスト(160)よりも打点が高いです。覚えておくといいでしょう。

個人的に一番影響が大きいと思っているのは、ミュウexのゲノムハックになります。要求が無色3ですので、実質鋼2でワザが打てることになります。
最終局面、ディアルガがすべてきぜつし盤面はメタング、かがやくゲッコウガ、キチキギスのみという状況は負け展開によくよく登場します。残サイド2-1で相手はバトル場にアタッカーが残っているわけですが、ミュウへメタルメーカー手貼り3エネでゲノムハックでゲームセットが最終手段です。カウンターゲインがあることでこの要求が3->2へと減ることになり、ギリギリの逆転が狙えますし、中盤でも場に1エネ付きのミュウを置いておくことで無視できない存在感を出すこともできます。落ちてもつりざお4、ボール多投なのですぐに復帰できます。

繰り返しになりますが、カウンターゲインは条件付きですが手貼り権を消費しない無色エネルギー相当です。エネルギー現物を減らすことになりましたがそれ以上の意味があります。

デッキに入れる検討

ザマゼンタ
枠をゲノセクトに利用していますが、基本エネを削ってでもザマゼンタを入れたいこともありました。

ペパー
どうせなら後攻で力の砂時計を貼ってメタルコーティングまで宣言、あるいはエヴォリューションでの進化をしたいので、デッキコンセプトから見直しになります。ただ、デラックスボム(あるいはエースキャンセラー)、カウンターゲインをピンポイントで最大に使いたいのであればベース自体の変更もアリかと思います。

カウンターキャッチャー
構成のシンプルさを重視して入れていませんが、捲る展開が多いのでボスと入れ替えるのも全然ありです。特に追いかける展開でスタークロノスを宣言するターンはナンジャモ+カウンターキャッチャーが最適な場合が多いです。

ブリジュラスex
ベンチで進化するだけでトラッシュから2エネディアルガに供給できる。
1進化HP300で、ワザは鋼鋼鋼220で次のターン自分の弱点がなくなる。ワザを使えば次のターン(マキシマムベルトなければ)かがやくリザードンで落ちなくなる。自分への効果なので狙って当てなくてもよいのがえらい。
メタングライン3-3にして、こちら1-1入れるのもアリかもしれないがイバラの特性で止まるので注意。

デッキから抜く検討

ミュウex
後述。

キチキギス
ベンチ枠がないのでさっさと切ってしまいがちですが、EXターン前後でボスを引きたいので入れておきます。抜くと環境最安値デッキになるかもしれない。

ミュウexについて

ディアルガのミュウはアタッカーです。キチキギスは抜いても、ミュウを抜くのはありえません。個人的なよくあるプレイミスに「リスタートしてなかった」があるほど、特性は放置してます。対面ごとに見てみるとこんな感じです。

  • ゲッコウガex。しのびのやいばで山札サーチをしながらワンパン。

  • ウガツホムラ。おまもりつきでも、マグマの滝つぼの20が乗っているとゲノムハックれっかばくしんでワンパン。(お守りなしの場合スタークロノスが通るのを覚えておきましょう)

  • リザードン。サイド残1でバーニングダークワンパン。ラスト1でかがやくリザードンにディアルガを刈り取られたときに返しで倒せます。

  • タケルライコ。ゲノムハックきょくらいごうでライコを落とせます。実際には相手の1-2-2-2というサイド取得に対して、メタルブラスト(倒せない)、スタークロノス+メタルブラスト、ゲノムハックきょくらいごうで0-4-2と取ることで勝てることが多いです。ゲノムハックx3だけで勝ったこともあります。

  • ミミッキュ、闘オーガポン。非常に面倒なポケモンですがゲノムハックが通ります。キャンセルコロン入れないのはミュウがいるからです。

  • ドラパルト。ファントムダイブでその後のスタークロノス+メタルブラストに繋げれます。また、最後にミュウを出すことでファントムダイブからサイド3枚取れることが多いです。

  • オリジンディアルガ。メタルブラストで小突いておけば、3エネでスタークロノス打ててベンチのディアルガに引き継ぐこともできます。

  • ソウブレイズ。弱点で厳しい対面ですが、下ワザのコピーでワンパンできます。

ポケカはポケモンのHPとわざのダメージが概ね同等なのでゲノムハックは意外と効きます。強力な反面HPが低く、無色3エネ要求なのわけですが、メタングディアルガではエネ3枚の要求は軽く満たせること、メタングとディアルガを落とされないターンがあるのは強い展開に繋がることから非常にマッチしています。
しかもカウンターゲインにより1エネ相当節約できるようになったので、さらに強力になりました。ミュウにとってはきらめく結晶に近い相棒です。

ステラミラクル環境以降、エネ要求がシビアだが強力なワザを持つステラテラスタルポケモンが登場していますが、メタングミュウにとっては軽い要求でそれらをコピーすることができます。
相手がACE SPECやらサポートなり使って要求を満たした3色ワザをメタングからさっくりエネ貼って1Tで逆に使われてしまうわけですからたまったものではないです。

今後の環境次第ではディアルガを抜いたメタングミュウという展開も十分あり得そうです。お守りつければ230なのでギリ及第点ですし、ディアルガ以外はレギュレーション変更の影響を受けませんしね。
この記事的には脱線ですが、アカマツとカウンターゲインが出たことでエネ貼りの要求が下がったこと、高要求の強力ワザが増えたことで複数のデッキでミュウの活躍が予想されます。

その他デッキ案

ディアルガソウブレイズ
ボール減、エネルギー増。ディアルガラインを2-2とし、ソウブレイズ(テラスタル)ラインを1-1で追加。フィニッシュをソウブレイズで行う案。

ミラーディアルガ(執筆中。公開まで行きつくか微妙)
ディアルガライン2-2とし、ミュウを2にする。ダブルターボエネ1枚追加。ダークボールを2減し、タンカ2追加。ACE SPECはサバイブギプスか、ヒーローマントに変更。序盤からステラテラスタル系の相手のワザをゲノムハックで積極的にコピーしていく進め方をする。ディアルガは裏で少しずつエネを貯める。
例:ソウブレイズを立ったそばから下ワザコピーで落としていく。タケルライコをきょくらいごうコピーで落としていく。カウンターゲインとダブルターボ追加で戦いやすくなったのと、ディアルガほどのエネがなくてもワザをうてる。

このデッキに対する強い動き、弱い動き

あまり需要はないかもしれませんが、このデッキと戦う際の注意点です。
ざっくり言うと、①HP220に自ら減らすのはやめること、②ミュウexのゲノムハックを警戒することの2つです。

タケルライコ
基本的にスタークロノスを含めて2-2-2や、0-4-2などで制圧してきますので、場合によってはサイド1のポケモンを押し付ける動きが必要です。
スタークロノスで落ちるかどうかが大きな意味を持つので、ゆうきのおまもりはオーガポンに貼りましょう。これだけでかなり面倒になります。
6エネついたディアルガVSTARは3エネのまんようしぐれで落ちるので覚えておきます。
ミュウexが1Tで4エネきょくらいごうをゲノムハックで発動させてくるので要注意です。メタングで簡単に要求を満たしてきます。ポケモンキャッチャーを使ってでも落とすべきはキチキギスよりもミュウexの方です。

ドラパルトex
ミュウexのゲノムハックからファントムダイブが飛んでくることを十分に警戒しておきましょう。特に終盤、相手残サイド3で無傷のドラパルトをバトル場に立てると勝ち確定に見えることがありますが、ベンチにHP60以下のポッポなどがいることで3枚取りされることがあります。
(PTCGLのvsドラパルトは非常に勝率が高いです。しかもゲノムハックでの勝利が多すぎる。)

ウガツホムラ
有利対面ですが、マグマの滝壺は利用に細心の注意をしましょう。
おまもり無しの場合、滝壺1回でHP210となりスタークロノスで落ちる圏内になってしまいます。折角のHP230が生かせません。また、おまもり付きの場合、滝壺1回でミュウexのゲノムハックでれっかばくしん(260)をコピーされるとワンパンされます。どちらも1ターンの延命ができることを考えると、マシマシラが都度相手にダメカンを飛ばせる場合を除いて「滝壺は使うな」と言ってもいいくらいです。

トドロクツキex
折角のHP230を生かすため、モモワロウのしはいのくさりは使わないようにしましょう。スタークロノス圏内に自ら入らないように。
ディアルガを狩りつくて残サイド2になったとしても、ミュウexのゲノムハックでモモワロウのイライラバーストを使われると負けますのでご注意ください。
(個人的には(HP230なので)苦手だったのですがモモワロウが参戦して戦いやすくなってしまいました)

オリジンパルキア
ディアルガVSTARを落とせるほど双方がベンチ展開している場合、ミュウexのゲノムハックでパルキアも落ちます。特にエネ管理のシビアなデッキなので序盤のげっこうしゅりけんを無理して打つとそのあとが続かないこともあり得ます。

ミライドン
ミライドン、ライコウ、ライチュウなどすべてスタークロノス圏なので比較的厳しいです。テツノカイナをうまく使ってメタングを狩る動きが大事です。速度で圧倒しましょう。
尚、テツノカイナに中途半端なメタルブラストを当ててきたら、そのあとにゲノムハックでごっつあんプリファイでサイド3枚とられる警戒が必要です。

ロストバレット
可能ならかがやくゲッコウガを出さない方が良いです。ゲノムハックからのげっこうしゅりけんが飛んできますので。

パオジアン
先2げっこうしゅりけんや、テツノカイナで勝ちに行きましょう。メタングを狩りつくせるならキチキギスexのクルーエルアローも打てます。
テツノカイナはゲノムハックからごっつあんプリファイを打たれる警戒をします。

オリジンディアルガ
先攻有利ではありますが、ミュウexが3エネでスタークロノスを打ってくることを忘れずに。

ソウブレイズex
有利対面ですが、例によってミュウexのゲノムハックでワンパンされます。
気を抜かずにベンチの展開も行いましょう。
どうしようもないと思いますが、先2げっこうしゅりけんもゲノムハックで打たれますので心の準備はしておきましょう。

リザードンex
ブライアは使わせませんのでよろしく。

それ以外のデッキは苦手得意はあるでしょうが、大部分が一般的な対応で大丈夫かと思います。

おわりに

アクティブに動ける分、ヨノワールの方がえらい(大樹型ディアルガ)というのはその通りです。ただ、ベンチ消費無し、サイド消費無し、即時反映、デッキ枠1で実現できるデラックスボムは相当低い要求で似た動きを実現できます。
また、ゲノセクトはメタングディアルガが一番自然に採用できるカードかと思います。

今後、強いACE SPECが出るほど存在感が出るゲノセクト。強い高要求ワザが出てくるほど活躍するミュウが裏コンセプトとして活躍するこのデッキは、未来の可能性をも感じさせるかな、と思います。

私の中ではポケカは楽しんだモン勝ちです。カジュアルゲーマーということもあり、勝率の上がる選択ではないかもしれませんが、思惑通りに事が進んだ時の快感や、対戦相手が今まで考えなかった盤面にポケカの楽しみを感じてくれたら、それが一番嬉しいです。

謝辞

参考になる情報を発信していただけるポケカプレイヤーの皆様に多大な感謝を。
特にオリジンディアルガについては次の皆様の影響を多分に受けています。

リコ様

内弁K様

そら様

まなたろ様

(記事等読んだ順)

こんな駄文を読んでいただいたあなたにも感謝を。

更新履歴
2024.09.06 初稿
2024.09.13 相手視点での注意点を追加
2024.09.18 サムネイルをデッキリストに変更。画像は公式サイトへのリンクになるように設定。

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